ハドソン川の奇跡のレビュー・感想・評価
全488件中、121~140件目を表示
2009年に起きた航空機事故の映画化。155人全員を奇跡的に救った...
2009年に起きた航空機事故の映画化。155人全員を奇跡的に救ったサリー機長は一体英雄か、犯罪者か?
文句なしに素晴らしかった。
奇跡の実話
2009年にアメリカNYで起きた実際の航空機事故を再現した映画。
バードストライクによって両エンジンが故障してしまうという最悪の事態。
もってあと3~4分といった状況で機長の判断でハドソン川に着水。
乗客乗務員、全員が助かりました。
これが「ハドソン川の奇跡」と呼ばれた理由。
実話を元に制作していますが、実際と映画で違う点があります。
それは、機長・サリーが国民的英雄から一転、容疑者になるところです。
映画では、英雄から容疑者へとなったサリーの結末が見どころとなっています。
事故後の機長の心情を掘り下げてるところも良かったです。
近くの空港へ着陸も可能だったのでは?・・など
マスコミや国家運輸安全委員会に追及されるサリー機長。
もうやめてあげて!!(TдT)
皆の命を救ったのに・・・なんたる事でしょう。
裁判結果は映画を観て楽しんでください。
約90分と短い映画なので飽きなく最後まで観れました。
エンディングで実際の写真が流れます。
ほんと鳥肌ものです。感動して泣きました。
最後に・・・。
トム・ハンクスめっちゃ好きだゎ。
老けてからより一層味が出たというか・・演技に深みが増したというか。。
トムハンクスがうまい
ハドソン川の飛行機事故の話は結構テレビでみたことあるので興味があってみたけど映画としての内容を知らず見ました
事故が起きてからの話なのね
あんなにも冷静な判断で155人を助けたのに国家ていろいろな観点から判断しなくちゃいけなのは分かるけど見てて辛いな
それでも最後まで自分の判断を信じられるほんと強い人なんだな
シュミレーションの視点からの逆転劇は爽快でした
トムハンクスの静かな感情の表現に惹かれる
もう一丁ハラハラ感を
実話だから仕方ないんでしょうが、もう1つヤバい状況とかハラハラ感が欲しかったです。
責任問題で生活がヤバくなるのは分かるんですが、それよりもこれまでの仕事ぶりとか見せてくれたほうが、悲しみが生まれると思うんですが。
奇跡の出来事
死の危険が迫った時、あれだけの冷静な判断と行動ができるものか。ヒローになるはずなのに、判断ミスと言われてしまう理不尽さに怒りさえも感じた映画ですが、乗客全員を救ったという事実にただただ感動しました。着水時に機体破損を誰もがうたがわなかった中、あれだけの操縦技術を持ったパイロットが操縦していたことは奇跡だと思います。
わるくはないけど、それだけの映画
映画はよくできている。破綻もない。でも、ハンクスだから。それがすべて。彼のユーモアとかしゃべりとか、それが若い頃の映画だった。これには、その片鱗もなし。
一般的に、ふつーの良い映画。
レビュー
実話が題材にした映画。不時着後の現実的な部分をリアルに描いており、とても胸にくる場面が多い。安全性について、不時着の必要性などプロならではの責任が重くのしかかる中盤までの展開はなかなか分かりやすく引き込まれた。
機長の苦しみが描かれてて、いい映画でした (英雄と呼ばれることと、...
機長の苦しみが描かれてて、いい映画でした
(英雄と呼ばれることと、乗客を危険に晒したというマスコミ)
最後の人的要因を考慮するべきと訴え、それを考慮し再シミュレーションしたことや、シュミレーションのパイロットは、バードストライクが起こることを知っていると唱えたところがリアルありました‼️
ハドソン川着水するまでをメインで描いて、最後155人救った!感動大作!って映画だったらどこにでもあるB級作品になったでしょう。
機長の心理と最後があっていい!
ちなみに、世界仰天ニュースとかでも、観たことがあり、だいたいは既知でした。
結果は知ってるのにこのドキドキ感
ものすごく良かったです。
実話なので話の結末は知っているはずなのに、途中までハラハラ、ドキドキが止まらなかったです。
事故調査委員会の人達は好きで悪役に回るのではなく、本当に妥当であったか調べる必要があるので仕方ないですが、観てて「全員助かったんだから、いいだろ!!」って思ってしまったり…。
あの不利な状況から、最善策だったとひっくり返す一つの要因の提示は見事でしたね。
「これぞ映画の醍醐味!」を満喫できた作品でした。
【2回目】やっぱこれは「奇跡」だよ。
※注意※
2回目の鑑賞でいろいろ考えることがあったので、先にその分の感想を書いています。
しかし、初見の印象も残しておきたいので、消さずに下の方に記してあります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【2回目】
実際に起こった航空機事故からの生還を描いた作品。97分という短めの作品とは思えないくらい、ストーリーがしっかりしてて面白かった。
初見の時は、邦題にある「奇跡」という単語に違和感を持ってしまったが、2回目の時は、「これは確かに『奇跡』の物語だ」と考え方を改めた。機長の長年の経験からの判断…だけでなく、副機長の冷静さ、乗員・乗客の落ち着いた行動、フェリーや救助班の迅速な対応など。コンピューターでは絶対に数値化できない人的要因と良心が、乗員・乗客155人全員の命を救うことにつながったのだ。ラストあたりの機長のセリフが、特に印象的だった。
余談だが、私が本作の2回目を観たのが、2021年1月19日。この航空機事故が起こったのが、2009年1月15日(鑑賞日の12年と4日前)。1月なんてまだ寒いし、ましてや川に着水したから水の冷たさで寒さは倍増だし。この状況下で155人の命を救ったのだから、やっぱ凄いことだと思う。1月の寒さを感じながら観たからこそ、真の「奇跡」に気づけたのかもしれない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【初見】奇跡というより…。
ハドソン川での飛行機着水の話題に関しては、テレビ番組などで知ってはいたが、
大勢の人の命を救った機長が、容疑者として裁判にかけられていたのは知らなかった。
なぜ、機長は容疑をかけられたのか。
そのことに興味を持って、本作品を見た。
内容的には、飛行機がハドソン川に着水するまでのスリリングな展開と、その後の裁判までのシーンの同時進行という感じだった。
全ての乗客・乗員の命を救った機長と、ハドソン川での着水を「墜落」と判断した調査チームとの対立。
双方の意見を確認するために、合間に着水までのシーンを何回もあったのは、よくできているなと思った。
結果的には、機長の主張が証明されたわけだが、
調査チームがなぜそこまで「墜落」と判断したのかが、正直分からなかった。
ただ、現場の状況を理解していなかったのは、一つの理由であろう。
シミュレーションだけでは分からないことがたくさんあるからだ。
乗客の存在、着水を判断するまでの空白の時間などを見落としていたからこそ、
調査チーム側の主張が認められなかったと思う。
それに対して、機長は何十年も現場を経験しているから、
ハドソン川に着水した方が、乗客たちを救えるのだと判断したのだろう。
その結果、一人も命を落とさずに救えたのだから、
もっと称賛をしてもいいのでは、と思った。
この物語は、「奇跡」というよりも、
機長の日頃からの経験から判断して、命を救ったお話だから、
邦題のタイトルは「聞こえが良いように作られたもの」だと思った。
原題「Sully」の方がまだ良かったのだと思う。
奇跡なんかじゃなく、機長としての務めをきちんと果たしたのだから。
サリーと名づけたい
映画を見たときの自分の反応は、そのときの気分や体調に左右される。いままでもっとも動揺したのは多分「ダンサーインザダーク」で、当時とてもスランプで、でもなんでこんなに泣くんだろうと思ったのだけど、最近たまたま見た「怒り新党」で「共感性羞恥」を知って、どうやらそれだったかもと思ったということがあった。見てられなくなるわけではなくて、むしろ目が離せなくなってしまって、涙がこらえられなくなる。
この作品でもきっと似たような感じで動揺したんだと思う。
「ヒーローというのは自分の一生と、自分の命を懸けて何かを守る、そういう存在だ。」イビツァ・オシム
「ようするに、何が起きていたかなんて、その場にいなかった人には分からないってことよね。」 伊坂幸太郎(SOSの猿)
もし僕が合衆国市民だったら、下の坊主はサリーと名付けてたかも。
冬に見たらより感動だろう
ようやく見る機会を得て、オンデマンドで拝聴。
巨匠クリントイーストウッドがハリウッド映画の良心と底力を見せつけてくれた傑作だと思います。
バードストライクと呼ばれる、鳥の大群がエンジンに巻き込まれる航空機アクシデントを、最小限の被害にとどめたサリー機長の判断力と的確な行動。空から鉄の塊が落ちてきても、都市部への被害は全くなく、しかも乗客は全員無事だったという奇跡。
乗員乗客155人が生き残ったことの意味はとても映画の時間内では描ききれないが、老パイロットが、自らの判断力だけを信じて最良の結果に導いたことを検証しようとする映画。尺の短さが良かった。
ラスト間近の国家運輸安全委員会の公聴会において、コンピュータでのフライトシュミレーションは、位置的には付近の空港に着陸できたという結果を導きだした。付近の空港の滑走路までエンジン停止した状態でちゃんと飛べるはずだと。
しかし、あくまでもそれは管制塔とのやりとり時間や機体の微妙な高度や位置、重さ、その他の障害、パイロットの腕の確かさなどいくつもの計算不能な要素を排除した結果なのだ。それを簡易に主張するサリー。
非常に大人の映画なので、一見地味にも見える映画のつくりになっていた。映像的なクライマックスは何度か繰り返される水上着陸の瞬間であり、155名の無事の確認が機長にもたらされた瞬間だ。
ヒーローは一人ではない、機長の言う通り、終始落ち着いていた副操縦士や、生死を分かつ混乱の中とりみださなかった乗客全員、冬の川の中に素早く救助に駆けつけたニューヨーク市警など、英雄的に動いた全員なのだ。
一言で言えばお金のかかった再現ドラマ
実際に起こった飛行機事故のお話しを基に作った作品。
155名の乗員の命を救った機長の行為が一転、事故捜査委員会から疑惑をかけられるお話しがこの作品のテーマ。
査問会議内で行われるシュミレーション結果で事故回避が可能と判断されますがフライトレコーダーと照合させれば事故回避が不可能とわかるのがお粗末すぎる内容。
何事も初めて起きるまで「前例」はない。
映画「ハドソン川の奇跡」(クリント・イーストウッド監督)から。
乗客乗員155人を乗せた航空機が、
マンハッタンの上空850メートルでコントロールを失い、
機長の咄嗟の判断で、ハドソン川に不時着水した事故をもとに、
映画化された作品である。
私が、航空機事故に際していつも関心があるのは、
なぜ起きたのか?ではなく、機長がどう判断して行動したか、であり、
その興味関心とピツタリだったのが、この作品だった。
特に事故の原因を調査する「国家運輸安全委員会」のメンバーが、
事故に際して「墜落」という単語を何度も使うと、
その度に「不時着水」と言い換える、機長の強い意思を感じた。
「冬のハドソン川に不時着するなんて、前例がない」と言えば、
機長は「何事も初めて起きるまで『前例』はない」と言い返す。
機長に素質として大切なのは、マニュアルどおり操縦することではなく、
前例がない故障の時に、どう対応するか、だと教えてもらった。
前例がないことに挑戦する時、それが成功であれ、失敗であれ、
その後の大切な「前例」としてのデータになることを胆に命じたい。
そう言えば、私は「前例がない」という言葉を耳にすると、
無性に挑戦してみたくなる性格なのかもしれないなぁ。
全488件中、121~140件目を表示