ハドソン川の奇跡のレビュー・感想・評価
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映画化できたことが奇跡かも
トムハンクス主演クリントイーストウッド監督とくればどうしても期待してしまうが、扱った題材がハドソン川の奇跡なのでこれを映画化しようと思ったのが間違いだったのかもしれない。実話を基にしたフィクションなので話を膨らませるにしても限界がある。このテーマで一本の映画を製作するのはスタッフもかなり苦労したのではないかと思う。100分弱の映画だったがとても長く感じた。同じようなシーンが何度も流れ、結果もだいたいわかっているので、最後どうなるかだいたい予測もできた。飛行機が好きなのでそれなりに楽しめたが、飛行機やこの出来事に興味がない人にはこの映画はおすすめできない。
ベタなアメリカ映画だけど感涙
ベタベタなアメリカのヒーローとして讃える映画です。
これが墜落して死傷者が出ていたら全くもってできることのない"ごく普通の航空事故として終わっていたでしょう。
155名を乗せたなんの変哲もない、異常がない飛行機が離陸1分半であれよあれよと墜落の危機へ。
208秒の判断で奇跡の着水を果たすも、14歳から始めた42年のキャリアに疑念の
感動しました!
終始眠れず、基本的にずっと興奮状態。
昨年末に過ごしたあのニューヨーク、ハドソン川で、
いつもの景色があれ程違ったものに見えたことは過去にないほど。
なぜなら私が月に数回は国際線を利用し、機内などよくあるいつもの光景に映り、他人事も思えなかったためだと思われる。
機長と副機長、管制官もあんなに冷静だったのかと自分だったら出来るのかともうブラボーとしか言いようがないです。
奥さんと子供も心配したでしょうが、
いろんな意味で本当に良かったです!
アメリカのヒーロー像が変わった
すごく面白かったが、初めの方はちょっと寝てしまった。
アメリカ人がこういうストーリーの映画を撮る、というのが、時代が変わったんかなー、って思った。
主人公がヒーローとしてたたえられるところがスタートラインで、いや、そうじゃないんだよ、ということを地道に解いていくのがこの話のキモ。
主人公は自分がヒーローではないと知っているし、ヒーローとして讃えられるのは違うと思っている。
奇跡の活躍をするのがすごいんじゃなくて、普段から不測の事態に備えることが大事なんだし、
たった1人が英雄的な行動をするのがすごいんじゃなくて、様々な立場の大勢の人が団結して協力できるということがすごいんだってこと。
どんな状況でも決して思い上がったり、パニックになったりせず、常に「内省的」に、「慎重」に、「臆病」に、「強い責任感をもって」対応する主人公には考えさせられる。
飛行機から全員脱出したか、人数は合っているか、神経質なほどにこだわる主人公の誠実さには胸打つものがある。
こうした石橋を叩いて渡る的な性質は、これまでのヒャッハー、的なアメリカのヒーロー像とは違う。日本人が元来持っている美徳でもある。
多様性の社会になってきたからこそ、むしろ個人より組織全体を考えられる人間性が求められてきたのかな、と思う。
終盤の、「みんなを集めて下さい。見せたいものがあります」的な、推理小説の王道的な大どんでん返しは、あまりにドラマチックで、どこまで演出なんだろ?って思わないでもなかったが、映画のストーリーとして手に汗握る面白いクライマックスだった。
生きることで伝わること
一人の死傷者も出さず155人全員が生還する、
その価値を改めて感じさせるものだ。
最良の選択を、人はその瞬間できるのか、
生還がなければ何も残らない、評価は後から好きに
できる。でも、その現場の緊張感は、再現できない。
生きる事、生きるためにできる事、
の素晴らしさが伝わる。
この事実に関わったすべての人に
感動をありがとう、と言いたい。
俳優時代のイーストウッドを思い出すと
勧善懲悪の作品、犠牲ありきのヒーロー、マカロニウェスタンなどに出ていた若かりしイーストウッドを思うと、この作品の「全員で協力して全員で生還した」という趣旨の機長の言葉が沁みた。
イーストウッド監督作品はあまり見てこなかったので、今迄勿体無かったです(笑)つくりかたなど秀逸。音楽も素敵。そしてトム・ハンクスはやはり名優。来日中のキュートな様子とのギャップがすごい(笑)アーロン・エッカートもサブメインで良い演技をしていました。かっこよかった。
よかったぁ
実際のニュースでも鳥肌もので感動した記憶があったもので映画化を楽しみにしていました。
以外とどんよりとした時間が長く、実話だから、結果は分かってるのに、途中からずっと手をぎゅっと握ってしまうほどの緊張感でした。あんなに素晴らしい判断・技術を責められていたなんて信じられません。公聴会でのまさかのどんでん返しに涙がぶわーって出てしまいました。
私の好みの問題でしょうけど、本物のサリー機長の方が素敵にみえました!
ハドソン川の奇跡をありがとう!
実話なのにこころゆれる。
映画終わったら思わず、9.11のことを調べなおしました。
飛行機が墜落していく姿を目にした人はきっと、2001年の9.11アメリカ同時多発テロが脳裏によぎったはず。
悪夢を見たアメリカに送る、最高傑作だと思います。
ちなみに、実話だから、結末わかってるはずなのに、機長がいい人なのか、一瞬疑っちゃう。この人本当に人命のために着水させたのか?。って不謹慎にも思ってしまいました。
短いけど、秀逸された良い作品でした。
納得の作品
映画としての予備知識ゼロで観賞してきました。
てっきりあの事故そのものの再現ドキュメンタリーなのだと思っていたら、とてもいい意味で期待を裏切られました。(キャッチコピーくらい読めって?笑)
アメリカアメリカしてなくて、目の付け所がイーストウッドですね。とても日本人に合う作品ではないでしょうか?
皆さんがおっしゃっているように、ラストシーンは爽快かつ感動的でとても気持ち良いです。
冷静に自分を信じ続ける(ようとする)主人公。
最初は舞い上がっていた奥さんがだんだん冷静になっていく様子。
実話なのだから当然かもしれませんが、とにかく心情の揺れがストレートに伝わってきて素晴らしい作品に仕上がってます。
観て損はありません。
this event perhaps has something to do with 9.11 World Trade Centre
Really looked forward to seeing it since I learnt that my favourite man Clint Eastwood planned to make a new film and offered Tom Hanks and finally could see it with my father when the film just came out here in Japan. I didn't really think it'd be one of the fantastic films of Clint cos of its running time,which is nearly 96min. (This is actually the shortest film Clint ever directed) but the content and Tom Ha is performance were so marvellous that I was like watching a documentary film about the event happened on the Hudson River. Perhaps Clint made this film come out in September because he wanted to connect this Hudson River event with the biggest terrorism happened on 9.11 in New York. Hope it'll win some Oscars this year! Have fun
最後の公聴会のシーン
英雄はやはり英雄だった。
過去40年の経験と人間の判断にはコンピュータの分析を超越する能力が引き出されることがあると言うことを…
と、言いたいところだが一番大事な左エンジンが作動してたかどうかというところの分析がなぜ誤っていたのか、調査委員会を逆に調査したくなる笑
最後の公聴会のシーンが良かったなぁ
やるなら7月にしようね
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