マグニフィセント・セブンのレビュー・感想・評価
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久しぶりの西部劇はええなーw
誰にでもわかりやすい勧善懲悪のシンプルな内容ながら西部劇好きにはたまらない内容になっていた。
出てくるキャラクターが味のあるメンツで非常に面白い。もう少し一人ずつの紹介があっても良かったけど、、、。
現代の様なオートやセミオートの武器では無く、リボルバー、斧、ナイフ、弓矢ってのが良いw
馬を走らせて荒野や森を走るシーンがただただかっこいい。
それでもやっぱり一本道なシナリオや特段の見どころや革新的な映像があるわけではなくその点は特に真新しい感じは無かった。
それでも画面狭しと暴れまわる7人のガンマン(?)は非常に魅力的だった。
それにしてもバンバン、ドカーンと見終わったらお腹いっぱいになるとおもうw
まっとうすぎるほどの西部劇
今の時代に西部劇・・・ということでCGやワイヤーアクション満載のなんちゃって西部劇かと思っていたら、良い意味で予想を裏切られました。「荒野の七人」をトレースするというより、西部劇の王道をトレースする正当な映画でした。デンゼル・ワシントンがゲーリー・クーパーに見えました。
黒澤へのリスペクトとしては、「七人の侍」もそうですが「用心棒」や「椿三十郎」へのオマージュも垣間見えました。「またカメラアングルが低めからの仰角が多かったのも、あるいは同じ日本の巨匠の小津映画へのオマージュかもしれません。これはうがちすぎか?
七人のキャラクターもしっかり立てられていました。ケビン・ベーコンはおいしいところ持ってくなあ、いつも。
しいて不満を上げるなら(まあ評論家が突っ込むでしょうが)、インディアンへの視点、世界の警察と称して他国の非戦闘員を大量殺戮するアメリカという国家システムへの視点が欠如していることかな。盛り込もうと思えば盛り込めたんですけどね。
いずれにしろ7人のうち生き残ったメンツを見ると、現代のアメリカの状況が垣間見えますね。
そういったへ理屈はおいといて十分楽しめる映画です。今も西部劇という市場が生きていたなら中ヒットくらいはした映画でしょうね。
アクション西部劇
七人の侍は元祖だから超えられない魅力があるから比べ物にならない。
この作品は荒野の七人のオマージュ沢山なアクション西部劇って感じ。
ガン・アクション好きにはたまらない映画だと思う。
ガンマンの死に様も面白い。
カッコよく死ぬ男の美学っていうものは時代劇や西部劇でしか表現できないなってくらい爽やかでスカッとする。
近年、こういう映画が少なくなって現代人にストレスを与えてるとすら思う。
この映画のガンマン達は超人的なスーパーマンと違い、撃たれたら痛いし確実に死ぬんだよな。
自己犠牲の精神ってやつ。
無駄なドラマなんて無用。
水戸黄門と同じ感覚で見るけど、それをより暴力的でより人のために命を張れるかカッコ良く死ねるかの違いだけだと思う。
人間ドラマとして見る映画じゃない。
なんだ、ただの最高か…。ボロボロ泣いたわ。なんだこの最高の男たち。...
なんだ、ただの最高か…。ボロボロ泣いたわ。なんだこの最高の男たち。細かいこと全部どうでも良くなる。後半の盛り上がりがヤバイわ。見せ場の連続。瞬き注意。あーーーー最高です!!!
マイノリティ頑張れ映画!
黒澤明の1954年に公開した時代劇「七人の侍」を、
1960年に西部劇としてリメイクした「荒野の七人」を、
2016年にまたまたリメイクした、最近のハリウッドでは珍しい本格西部劇。
西部劇の名作をリメイクするということで、デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホンと、キャストも豪華!
個人的には「七人の侍」は学生時代から何回か観ていましたが、「荒野の七人」は恥ずかしながらいままで観たことがなく、本作が公開するってことで慌ててレンタルして観た次第。
それくらい西部劇には疎い自分がハマれるか不安ではありました。
しかも、肝心な七人が、黒人に白人にメキシカンに韓国人にインディアンなどなど…「こんな七人で、はたして成立するのか?!」と不安でしたが…ノープロブレム!!
それぞれのキャラの立ちっぶりにワクワクが止まらず、マイノリティの彼らが奮闘する姿にワクワクがさらにヒートアップして、
三幕目はアドレナリンマックス!
何度も心の中で「WOW!」の連続で、
血液が沸騰状態のままエンドロールで「あの曲」が流れた時には、「カッコ良すぎだろ!!」と地団駄踏むほどでした。
本作は、メインプロットこそ「荒野の七人」を下敷きにしていますが、新作と言っていいほどの脚色されていて、
「荒野の七人」を観た際に感じた不満部分が解消されていたのも良かったです!
個人的には「七人の侍」のリメイクって言えるくらい、元ネタ寄りだったと思います。
「荒野の七人」よりも、それぞれのキャラは丁寧に描かれていますし、三幕目の戦闘もちゃんとロジックがしっかりとした作りになっています。
とくに秀逸だったのは、先述した「七人のマイノリティたちが悪を成敗する」という脚色部分。
不安要素どころか、移民を排除しようといている今のアメリカの情勢へのアンチテーゼとも取れて、非常に今っぽい作りになっていました。
タイトルの「マグニフィセント」とは、「格調高い」とか「素晴らしい」とか「見事な」とか、そういった意味があるそう。
そんな「マグニフィセント」な人々を排除しようとする動きを止めるために、いまこそアメリカ国民は彼らのように立ち上がる必要があるのではないでしょうか。
立つんだ、村人!
スター性ではオリジナルに及ばないが、かなり忠実にリメイクしたなぁ
と冒頭で思った。時代の流れで今回は復讐がメイン、懇願するのも女性、
ただ村人のため参戦する過去作と比べると、そうはいくかい!といった
現代的なアプローチで畳みかけてくる。七人の侍も荒野の七人も大好き
な自分には今作も悪くはないが、この話ってそもそもメインとなるのは
村人たちであって、彼ら賞金稼ぎのガンマンなどはその助太刀役である。
そう考えると今回は村人との交流や子供とのドラマがバッサリ抜かれた。
本来は弱い立場の者たちが一丸となって立ち上がり闘うことそのものに
(立つんだ、ジョー!みたいな)英雄魂を感じ揺さぶられるのにと思った。
個々のキャラも悪くはないが、そういった同一感というか、多種多様な
存在感はあれど、一人一人を語るだけのドラマがない。唯一C・プラット
の見せ場が多く活躍もあって楽しめたが、あのラストだし…残念な気も。
とはいえ、強烈な撃ち合い・殺し合いに関してはさすがのA・フークワ節
が炸裂して物凄い。ガトリング銃なんてまぁしつこいこと!大量殺人を
食い止めるには知恵が必要なのもよく分かったし、見せ場はかなりある。
(エンドでバーンスタイン再び。J・ホーナーの遺作を聴いてやっと満足)
アクションシーンは良かったけど、120分なだけに仲間が増える過程に...
アクションシーンは良かったけど、120分なだけに仲間が増える過程に厚みが無く、ラスボスの悪行も最初だけなので、ストーリーが薄っぺらい印象になってしまった。
楽しめるし、感動も出来る作品
私の住む地域では上映があと2日で終わるということだったので駆け込みで観て来ました。
公開前から観たいなーと思っていたのでとても良かったです!
ストーリーも結構作り込まれていて、アクションシーンも沢山。ザ・西部劇!って感じがしました。
キャラクターも1人1人個性があって、皆いい奴で…。知らない間に感情移入してしまって、後半は5分おきくらいに泣いてしまいました…。
あの男の友情や生き様は絶対にスクリーンで観るべき!
ほぼヒーローもの。
悪い者をやっつけます。フツーです。
良くも悪くも。
みんながハッピーエンドになれればいいんだけど...。
個人的には、撃ち合いのさなか、イマイチどれが味方で敵か分からず
ついていけてなかったw
動体視力の問題か、人の区別が付かないのが問題か。いや、動体視力ですね。
アジア人(イビョンホン)すら戦ってる時は見分けつかないくらい速かったですからー。止まってたらちゃんと分かるんだけど。
バンバンスパスパ、気持ちがいい(^^)
銃も刀も弓さばきまでかっこいい(^^)
アートワークは良かった!!
西部劇の新作はあまりないので期待しましたが、つまらなかったです。どのシーンも間延びした印象でテンポが悪く、王道のプロットで見せ方がこれだけ下手なのは逆に凄いと思います。同じ監督の「イコライザー」に凄まじい緊張感があったのはまぐれだったのでしょうか。街がスカスカでセット感が出過ぎでした。「崇高な7人」もセット扱いのゲイカップルや単体では映えないアウトローもいてパッとせず、3人の白人と韓国人が死んで黒人、メキシコ人、ネイティヴ(と女)が生き残るという露骨な終わり方で気持ち悪いです。私怨であることを隠して仲間を集め、皆がやられてから出てきて復讐を果たす主人公の姿は割と卑怯者でした。至近距離でダイナマイトが爆発して肉片が散らばるのではなく普通にバタバタ倒れていたシーンはコントみたいでおかしかったです。それっぽく作ったと言うだけの魂のない映画でした。マウンテンマンの殺人鬼っぽい感じと、クラフト地に赤のアートワークは良かったです。
まるで桃太郎みたいだけど
西部劇好きなんですよね。
「リオブラボー」に「真昼の決闘」
「アラモ」「ワイルドパンチ」
「ラスト・シューティスト」
「マーヴェリック」
「クイック&デッド」も良かったな。
復習や正義がテーマで、
わかりやすい物語。
罪を犯したり、
家族や友人を殺した
悪党には成敗を!を合言葉に、
爽快感を感じるものが多いけど、
むしろこれは、
フォーマットだと思ってるくらいで。
で、この映画は名作「七人の侍」を
リメイクした「荒野の七人」を、
さらにリメイクしたらしい(笑)
それはチンピラガンマンたちの、
精神性を語っていた名作。
けど西部劇にカタルシスが
踏み込んでくるのは、
僕はどうも苦手だな。
だから正直、期待してなかった。
とにかくD・ワシントンが
かっこいい!
この時代に黒人の執行官なんて
いるわけないけど、
そんなのどーでも良い。
馬さばきもやばい。
で他の6人が、
ちゃっちゃと集まっちゃうのかいっ。
動機もあやふやで、
ぜんぜん「荒野の七人」
じゃないじゃん(笑)
まるで桃太郎みたいだよ(笑)
そこが僕は、らくちんだったけどね。
イ・ビョンホンとイーサン・ホークも、
立ち位置がわかっててシブい。
ガール・オン・ザ・トレインで
好演してた目の魅力的な女性、
ヘイリー・ベネットに
再会できたのも嬉しい。
キャラの個性は、そこそこ楽しめる。
およそ100人を相手にする、
ガンファイトは、ど迫力。
画角もいちいちツボを得ていて、
監督はなかなかの
ウェスタンオタクなんだろう。
お約束な、
コルト45ピースメーカーの
ガンさばきも、
スタイリッシュでにやにやしちゃう。
この銃声と馬の叫びと爆発音は、
劇場で見るとやっぱり高ぶるなぁ。
いやぁ「荒野の七人」の
リメイクなんて謡っちゃうから、
みんな怒っちゃうわけで。
西部劇アベンジャーズと
割り切って観れば、
娯楽映画としては上出来ですよ。
そしてエンタメとして観た若い世代が、
「荒野の七人」や「七人の侍」にも
興味をもって、ビデオで見返す
なんてことになれば素敵だな。
それだけでも、
十分に意義はあったと
思うんですよね。
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