サバイバルファミリーのレビュー・感想・評価
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2度目GWのコロナ自粛で観る
原因不明の長期大停電の中、家族4人で東京を脱出してのサバイバル喜劇。現在のコロナ禍に遭っての自粛生活にも通じて今まで当たり前の環境から一転する家族生活のあり方が笑いと共に何か考えさせられる映画。大規模地震でコロナ禍での日本社会のあり様を見ると高層階のマンション暮らしだと意外に有り得る事かも。。と思ってしまう。
災害が起こった際の人間の醜さとか狡猾さの描き方とか、大きな困難を乗...
災害が起こった際の人間の醜さとか狡猾さの描き方とか、大きな困難を乗り越えた時の成長の描き方は好きでした。
特に前者は最近の情勢でとてもリアリティを持つようになったと思います。
ただ、たいしてサバイバルもそんなにしてないし、所々「は?」と思うところもありました。
災害の原因も濁されてるし。(これに関しては一応の説明が作中にされますが)
車も電車も止まってるのに飛行機が飛ぶわけないし、それを停電してから一週間後に空港に行って知るという愚かさ。いくらなんでも頭が悪すぎると思います。
要は、馬鹿な家族があたふたするのに付き合わされる映画です。イライラする映画でした。
早く気がつけよ
嬉野雅道さん著書の「ただばたらき」で紹介されてましたこの作品
感慨深く見入ってしまいました
ホセ・ムヒカさんのスピーチを思い出します
人は何に幸せを感じるのか、発展とは何なのか
宇宙人の想像図に頭でっかちでひょろひょろな顎の小さいものを想像したでしょ
アレは今の世の中の価値観のままたどり着いた人間の姿なのでしょうね
技術の発展とは貪欲な人間の成れの果ての世界なのかもしれないな〜などと思ったりします
今ですよ、踏みとどまるなら
まだ昔の知恵を持った人達が生きているうちに学ぶべき事があるはずです
かつて老人は知識の宝庫として敬われ大切にされてきました
今はなんですか、煙たがりどこかへ押し込み相手をするのもめんどくさがってさ
先人達の知恵を切り離してはいけないと思います
些細なことでもね
タイトルなし
所々都合よくストーリーがおかしな箇所はあるけれど、何でも電気やガスで便利な世の中に警鐘を鳴らし、口先ばかりな親父、我儘で我関せずな子供達が次第に協力し合う様を、ユーモアを交えながら描いている。考えず見れた。
考えさせられる
自分は生きていけないなぁ💧
災害はいつ起こるかわからないので準備しなくちゃな~💦
ストーリーはクスっと笑わせたり暗くならない設定で良かった✨
やっぱり生活力があるって重要かもね💦
深津絵里がママ😃
こんなママいいな~🎵
小日向さん、相変わらずいい味です👍
小さな悩みは、これを観ればどうでもよくなる
ライフラインの停止で全世界の人々の生活が、ある日突然一変してしまう。
程度は違えど、コロナに似たものを感じました。
ただの笑える映画かと思ったら、泣けるし色々考えさせられました。
非常事態にはデマがつきもの
最初は関東一円の大停電かと思われたが、テレビ、ラジオも全て喪失してしまう事態。おまけに都市ガス、水道も使えない状態となってしまい、大パニックとなる様子を打ち出していた。最後に原因は太陽フレアによるものか隕石によるものかと発表されていたが、最大規模の太陽フレアができると現実に起こりえる事態だ。たしか100万年に1度とか・・・
大地震によるパニックは本当に痛ましいことだが、情報が全く入らないのも恐ろしいこと。大阪以西では電気が来ているなどというデマも流れ、家族は自転車でまず羽田まで向かうが、飛行機も飛んでいない。電気を使うものが全て使えないのだ。
水と食料の確保。そして車も全て止まっている高速道路に乗って鹿児島を目指す鈴木一家。大勢の人々が高速道路にも溢れかえっていた。兵庫県あたりで養豚場をやっていた田中さん(大地康夫)に助けられたときには、そこでずっと暮らすのも手だったが、祖父(柄本明)も心配だったため、田中家を後にする。川を渡ったとき、父親(小日向)が溺れ死んだと思われたが、後に蒸気機関車に乗っていた家族に助けられる。
災害シミュレーションとしても面白いし、地震や戦争とも違って、人がそんなに死んではいないところが楽しめる。やはりこんな状況だと田舎暮らしが強いんだなぁ。
面白かった。また、他人事じゃなかった。
一昨年にあった北海道の大停電を経験してるので身につまされるものがあった。
ストーリーは至ってシンプルだが、笑いあり、涙あり面白かった。
最初はどこにでもある現代の家庭や思春期の子供の在り方みたいなのが浮き彫りになるけど、災害によってよりシンプルな元々の家族の絆が蘇ってくるという感じ。
家族愛と当たり前のありがたさ
コロナで色んなことが制限されて、買い物も品切が続いていた時期とリンクされた。
そして何かあった時に大事に思うのは家族だなと再認識する映画。
クスクス笑える所もあるし、飽きずにみれた。
自分がこうなったらどうしよう?
見ている時、見終わった時、
全ての時間において
自分だったらどうする?
こんな決断できる?
こんな人達に出会える?
って色々考える映画だった。
クスッと笑える場所があるから
飽きずに見れるし
登場人物もキャラがハッキリしてるから
すごく見やすくて
感情移入しやすかった。
だからこそ余計に、
考えさせられる映画だったな。
学校の教材とかで
子供に見して欲しいレベル。
災害とは?
実際起こったらどうなのるのか?
明日には忘れるような映画かもだし
別に役に立つ事はないかもだけど
純粋に見て感じて欲しい。
[感想]現在のエネルギー大量生産の時代を揶揄したかったのでは?
インフラが止まってもなんとか行きにく家族をコミカルに描いた映画。
主な感想は下記3点。
①エネルギー大量消費の時代を揶揄
現在のエネルギーを大量消費する時代を揶揄したものに思えた。今後、化石燃料を使い続けると今の生活は出来なくなり、少なからずこのような生活を強いられる時が来ると思う。(100年後、200年後か分からないが)
②環境適応能力の重要性
今のコロナの問題でもそうだが、現状をみて適切な行動を取れることが大事。過去の経験に頼らず、自分の頭で何をするべきか大事。考えるだけでなく、実際に行動に移せることが大事(いち早く東京を離れた上司は全体像が見えている)※コロナ中国流行初期、日本での水際対策をみて絶対に日本でも流行ると考えながらも、50枚ほどしか追加で用意しなかった自分を反省。
過去こんなことが無かったからという考えが邪魔をした。先を見通す力、見通したことに対応する実行力が大事。
③人間の悪いところは隠されていること
実際にこのような事態になったら、強奪、殺人などより汚いところが見えていたと思う。そこはコミカルに描くために隠されていたのでは。
色々ツッコミどころはありますが考えさせられます
タイトル通りです。
細かいところは目をつぶって馬鹿馬鹿しい展開に笑おうというつもりで臨みましたが、結構考えさせられました。
小日向文世さん、コンフィデンスマンJPとは違って少しいやな親父ぶり、いい感じでした。
深津絵里さんは『踊る大捜査線』でも好きでしたか、結構前からシリーズ化しているダイワハウスのリリーフランキーさんとの夫婦が大好きです。
フォカッチャ焼いてるのも好きですし、バックストリートボーイズの主題歌だった昔のドラマも好きでした。
結局は大好きな女優さんだってことですね。
現在の不自由な生活を目の当たりにしてつくづく考えさせられました。封切時より今観ることお薦めです。
南海トラフの後の世界
南海トラフが来たらこんな生活になるのでは⁉️しかし、さすがに餓えても豚は捕まえないと思う。器具もなくさばけないし。
私だったら鹿児島にはいかず、住み込むかなぁ。
小日向文世よかった
矢口史靖監督は毎回様々な独自な視点のオリジナル脚本でコンスタンスに映画を撮っていて、しかもヒットさせている。こんな才能の持ち主はそうはいない。国宝級の人材。その上に常に「コメディ」なのである。こんな作家性の強い監督はそうはいませんよ。
今作は社会性の強いシチュエーションであるがやはりコメディ。超シリアスに描くこともできたハズだがそうは撮らない。作家性の強い人なのだ。
時にパニック映画のようでもあり、ディストピアSF、またはゾンビ映画で見る風景であったり。やっぱ脚本が上手いねえ。肉に齧り付いて泣くシーンにおもわずもらい泣き。「わかんない!」
終盤にかけての畳み掛けと長すぎないエピローグも見事。エンタメとメッセージ性のバランス感覚は天性のものですかね。傑作です!
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