ジュリエッタ

劇場公開日:

ジュリエッタ

解説

「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」などで知られるスペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督が、カナダのノーベル賞作家アリス・マンローの小説を原作に、孤独な女性が母親として、娘、そして自分と向き合う姿を描く。スペインのマドリードでひとり暮らすジュリエッタは、偶然再会した知人から「あなたの娘を見かけた」と告げられ、衝撃を受ける。12年前に理由も語らずにジュリエッタの前から突然姿を消したひとり娘のアンティアを抱きしめたいという、母親としての激しい思いに駆られたジュリエッタは、封印していた過去と向き合い、居場所すらわからない娘に宛てて日記を書き始める。スペインのベテラン女優エマ・スアレスが現在のジュリエッタを、テレビドラマ「情熱のシーラ」で注目された新進女優アドリアーナ・ウガルテが過去のジュリエッタをそれぞれ演じる。

2016年製作/99分/PG12/スペイン
原題:Julieta
配給:ブロードメディア・スタジオ

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第69回 カンヌ国際映画祭(2016年)

出品

コンペティション部門
出品作品 ペドロ・アルモドバル
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映画レビュー

4.0普通をのひとを普通に描く新境地

2016年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

悲しい

スペインきっての変態監督だったのが、いつの間にか女性映画の巨匠扱いされるようになったアルモドバル。確かに文芸路線、キレキレの珍作、その折衷的作品とどっちの側にも足をかけて活動しているが、女性の生き様を描くにしてもどこか飛び道具のような展開や描写をブッ込んでくるのが通例だった。

ところが今回、軽く新興宗教めいた自己啓発セミナーが絡んできたりはするが、あくまでも普通の女性の半生を、突拍子もない要素に頼ることなく描いている。なんなら近所を歩いていてもすれ違っていそうな女性の物語だと思う。

物足りないという人もいる気がしつつ、アルモドバルらしいちょっとねじれた表現はあちこちに散りばめられているし、本人らしさを失わずに新境地にたどり着いた普遍的なメロドラマではなかろうか。

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村山章

3.5【一人の若き孤独だった女性の罪と大いなる報いを、切ないトーンで、アルモドバル監督が色鮮やかに描き出した作品。】

2022年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

ー スペインのマドリードでひとりで暮らす55歳のジュリエッタ。ある日、古い知人の女性から、一人娘のアンティアをスイスで見かけたと聞き、ジュリエッタの心は大きく揺れ動く。
  アンティアは12年前に何も言わずに家を出ていったまま、音信不通となっていて…。ー

■若きジュリエッタの罪
 ・列車で一緒になった意識不明の奥さんがいる漁師ショアンとの弾みでの情事。

 ・更に、ショアンの奥さんの葬儀の翌日に彼と情交を交わす。一夜限りの関係だった筈なのに。

 ・ショアンとの間に出来た娘、アンティアに夫との関係をキチンと話していなかった事。

 ・嵐の日に、海に出たショアンは帰らぬ人になり‥。それについても、真実をアンティアに話していなかったジュリエッタ。

 ・そして、突然いなくなったアンティア。12年間も音信不通だった彼女からの手紙に記載されていた事。何とも、ほろ苦い物語である。

<若きジュリエッタをアドリアーナ・ウガルテが。中年になったジュリエッタをスペインの国民的女優、エマ・スアレスが演じる。
 アルモドバル監督が上記の内容を、抑制したトーンで淡々と描いた作品。
 ロッシ・デ・パルマは、容姿が余り変わらないなあ・・。>

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NOBU

3.0スペインの海

2022年1月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

スペインの巨匠アルモドバルを知ってるか
と誰に問われたわけでもないけど
「トーク・トゥ・ハー」が良かったから
(いや、ピナ・バウシュが良かった)
これはまぁ普通…
(若い頃とその後の二役にちょっと違和感)

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mamagamasako

3.5「“罪悪感”は感染する」…一人の母親の行動・見聞・内面だけを描くことで娘の内面も描き出す新境地

2020年7月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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もーさん
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