ザ・コンサルタントのレビュー・感想・評価
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会計士 × 殺し屋という異質な設定が目立ってしまうが、、、
"映画という娯楽"から自閉症を知ってもらいたいという監督の意図が真面目に込められている作品。
高機能自閉症スペクトラムのクリスチャン・ウルフ役ベン・アフレックが見事にハマっている。寡黙且つ内に秘める抑えきれない感情含め、対人コミュニケーションは苦手でも、ちゃんと独立して生活出来るという指針というか希望の様な展開。
もちろん殺し屋はナシとして(笑) というか、沢山殺しちゃってますが、そもそも殺し屋ではなく。
こだわりの強さ、個々の落ち着く為の行動、どうやって接したら良いかなど、高機能自閉症スペクトラムというのをほとんど知らなかった自分にとって、映画というフィクションなのを踏まえて実に興味深く鑑賞する事が出来た。
この、映画としての''味付け''をどう感じるかは、受け取る側それぞれだと思う。批判的な意見も分かるが、まずは約100人に1人といわれる自閉症への理解の入り口として、とても良い作品。
本作が必ずしも正解とは限らないのは充分理解しているが、父からの教育と愛情は、子を持つ親の理想と希望を絶妙に体現していた。
容赦無く人を殺してしまうので、色々と『このままじゃダメだろう』的な場面もあるが、そこは映画のお約束として。細かな伏線も散りばめてあり、しっかり回収。自閉症を''障害''ではなく''個性''として素直に受け入れられるラストも心地良い。
現在と過去の記憶が交錯するが、少しずつパズルのピースをはめていきながら観るのも楽しい。オススメ。
力技
なかなか奇天烈で、盛り込めるだけ盛り込んで、一本!っていう作品。
色々複雑でダメよって思うし、それ本当にサヴァン、、、自閉症、、、ん?!って気になるところも多々あるにはあるのだけどね。本来の苦労を考えないで観れるなら、大丈夫かと。
アカウンタントで良くない?
何で邦題、コンサルタントなんだろ。
ベン・アフレックが好きで、
イコライザーとか
キアヌのジョンウィックとか
そういう現実にいるかもしれない範囲の
超ヒーローが好きな人おすすめ。
それ系の中では地味な方だけど、
中々、面白かったです。
期待を遥かに超えた面白さ
普通の殺し屋じゃないとか
あるあるやけど、
まさかのほのぼの感を感じてしまう!
暇で見出したのに
めっちゃ面白かった!
殺し屋とゆーより純粋な人で
可愛いすぎた!
1粒で2度美味しい!
伏線回収の気持ちよさとガン・アクションのカッコよさ、1つで2度美味しい作品でした。
冒頭から意味ありげに何度も出てくる回想シーンの一つ一つのシーン(一人一人の人物)がパズルのピールのようにハマっていくのが小気味よかった。最後に、アシスタント=ジャスティーンのオチは全く予想できなかったですね♫
ガン・アクションも見ごたえがありました。正確に眉間を撃ち抜く、そして確実にトドメをさすウルフのスタイル、さながらジョン・ウィックの仕事を見ているような感覚でした!
緊迫したストーリーの中でも、デイナとの会話、最後のブラクストンとの会話、どこかほっこりとした印象を受けたのは、ウルフの性格のせいですかね(笑)
作業を始めるときに、指先に息を吹きかける仕草、なんか真似してしまいそう。。(笑)
最後に明らかになる秘密は面白い。好きだ。
大企業の陰謀を、金融コンサルタントという仮の姿で潜入し、その謎を追う会計士の男の話です。
そしてその男に仕事を依頼する会計事務所を名乗る女性。
その秘密が最後の最後で明らかになりますが、なるほど!!!!
謎を追う主人公の男は、幼少期に自閉症を患う一方で異常な集中力に長けており、施設によって武術や銃の訓練を受けていますので、超強い。
自閉症の人にも、普通の人には理解できない優れた仕事ができるというキャラクター演出が面白くて、それが最後に発覚しますのでお楽しみに。。
一方でその会計士に目をつけている金融犯罪捜査を追うと、徐々に会計事務所の謎が明らかになる過程も面白い。
その謎の人物が実は、、、おーなるほど。。
という感じです。
スーパー会計士&裏ヒーロー
設定てんこ盛りで消化しきれてないけど、個人的には好き。
財務省、裏ヒーロー、兄弟、これらのカラミがちょっと薄いけど
全部あって嬉しい設定。
伊達直人的に施設に寄付とかしてるとこもかっこいい。
多分パート2を狙っていたんだろうな。
いつかやってほしいわ。ちょっと消化不良だし。
友人に勧められて鑑賞。その言葉に嘘無し。絞まった展開で、主人公の特...
友人に勧められて鑑賞。その言葉に嘘無し。絞まった展開で、主人公の特殊な生いたちと心象そして今の有り様が簡潔に描かれ、最後のアクションへと繋がってゆく。
無表情が一番似合うベン・アフレック
頭も良くて武術にも長けてるサヴァン症候群の主人公。とにかくベン・アフレックがかっこ良い物語だった。
まさかのジョーンバーンサルが兄弟っていう所も良かった。
確か中学生の頃から見たいと思ってた作品。約6年越しで見ることができた。
生き辛さに隠れた、突出する才能
父親に薦められて鑑賞。今まで何故ノーマークだったのか後悔するほど面白かった。
何らかの障害を抱え、「普通」には生きることが困難だが、誰よりも人を想い、抜きん出た集中力を持つ主人公に魅了された。仕草やぶきっちょなやり取りも可愛いよね
最後にピースがハマったような伏線回収が心地良かった。
壮大な大喧嘩
前半は思っていたよりアクションがなく、淡々と主人公の生活を描いていく。
恐らくサヴァン症候群と思われるキャラクターなのだが、自閉症克服しすぎだろという感は正直否めない。
ただその冷徹なようで人を想う、要するにコミュニケーション下手なキャラクターが新しくて魅力的。
思ってたよりおもしろかった。
どうしてアカウンタントがコンサルタントに変わるのか教えてくれや
この映画の成功は俳優のお手柄でしょう。
主人公のどこに思い入れをしたらいいのかも主人公が何をしたい人なのかもあまり伝わってこないのに話に引き込まれた。 ベン・ アレックという俳優はくそ真面目な役しかやらないと思っていたがこの映画を見て見直した。この特殊の役柄を見事にこなしてるせいで、この先どうなるんだろうという興味に引き こまれた。30分くらい経過した後になって彼が、一時的な仕事のつもりでこなす仕事のところから更に面白くなった。そのエピソードのおかげで主人公のポテンシャルが表現され、人物像がハッキリし、解決すべき目的が定まった。
ストーリー全体としてはマネーロンダリングを扱っており、金銭関係に疎い私としてはついていけない部分があった。一般の真っ当な企業がマフィアのマネーロンダリングに協力していたってことなのかな?・・・そういえば私の近所にも全然せんべいが売れないせんべい屋があって、しかもまったく経営難のように見えないのだが・・・あれはもしかしてヤクザが覚醒剤を売った金をあの店でせんべい売って儲けた金とかいうことににしているのだろうか・・・ともあれ映画というものは細かいところは分からなくてもいいのだ。と言うか細かいところが分からない以上に細かいところが矛盾してるような気もしたが・・・全体の雰囲気に飲み込まれた。
あんまり難点は言いたくないが最後のまとめ方は好きじゃないな。それから長すぎる。 映画は2時間以下にまとめてほしい。 私の年齢だとそろそろ腰が痛い。家で見るぶんにはいいが映画館に行くのは控えることになるな。
日本語タイトルのザ・コンサルタントというのは許しがたいほどの間違いである。コンサルタントというのは人にアドバイスをする仕事なのであって人間関係を構築し、むしろ人間関係をアドバイスするような仕事である。少なくともそういうイメージがある。この主人公は自閉症なのであってコンサルタントは絶対に出来ないタイプなのだよ。 アカウンタントというのは数字ばかり扱ってる人で人間関係全くダメでもできる仕事です。そういうタイトルなんですよ。原題のザ・アカウンタントというのは。それをザ・コンサルタントとタイトルを変えてしまうと全てを足元から崩してしまうことになる。この日本語タイトルを決めた大馬鹿ものから座布団全部取り上げたい。
障がいをどう生かすか?
なぜこの映画をかりたかというと、障害を抱えた子供がどう育って行くかに興味があったからだ。でも、ちょっと期待はずれ。暴力恐怖の映画は普段鑑賞しないので、よく意味がわからなかった。良くも悪くも、はかりしれない才能のある人間でCPA で、high -functioning Autism(HFA)の クリスチャン ウルフ (Ben Affleck)。彼の出る映画も初めてみた。自閉症(Autism )で、特に軽いAutism の人と接することは多いが、クリスチャンのような強烈なのは初めてみた。小さい頃、母親に去られ、兄弟二人は父親にしごかれ、戦い勝つことを学んだ。そして、これからの生き方を軍隊経験のある父親は教えた。high -functioning Autism で施設にはいって生活をするか、社会でどう生きるかの選択をここで父親がした。処世術を身につけさせ、世の中で生きられるように、子供の時なら、親が決めることだ。この親は現実をみていると思う。なぜかというと、施設暮らしを一生するほど、全機能(才能も)が使えない人間ではない。そのもっている機能(才能)をどう見出すか、それをどう将来に使うかは施設のカウンセラーが話してくれる。この両親は施設のカウンセラーとあって適切な判断をしたが、母親にとってはこの負担が大きすぎ子供をおいて家をでる。
悪いけど、この犯罪映画は難しすぎてよくわからなかったが、high- functioning Autism と日々戦っているクリスチャンのほうにもっと興味があった。マザーレスブルックリンをみて、その中でアクティビストがそれぞれ人々は日々戦っていると言ったが、まさにその通りだが、high -functioning Autism はもっと自制したり、鍛錬しなければならない。クリスチャンが自分の脛を棒でこするシーンは、自制しているシーンだと思ってみていた。毎日の規則正しい生活も整頓しすぎている部屋も、スプーンやシャツが順番に綺麗に並んでいるのもOCDにも思えるし、首をちょこっと動かすシーンはトゥレット症候群のようにも思える。顔色をかえず、一点をみているところも学習障害を抱えている自閉症のようである。最後の、ジャクソン ポオールロックの抽象画をクリスチャンが ダナに送るのが好き。なぜなら、クリスチャンは自分自身が一般人のように生きられないのを知っているから。
苦難を乗り越えた兄弟の絆は強く、最後に、クリスチャンは弟のブラックストンと敵味方の形で会える。でも、クリスチャンは自分の弱点(人間との親密なコンタクトができない)をすでに学んでいるから、兄弟であっても、定期的に交流するところまでいけない。
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