八重子のハミング

劇場公開日:

八重子のハミング

解説

「陽はまた昇る」「半落ち」の佐々部清監督が、4度のがん手術を受けた夫と、若年性アルツハイマー病を発症した妻の絆を、実話をもとに描く。胃がんを発病した夫・誠吾を支え続ける妻の八重子に若年性アルツハイマー病の疑いがあることが明らかになった。誠吾は4度のがん手術から生還することができたが、八重子の病状は進行し、徐々に記憶をなくしていく。介護に苦闘しながらも八重子との時間を愛おしむ家族たちと、妻に寄り添い続ける誠吾の12年にもわたる日々が描かれる。佐々部監督の故郷である山口県で撮影され、原作は山口県萩市在住の陽信孝が自身の体験をつづった同名著書。夫・誠吾役を升毅、妻・八重子役を高橋洋子がそれぞれ演じる。

2016年製作/112分/G/日本
配給:アークエンタテインメント
劇場公開日:2017年5月6日

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(C)Team「八重子のハミング」

映画レビュー

3.5【”若年性アルツハイマーの一番の薬は優しさ。”罹患した妻を自らも癌になりながら必死に支える夫の姿から学ぶこと多き作品。】

2024年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

◆感想 ■私の周囲には、両親を含めアルツハイマーになった人は居ない。故に、この作品からは、様々な学びが有った。 1.元気な時でも、夫婦がお互いを思いやり、体調が悪そうなときには声掛けをして無理をさせない事。 2.万が一、連れ合いが罹患した時にも、相手の人権を尊重し、優しく接する事。けれども、自分のストレス発散の方法も決めて置く事。 3.恥ずかしがらずに、病の事を隠さない事。そして、頼れる人には遠慮なく頼る事。 ■多分、アルツハイマーになった方を世話をするのは、想像を絶する大変さなのであろう。今作で描かれているように、綺麗ごとでは済まない事も多いのだろうと思う。  けれども、今作で描かれているように八重子さんと石崎誠吾さんは、教師として頑張って来たからこそ、教え子や家族そして頼もしい友人の理解があったのだろう。  アルツハイマー発症の理由は未だ完全には解明されていないし、特効薬もない。  だからこそ、普段から節度を持った生活を送る事が大切なんだろうな、と思った作品である。

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NOBU

3.0がんとアルツハイマー

2024年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

主人公(升毅)は胃がんの手術に始まり、転移により計4回の手術を受けた。 妻(高橋洋子)は同時期に若年性アルツハイマーを発症し、主人公の12年間に渡る介護の末亡くなってしまう。 この実話を山口県萩市の風景の中、淡々と描かれていく。

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いやよセブン

3.0ドキュメンタリー的

2022年2月8日
iPhoneアプリから投稿

実際、実母の認知症なので、 時間の経過と症状の進み具合が、リアル お父さん、お母さんと呼び合っていたので はじめ夫婦とは思わなかった 八重子さんと呼んで欲しかったなぁと思います 今は、介護保険で色々できるので助かってます

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Billy

4.0佐々部監督のご冥福をお祈りします

2020年4月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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kossy