ベン・ハー

ベン・ハー

解説

アカデミー賞で作品賞、監督賞ほか史上最多11部門を受賞したウィリアム・ワイラー監督、チャールトン・ヘストン主演の歴史的大作を、「ウォンテッド」「リンカーン 秘密の書」のティムール・ベクマンベトフ監督、「アメリカン・ハッスル」のジャック・ヒューストン主演でリメイク。エルサレムの名家に生まれたベン・ハーは、義兄弟であるメッサラの裏切りにより奴隷船送りとなった上、乗っていた船が転覆するが、謎の族長イルデリムに命を救われる。やがて数年ぶりに戻った故郷で戦車競争出場の機会をつかんだベン・ハーは、復讐心を内に秘め、競技場でメッサラとの宿命の対決に挑む。主人公ベン・ハーをヒューストンが演じ、トビー・ケベルが宿敵メッサラに扮した。そのほかモーガン・フリーマン、ロドリゴ・サントロらが脇を固める。

2016年製作/アメリカ
原題または英題:Ben-Hur

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映画レビュー

4.0べべべ・ベン・ハー

2024年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

西暦一世紀初頭のエルサレムを舞台に、ユダヤ人貴族の家系に生まれたベン・ハーの半生とイエス・キリストの受難を絡ませたハリウッド歴史大河。

有名なアカデミー賞作品のリメイクだが初見。若かりし頃、レンタルビデオ店でアルバイトをしていた時に、1959年版の2本組のでっかい箱を思い出した。当時はパッケージイラストの仰々しさに引いてしまって、大人になったら観ようと思っていたが、そのまま年を喰ってしまった。

さて、肝心の2016年版ベン・ハーだが、この一本だけで観ても、映画としてのレベルは相当高いドラマだ。ただ開いた口が塞がらないような感動はしなかった。VODで観たせいか、歴史大作なのだが映画ではなく、ネット配信の優良ドラマを観ているようで、ダイナミックさに欠けていた。これは監督や脚本サイドなどの企画の問題だろうか。残念ながら、伝説のベン・ハーではなく、噂のベン・ハーだった。

とはいえ、キャスト、人間関係、世界観、クライマックスの戦車戦も申し分なかった。特にストーリーは、エルサレムの貴族の息子の波乱万丈人生とイエス・キリストまで絡ませる展開は、普通思い浮かばない。このぶっ飛んだプロットだけでも触れる価値あり、2時間チョイでもあるので、気軽に鑑賞されることをおススメいたす。

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ihatakaeight

4.0新・ベン・ハー

2024年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

第32回
アカデミー賞計11部門を受賞した
スペクタル史劇

1959年版「ベン・ハー」は
3時間半の長編作品で
インターミッションありでしたが

リメイク版は、最新技術で再現し
一気見できる範囲に

ローマ帝国を舞台に
エルサレムの名家に生まれた
ジュダ(ユダ)・ベン・ハーと
その義兄弟のメッサラ

信じるものが異なり
メッサラは
地位と名誉を求めて
ハー家を出て行く。

ローマ軍に入隊したメッサラは
戦い進め 凱旋。

二人は再会を喜び合うが
ローマ支配へ抵抗があるベン・ハーは
メッサラに総督を狙う者達を教えろと
聞かれるが 教えない。

ベン・ハーの家で匿っていた
若者が 通りをゆく
総督に矢を射った為
家族を守ろうとして
自分がやったと告白し
メッサラに
ガレー船の奴隷送りとされる

一番の見どころは
やはり、競技場での戦車競走。
宿命の対決シーンは迫力満点
ベン・ハーが乗る白い馬の登場は
オマージュでしょうか

ベン・ハーに競技場での
行動をアドバイスする族長役の
モーガン・フリーマンが
印象深かったです。

聖書や、絵画に描かれる
ナザレのイエスも登場

チャールトン・ヘストン版では
その後ろ姿しか見ることができないが
リメイク版では、
人間的なイエスで登場するのが
驚きでした。

闘いの末、
ベン・ハーとメッサラの
友情が復活し
家族達もHappyendとなり
良かったのですが
時間的に無理があるのか
もう少し
各状況を具体的に表現されていたらと
思いました。

ラストED曲も素晴らしくて
最初はAdele が
歌っているのかと思いましたが
Andra Dayの
「The only way out」でした。
素晴らしい歌声です。

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LaLa

4.0歴史を知ることが出来て興味深かったが、主人公ベン・ハーへの共感が難しかった

2023年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

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Kazu Ann

4.01959年

2020年9月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

同じタイトルですが1959年版と別の映画としての鑑賞をおすすめします。

理由
物語が前作と要所要所で違い戸惑うので全く別の映画として観ていただきたい。

競技の迫力、凄かった💦💦

許す心の広さ、、、。
自分は持っているだろうか?

慈愛。

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R♪