キャビン・フィーバー　リブート

パンケーキ！
元と比べると「これはどういうこと？」みたいなことは減った。お互い疑心暗鬼になるところがやはり肝か。グロ描写は良くも悪くもキレイになった気がする。まあ元々凶暴化するわけではないし。
保安官補がガラッと変更されているが『2』には繋がらないからいいのかね。

イーライ・ロス監督のデビュー作のリメイク版だが、本当にそのままリメイクしたような作品であった。大きな変更点もなく、オリジナル版では違和感のある設定を変更して描いている。
イーライ・ロスと聞くと誰もが歴史的トラウマホラー、「ホステル」をイメージしてしまうが、本作は意外にもその様な描写には重きを置かず、危機的状況に置かれた際の人間模様を描いているのである。好意を持っていた相手が急に感染者となってしまうと、まるで汚物を扱うように物置に監禁してしまうというこの防衛本能ともとれる登場人物らの行動など、芯を突いてくる様な構成だ。この様に本作は人間の怖さをしっかりと描いた作品なのだ。流石に10年も経つと映像技術の進歩には感心する。浴槽のシーン等は本当に気持ちが悪く、痛かった。また、本作にもオリジナル版同様、無気味な地元住民が登場するが、異質を放っている彼らが本当に怖い。彼らが終盤の物語に彩りを付けてくれる存在になるのである。全体的にオリジナル版よりも良くまとまっており、より現実的な恐怖になっているのが非常に怖い。特にコロナが蔓延をしたこともあり、それも相まって本作における登場人物らの気持ちには十分理解出来る。しかし、内容がオリジナル版と同じすぎてリメイク化の意味が理解できないのが正直なところではある。下手に新たな設定を加えて台無しにするよりかは良いが、完全に新しく生まれ変わった「キャビン・フィーバー」を期待してしまった。
だが、記念すべきイーライ・ロス監督のデビュー作のリメイクだ。ホラーファンは是非ともチェックをして欲しい。

　10年前に見たきりだから、記憶は欠如。しかし、「リブート」ってほどじゃない。「リメイク」という言葉より語感がよかったからつけたものだと思われる。

　子供に噛まれるというエピソードの後、キャンプ地に到着した5人。バートが森の中でマシンガンを乱射すると、人に当たってしまう。

　犬を連れたコナーという男がキャンプファイアーに現れる。コナーは一旦帰ったが、そこに現れたのはバートが撃った男。何かの感染症にかかっているようで、血を吐きながら「助けてくれ」と叫んでるのに誰も助けない。逆に火をつけて殺したのだった。

んー………。汚染された物を口にして　未知の病原体に身体が侵食される話。

登場人物は、キャビンに泊まる若者以外 一風変わったと言うか…そんなキャラに設定する意味あんの？！という感じ。
その辺はかなり謎でしたね。
キャンプファイアが見えたからと近付いてきた若者とか、噛みつく子供。特にSexy保安官補佐www
謎と言えば、途中のＢＧＭも画と合ってなかったしなw

感染して凶暴化する訳ではない(皮膚が 痛みを伴い壊死していく)みたいだけど、Dr.マンボだけは凶暴化してましたねw