ハドソン川の奇跡のレビュー・感想・評価
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実話なのにこころゆれる。
映画終わったら思わず、9.11のことを調べなおしました。
飛行機が墜落していく姿を目にした人はきっと、2001年の9.11アメリカ同時多発テロが脳裏によぎったはず。
悪夢を見たアメリカに送る、最高傑作だと思います。
ちなみに、実話だから、結末わかってるはずなのに、機長がいい人なのか、一瞬疑っちゃう。この人本当に人命のために着水させたのか?。って不謹慎にも思ってしまいました。
短いけど、秀逸された良い作品でした。
最後の公聴会のシーン
英雄はやはり英雄だった。
過去40年の経験と人間の判断にはコンピュータの分析を超越する能力が引き出されることがあると言うことを…
と、言いたいところだが一番大事な左エンジンが作動してたかどうかというところの分析がなぜ誤っていたのか、調査委員会を逆に調査したくなる笑
最後の公聴会のシーンが良かったなぁ
やるなら7月にしようね
アメリカの良心
2009年1月15日ニューヨークを飛び立った飛行機が鳥との衝突により両エンジンを損失。管制塔から近隣2箇所の空港いずれかに緊急着陸するよう指示を受けるが、キャプテンのサリーはハドソン川への水上着陸を決断。結果として全乗員155名が無事生還し、サリーは英雄としてメディアで連日取り上げられた。
しかしその判断が果たして本当に正しかったのか。国からの執拗な取り調べや事故を起こしていたかもしれないフラッシュバックに悩まされるサリーの苦悩を描いた実話を基にした人間ドラマ。
たった208秒の間に下した決断の是非を問われる機長サリーを演じるはトムハンクス、その相棒の副機長ジェフをアーロンエッカートと髭がとても似合う2人のメインキャストの信頼関係がとても良い。
国からの疑いに決して憤ることなく、実際の現場の状況や指示のない手順を遂行する際に用いた時間を冷静に誠実に主張するサリー。仕事に誇りを持っている姿がとてもかっこいい。
アメリカの良心が集結し、24分間で155人を救出したとラストシーンにあるように、サリーたちだけでなく周囲の民間や警察がハドソン川のど真ん中に着水した飛行機にボートや船で向かって行くシーンがすごく良い。もうそこだけで若干泣ける笑。
全編通して重めの雰囲気の中、最後にジェフが披露するジョークも最高に暖かく面白かった。
アメリカの男を描くことにおいてクリントイーストウッドは天才だ。
今作が公開した1ヶ月も経たないうちにすでに次作の噂も流れてきた。御歳86歳にしてこのペースは驚異的だ。しかし監督イーストウッドもいいが俳優イーストウッドもやっぱり観たいなと思う。
さすが、トムハンクス。人間の感情が上手く描かれており、トムハンクス...
さすが、トムハンクス。人間の感情が上手く描かれており、トムハンクスの存在感が際立つ作品の中。ノンフィクションの良さも存分に発揮されている。
秀逸。
実話に基づいた作品なので、結果はわかっているものの、それでも緊張感が同席した。
冒頭から機長目線で、事実はすべて映されていたのに、終盤、同じシーンを繰り返されると、それさえもドキドキした。
155という数の重さ。機長がこの数字を口にした時、唯一ホッとした瞬間があった。
機長をはじめ、登場するすべての人々の勇気ある行動、優しさ、正義、この奇跡が完成したのにはすべて人の力があった。素晴らしい作品。素晴らしい事実です。
若干間延びしてる感。というか展開が読めちゃう感があるのが惜しいとこ...
若干間延びしてる感。というか展開が読めちゃう感があるのが惜しいところ。「ここで意外な助っ人が~~」みたいなのがあると楽しかったかも。まぁノンフィクションにそれを求めてしまうのは酷か
うん、良かった。
なかなかしんみりと良かったです。
ストーリーテリングのうまさと、奇をてらわない自然な表現と、さすがトム・ハンクスの自然っぷり。
ナチュラルに人間ドラマを浸み出して、かつ飽きさせない作り。クリント・イーストウッド流石です。
人間の蓄積された有機的な判断力には、コンピューターは敵わないのですよ。データを並べただけじゃ大切なとこは分からない。そんなことを改めて感じさせてくれる映画でした。
トラウマ追体験?
イーストウッドとトムハンクスでは間違いない、という映画。
華美な演出を避けてるのはもちろん、むしろ核心を絵的に描くことを避けて、観客の個人的なトラウマを呼び起こして追体験させて、内省的に鑑賞させる、という意図を感じたのですがいかがでしょうか。
全員無事で、公聴会でも正当性が認められた。メデタシメデタシ、ではなくて、はっきり語ってる良心の結集、というのでもなくて、信念をもっても使命と向き合ってもなお薄氷の上を歩くような、寛容と不寛容が入り混じった社会を背景に、パイロットという、ともすれば英雄になり得る職業に限らず、現代社会における相対的な人間の生きにくさも描かれているなあと感じました。
良かった。
何度か泣けるシーンがあって、最後の音声記録は泣いてしまった。
スタッフロールの実際の事故にあった人々が座席NOを言っていくのが印象的。実際の機長、副機長が普通にかっこよすぎ。
事故が誕生日だった。
本当に、機長の腕を筆頭に様々な奇跡が重なって助かったのだと実感できる。
期待以上の作品
前評判は聴いていましたが、期待以上の作品でした。ラストは涙止まらず、しゃくりあげるほど泣いてしまった。エンドロールで出てくるシーンにも、かぶせて号泣。誇り高きプロフェッショナルと、そのチームワーク、苦悩、葛藤、プライド、といったものが、俳優たちの抑えの効いた演技で巧みに表現されていて、心を掴まれた。そして、さいごにこれが、クリントイーストウッドの作品だということを思い出して、まだ静かに感動。監督に敬礼したい気持ちになる。
期待以上
はっきり言って、イーストウッド監督作はあまり好きじゃないし、トム・ハンクスもあまり好きじゃない。
でも評判の良さに惹かれてIMAXにて鑑賞。
何かが爆発するわけでもなく、派手なアクションがあるわけでもないけど、観ている時間があっという間に感じられるほど惹きこまれ、かなり感動した。
世界中を飛んでいる飛行機全て、こんな機長ばかりが操縦していると信じたい。
イーストウッドの仕事。
監督の職人ぷりを感じた。
実話をこんなに上手く仕立てあげるとは。
冒頭いきなり、事故後シーンからはじまって、サリーの疲労と困惑と苦悩にどんどん引きずりこまれていく。
結末はわかっているのに、ぐいぐい揺さぶられる。
物事に真摯に向き合っている人間であれば、自らの決断の正しさに、誰しも絶対の自信など持てないと思うが
その自信を確かなものにする方法はあり、それは努力と経験なのだな、と痛感した。
事故シーンのトムハンクス、本物のパイロットかと思うほど。神がかった演技でした。
イーストウッドのことは好きすぎまして、本作も素晴らしいのですが、個人的には少しキレイすぎるかなと感じてしまい3.5です。
素晴らしい映画でした
このような実話が映画化されるとハプニングに目がいくなか、このような切り口で、この事故が語られる。
すごい映画だと、見終わって実感してます。
公聴会でのやり取りが、とても素晴らしいものでした。
最終にアメリカ人のジョークは、凄すぎです。
思わず、声出して、一人笑ってしまいました。\(//∇//)\
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