サバイバルファミリーのレビュー・感想・評価
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ファミリーコメディだよね。
謎の停電現象が起こった日本、チャリンコで鹿児島まで向かおうとする無計画なおっさんとその家族。
情弱そのもののおっさん(小日向文世)がノコノコ出勤している姿はまさに社畜。
しっかりものの妻、今時大学生、高校生の息子に娘に対してリーダーシップも取れずただただ勢いで無茶苦茶する。
猫缶食べたり、農家の豚捕まえたりそれなりの事はするが肝心要の生き抜く術に欠けている。妻の言う「お父さんはそう言う人なの!」に集約されている。
まぁこんなことが起こると困るが都市部では生き残れないのはよくわかる内容だった。
示唆に富むサバイバルモノ
裏MVPは大地康雄。
東京から鹿児島県姶良市まで蒸気機関車も使って108日。
2年半弱で復旧、太陽フレア彗星接近かはたまた⁉電気が無いと何も出来ない現代社会。
ロケは仙台に山口県、鹿児島県姶良市JR西日本、神戸に南房総市、埼玉県、都内も荒川と文京区と幅広い。これが画に活きてる。
わざわざ通天閣に南下したのは納得いかんが須磨水族館で海鮮鍋は笑った。
小日向文世は虫にたかられケツを出し汚れ捲りの大活躍。
発煙筒の火が周りの枯草に燃え移り目の前で丸焼けになるかと。
葵わかながサバイバルするにつれどんどん良くなる。
深津絵里が随所で笑いを堪えている様に見えて仕方ない。
都会の脆さ
現代社会で電気がなくなったら、どうなるか、一つの家族の命がけのサバイバル。SFだが現代社会の批判しながら決して教訓的な作品にはならずエンターテイメントとして楽しめた。都会の脆さは、日本人の潜在的恐怖でもあるが、本質的な解決は難しい。ここに描かれた世界はファンタジーであり、実際に電気がない世界はもっと悲惨が予想されるが、人が力を合わせ難局を乗りきることで社会は継続してきたのは確かなのだ。
ファミリーロードムービー
電気が使えなくなった現代社会でいかに生き残るかがテーマのコメディ映画って前情報だったが、サバイバル要素はそんなに描かれるわけではない。
電化製品全般が使えなくなるというシチュエーションも、政府や自治体がどう対応したかに触れず、一家族からの視点で描ききるという潔さがよかった。
本作品はむしろロードムービー。道中で出会う人々やトラブルを楽しみ、感動する映画だ。大傑作とは言わないが、それなりに楽しめる良作だと思う。
電磁波のようなダメージを受けて電力を使用するものが一切使用できなく...
電磁波のようなダメージを受けて電力を使用するものが一切使用できなくなるという(電池も)災害が起きた中で、困難を乗り越えて成長する家族。災害ものとしてみると変なとこいっぱいあるけれど、それでも面白かった。
冒頭では思いやりというか家族に対しての関心がなく各々が自分のことだけ考えているような描写がなされていたのが、危機を乗り越えて、自分でやる精神お互いを思いやる気持ちや絆が生まれたようになっていたのが良かった。
スマホや鯛や青虫といったもので心境や状況を表現してるのが映画的。
何が大切か
大切にしているもの 。仕事、スマホ、お金、家族…。突然電気がなくなって、やっと大切なものが見えてくる。家族の繋がり、人との繋がりが、本来生きていく上で如何に大切か考えさせられる作品だった。シリアスになりすぎず、コメディとして丁度良かった。
楽しみだったのにぶっ飛んだドタバタコメディも無く淡々とした日常とい...
楽しみだったのにぶっ飛んだドタバタコメディも無く淡々とした日常という感じで物語が進んで終わっていきました。映画にするんだからもっとぶっとんでいても良かったと思います。
深津
矢口の魅力の大部分は女優というか、女性キャラの作品にしめる比重によっていて、だから、ロボジーは乗れないし、ハッピーフライトですら危うい。深津絵里をもう少しクローズアップすれば良かった気は。蒸気機関車のCGは良く出来てる。
ただのシチュエーションコメディにあらず
結論から言うと感動した。
ただのシチュエーションコメディかと思って見てたら、家族の絆が深まって行く様や、昔の知恵がいかに素晴らしいか、今の状況に慣れて右往左往する様に他人事や映画の中だけの事と思えず感動している自分がいた。
特に養豚場での食事シーンは映画史に残ると言っても過言ではないくらい美味しそうだった。風呂や布団の温もりも伝わって来た。
電気がなくなりサバイブするハードさと、これは起こりうる事なんじゃないか?という怖さと考えさせられる作品だった。
親父の意地の張り方も若い頃ならダセェで済んだと思うけど、父親目線だと凄い分かって頑張れ!と泣けた。カツラってのは親父の意地が頭の上に乗っかってるって事なんだなぁ。
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