ナザニン・ボニアディ

イランの首都テヘランに生まれ、ロンドンで育つ。カリフォルニア大学アーバイン校への入学を機に渡米し、生物科学の専攻で優秀な成績を収めた後、演技の道へ。ロンドンの王立演劇学校で現代演劇を学び、「Gameface（原題）」（07）で映画デビュー。以降、マーベルのSFアクション大作「アイアンマン」（08）やポール・ハギス監督作「スリーデイズ」（10）に参加し、人気TVシリーズ「HOMELAND ホームランド」のシーズン3とシーズン4（13～14）や「スキャンダル　託された秘密」のシーズン3（14）にレギュラー出演するなど、順調にキャリアを伸ばす。歴史大作のリメイク作「ベン・ハー」（16）、2008年に起きた実際の人質脱出劇を映画化した「ホテル・ムンバイ」（18）ではヒロイン役を務めた。人権活動家としても知られる。