劇場公開日 2017年1月21日

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ザ・コンサルタントのレビュー・感想・評価

全365件中、1~20件目を表示

2.5「逆らわなければ好かれるとでも思ってるのか?」

2024年7月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

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momokichi

4.0秀逸キャラのアンチヒーロー、一作限りではもったいない!

2017年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

興奮

自閉症の天才、サヴァン症候群のキャラクターはこれまでも数多く映画に登場してきた。しかし本作の主人公・ウルフがユニークなのは、会計士という表の顔と暗殺者という裏の顔を持ち、それぞれで天才的能力を発揮する点。会計士としては、大手企業の十数年に及ぶ帳簿を一夜にして精査し、不正を暴いてしまう計算能力。暗殺者としては、命中率100%のスナイパーで、格闘術も達人の域。

ベン・アフレックは、決して感情表現が豊かな俳優ではない。キャスティングが的外れで、さらに演出も合わなかったために、残念な結果に終わった作品もあった(「トータル・フィアーズ」や「デアデビル」を思い出そう)。でも本作は、表情の乏しさがむしろ奏功し、自閉症という設定にある種の説得力を持たせているし、図らずしてボケを繰り出す天然キャラ的なユーモアにもよく馴染むのだ。

アフレックの新たなハマり役、続編が製作されることを心から期待する。

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高森 郁哉

4.0面白い

2025年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

難しい

ドキドキ

とっても面白かった。

ストーリーが緻密で、多層的で、ただの騒がしいだけのアクション映画ではない。

VODでの鑑賞なので、一部止めながらの鑑賞ができたが、映画館なら、70%ぐらいしか理解できないのではないかと思ってしまう。(VODでも100%は理解できてない。3回は見る必要があるかも)

でも十分楽しむことができた。

一番理解できないのは、なぜ、この映画を映画館で鑑賞しなかったのかということ。

もっと情報網をしっかりとしないと、いい映画を観そこなってしまうということを肝に銘じました。

おわり。

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うさぎさん

4.5高い評価も納得の良作

2025年5月27日
PCから投稿

【鑑賞のきっかけ】
劇場公開時には、その存在に気づいていなかったが、動画配信で高い評価を受けているのを発見し、鑑賞してみることとしました。

【率直な感想】
<これまでにない設定>
ベン・アフレック演じるクリスチャン・ウルフは、会計士を職業としながら、裏の顔は、殺し屋という役どころ。
彼は、自閉症という精神疾患であるというところが、これまでにない設定でした。
その卓越した数的なセンスで、会計士としての仕事をこなしつつ、殺し屋という裏の顔を持つ人物。
自閉症の人物を映画で描く場合には、どちらかと弱い立場、場合によっては、被害者的な立場に立たされていることが多いように思います。
でも、本作品では違います。
自閉症を障害と捉えるのではなく、個性のひとつとして捉え、天才的な数学的センスも自閉症であるために備わった能力と本作品では描写されています。
さらに、殺し屋として、凄腕のスナイパーでもあるのですが、冷徹に標的を捉えるのが得意なのも、もしかすると、自閉症であることから、自分に関心のあることへの集中力が並外れていたためなのかもしれません。
本作品の原題は、The Accountant(会計士)なのですが、なぜ、邦題を「ザ・コンサルタント」としてしまったのでしょうか。
コンサルタントは、会計という緻密な計算を行うというよりも、企業経営の手法などをアドバイスする、コミュニケーション能力を要求される仕事。
自閉症の人物は、他人とのコミュニケーションは得意ではなく、ベン・アフレックも、この主人公を他人との関わりが苦手な人物として演じています。
でも、会計士は、会計という緻密な計算を地道に行うことができる人に向いている(もちろん、コミュニケーション能力があった方が有利でしょうが)。
主人公のウルフは自閉症ではあれけれど、特に「数学」には興味を強く持っていたため、「会計士」の仕事が向いているとして、制作サイドは人物設定をしたのではないかと思っています。

<人物の相関図もなかなかのもの>
金融犯罪取締ネットワーク部局のキング長官という人物が指揮を執りながら、「会計士」の正体を探るというのがサブ・ストーリーなのですが、このキング長官の過去が語られるところから、本作品の脚本の緻密な構成が光り輝いて見えました。

【全体評価】
アクションのことには触れてきませんでしたが、一応の水準はキープしており、ここにこれまでにない設定の主人公が活躍する物語展開は、緻密な脚本に裏付けられて、高い評価を得ているのも納得の一作品でした。

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悶

4.0会計処理の映画かと思いきや

2025年5月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

裏仕事を行う会計士の会計ミステリーかと思いきや、ドンパチ物でした

正義を行った者が命を狙われてそれを助ける勧善懲悪物は嫌いじゃないから楽しめたけど、会計士としての働きにもうちょっとフォーカスして欲しかった

また自閉症だという割にヒロインとは結構普通に喋ってない?って思った

夜棒で足をゴシゴシしてるのも何を意図して行っているのか分からない

等消化不良な点はあったけど、イコライザーやビーキーパーなど寡黙な主人公が無双する物語が好きな人は楽しめると思います

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RS-fp4

4.5Make America Great Again!

2025年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

2016年製作の作品
本当のアメリカ人の心意気について描かきたかったのかなと思った。
古き良きアメリカ
この作品の制作時に監督が知ったのが、もしかしたら日本人の気質だったのかもしれない。
特に漫画やアニメに見る人間性
その根源は、もしかしたらあの時代のアメリカにもあったのではないか?
監督の、もう一度善悪について問いかけたいという思いを、この作品に込めたように思う。
最後に、
アメリカでは68人に一人が自閉症という診断がなされるというナレーションが流れた。
人と違うことで「病名」というレッテルが張られる現代社会
日本でもかなり多くの子供たちに、このようなレッテル付けがなされている。
人と違うことが「ダメ」なこととして考えられ、そこに病名がつけられることで「正しい」ハンディキャップが与えられることで、ようやく他人から奇異の眼で見られずに済むと考えるのが、この現代社会だろうか?
この物語の中で描かれる正義はいくつもあった。
あのリビング・ロボ社社長ラマー
株の空売りで資金を稼いで新しいナノテク技術を確立させる。
これはその通りではあるが、悪質な手口 不正を隠すためにプロの暗殺集団まで雇う。
彼は旧友のCFOと妹のリタまで殺害した。
ラマーの誤算は、CFOとリタが応援に呼んだウルフだったのだろう。
この物語は財務省や過去の事件、大企業のマネーロンダリングなどスケールの大きさを見せてはいるものの、単にラマーによる不正とそれがバレそうになったから裏社会の暗殺集団を雇ったことで派手なドンパチが繰り広げられるだけとも言える。
そこに掛け合わせた自閉症の兄弟
生い立ちとレッテルとスパルタ教育
単純な不正発覚から始まったラマーの行動
兄弟たち
成長したジャスティーン 凄腕ハッカー
彼女からの電話によってキング局長が動いていたことが明かされる。
この構図こそ古き良きアメリカ時代の善悪 うまい言葉が出てこないが、そんな感じなのだろう。
守られるべきという言葉が良いかどうかわからないが、ハンディキャップとレッテル
これに対する正しい認識の再確認
幼い頃からたたき込まれた技術そして数学 これは努力だろうか。
「世界は優しくなんかない」
家を出ていった母 幼い自閉症のウルフ ソロモングランディの童謡で抱きしめる父
母の葬儀と父の死
このことが兄ブラクストンが裏社会へと入るきっかけになったのだろうか?
まさかの再会
妹が電話の声の主だと思っていたが、まさかブラクストンがそこに登場するとは思わなかった。
この物語を読み解くのは難しくはないが、ブラクストンやジャスティーンの現在に至る背景が奇抜だった。
そこに掛け合わされたキング局長とメディナ分析官
正義というものの再定義
ウルフはこの中心人物として描かれている。
凄腕会計士 × プロの暗殺者
まるで鼠小僧ハリウッド版だ。
最後にディナ宛に届いた絵画
一人トレーラーハウスを牽引して去るウルフ
この辺がいかにもアメリカ的だった。
特典映像には製作者の想いが語られてた。
それを見れば答えがわかる。
謎解きものとウルフの人生 二面性
「被害者」というレッテルを逆手に取ったことなどが語られていた。
そこにあった新しさには、やはり正義というものの再定義があったように思った。
「古き良きアメリカ」とは、単なるノスタルジーではなく、正義・努力・家族・誠実さといった価値観の再確認。
それは、
現代社会の複雑さや分断の中で、もう一度「何が正しいのか」を問い直す姿勢でもある。
ラマーは「技術革新のための資金調達」という大義を掲げながらも、手段として不正と殺人を選んだ。
ウルフは「法の外」で動きながらも、自分なりの倫理とルールを持って行動する。
この対比が、まさに「正義の再定義」につながっていると感じた。
スリリングで面白い作品だった。

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R41

4.0たぐいまれなる能力

2025年5月8日
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鑑賞方法:VOD

ベンアフレック扮する会計士クリスチャンウルフはリビングロボ社の社長に頼まれ会社を見る事になった。

驚異的な集中力と業務量だね。やっぱり自閉症は場合によってたぐいまれなる能力を引き出すのかな。それにしても想像だに出来なかった強烈なキャラだね。なかなか面白かったよ。

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重

4.0秀逸!

2024年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

爽快なアクションものかと思いきや、
なかなか緻密なストーリーと社会的メッセージもあり深みもありました。

主人公のキャラも素敵です!

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ぞの

4.0ちょっとした伏線が面白い

2024年8月19日
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める

3.0途中で寝てもうたよ

2024年7月27日
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単純

設定は面白いけど、突飛すぎて安っぽい。
途中で寝てしまったけど黒幕はどうせ兄弟でしょ。

にしてもやたら評価が高くてなぜ?と思ったら、映画.com独占試写会とやらが当時あったのね。
そりゃあタダで観たら評価は甘くせざるを得ないでしょうからね...

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Hej

4.0病的な社会システムは瓦解しなけりゃ駄目だ。

2024年4月1日
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マサシ

4.0なんと言っても

2024年3月15日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

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VF25

2.0脚本家が前半と後半で違うの?

2023年10月15日
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Jinketa

4.0主人公が「殺し屋」というのは真っ赤なウソですww

2023年8月17日
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徒然草枕

4.0ストーリーが秀逸!

2023年8月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

よく練られたストーリーに唸りました。
一個一個拾っていく感じがよい。

シリーズ化していく感じがしたので待ち遠しい。

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khapphom

4.5みんな大好き神経質系主人公の無双。 イコライザーとかメカニックとか...

2023年7月24日
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みんな大好き神経質系主人公の無双。
イコライザーとかメカニックとか好きな人は見たかないと損だと思います。
笑いどころが結構あったんだけど周りが静かに観てたから遠慮してしまったのを反省しております。

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omoro

4.0カッコいい

2023年5月21日
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ジャーニー

5.0餞別にポロック

2023年1月3日
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ベンアフレックは監督としても成功したが役者として味があるひとだ。と思う。

美男でタフガイだがフェロモンは希薄。デカいのに威圧感はなく、優しそうで、すこし間抜けな印象もある。案外いそうで、全然いない。

グッドウィルハンティング(1997)の鷹揚なアニキの気配をけっこう明瞭に覚えているし、酷評されたジーリ(2003)でのスカした感じも似合っていた。
(ちなみにアフレックとロペスはジーリからの交際だそうだ。20年間お互いに色んな人を試して今年(2022)ようやく結婚に至った。とのこと。)

192cmの長身だが、颯爽とはしていない。バットマンも似合っていたが軽快or俊敏なムードはなく“どっこらしょ”という感じ。柔和、温厚、ジェームズスチュアートっぽい。

Pros側にHollywoodlandやGONE GIRLがあるかと思えば、Cons側にJersey Girlやgigliがあって毀誉褒貶だが、俳優ベンアフレックが記憶に残っている映画は少なくない。

この映画The Accountant(邦題はなぜか「ザ・コンサルタント」)のアフレックも、記憶に残っている。

自閉症の過去がある癖っぽいヒーロー。感情をあらわさない会計士にして殺し屋。一般人な経理係(ケンドリック)と帳簿について話すときだけ素地が出る。
長身から繰り出されるアクションはすごい迫力。だけど激さない。あくまで静かに、会計監査をしているときと同じ大人しさで、敵をぱたぱたやっつけちまう。痛快。

脚本もよく練られている。
ストーリーのなかで弟と妹が巧妙に配置され、感心した。

ケンドリックは華奢な才媛だけれど、ちょっとモテ過ぎかな、とは思う。

音楽もよかった。
開けてびっくりの餞別(ポロック)と、キャンピングトレーラーが走り去るラストで流れるヴァンモリソンみたいな声の曲、深い余韻があった。(Sean Rowe - "To Leave Something Behind")

ところで昔ジャクソンポロックを描いたことがある。学生時代に一人暮らしのアパートに壁絵が欲しくて自分で描いた。じぶんにはアートの才能も造詣もないがポロックなら、それ風のものが描ける(ような気がした)。

ポーカーする犬だってクーリッジの真作なら破けるようなもんじゃないが、ポロックにはかなわない。

なんか好きな映画だな。すごくいいと思う。

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津次郎

3.5凄腕会計士という珍しさ

2022年12月11日
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興奮

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なんぼなかな

4.0様々な伏線をラストで回収していくメッセージ性のある映画です。

2022年10月6日
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鑑賞方法:VOD

会計士&凄腕のスナイパーが、謎の助手と一緒に事件を解決していくというストーリーです。
ストーリーとしては地味ですが、いろいろなメッセージ性が詰まっています。

自閉症の子を持つ家族事情や兄弟間の関係がリアルに描かれていて、さらに、そこからの自立、そして、活躍っぷりが見事に表現されています。

一般的に、何かしらの病気を持っていると、「ハンデ」だと感じる方が多いかもしれませんが、そこからの創意工夫と努力で、世界トップレベルの技術を身に付けて活躍ができるということに凄く実感が湧きました。

今の世の中でいう、いわゆる、SDGsに対する取り組みとしても素晴らしい映画だと思います。

ジェンダー平等の実現
人や国の不平等をなくす
etc.

様々なメッセージが込められているように思います。

そして・・・
ラストは、ちょっとだけ、びっくりします。

お楽しみに!

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