レッドタートル ある島の物語

劇場公開日:

レッドタートル ある島の物語

解説

2000年に発表した短編「岸辺のふたり」でアカデミー短編アニメーション賞を受賞したオランダのマイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督が、8年の歳月をかけて完成させた初長編作品で、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で特別賞を受賞。スタジオジブリが、同社としては初となる海外作家の映画製作に参加し、高畑勲監督がアーティステックプロデューサーとして、シナリオや絵コンテ作りなどに関わっている。嵐で荒れ狂う海に放り出された男が、九死に一生を得て無人島に漂着する。男は島からの脱出を試みるが、不思議な力で何度も島に引き戻されてしまう。そんな絶望状況の中、男の前にひとりの女が現れ……。

2016年製作/81分/G/フランス・日本合作
原題または英題:La tortue rouge
配給:東宝
劇場公開日:2016年9月17日

スタッフ・キャスト

監督
原作
マイケル・デュドク・ドゥ・ビット
脚本
マイケル・デュドク・ドゥ・ビット
パスカル・フェラン
プロデューサー
鈴木敏夫
バンサン・マラバル
アーティスティックプロデューサー
高畑勲
デザイン
マイケル・デュドク・ドゥ・ビット
アニメーションスーパーバイザー
ジャン・クリストフ・リー
バックグラウンドスーパーバイザー
ジュリエン・デ・マン
コンボジティングスーパーバイザー
ジャン・ピエール・ブシェ
アルノー・ボア
編集
セリーヌ・ケレピキス
音楽
ローラン・ペレズ・デル・マール
製作
スタジオジブリ
ワイルドバンチ
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受賞歴

第89回 アカデミー賞(2017年)

ノミネート

長編アニメーション賞  

第69回 カンヌ国際映画祭(2016年)

受賞

ある視点部門
ある視点部門 特別賞 マイケル・デュドク・ドゥ・ビット

出品

ある視点部門
出品作品 マイケル・デュドク・ドゥ・ビット
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映画レビュー

4.5唯一無二の表現の豊かさよ

2016年10月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

短編「岸辺のふたり」があまりにも感動的だったので、長編になるとどんなすごいことにならのかという短絡的な考えはいい意味で裏切られた。

短編な尺である親子の人生を描ききってしまった「岸辺のふたり」から、とんでもない飛躍を遂げているわけではない。むしろ舞台は大きく広がっても、物語のサイズは変わっていない。
ただ、一瞬一瞬の描写の緻密さと繊細さ、それでいて大胆な挑戦の数々に魅了されるばかり。

無人島で形成されるシュールな家族の物語を深く解釈しようとは思わない。ただ、目の前に展開するひとの、自然の、そしてカメの営みを見つめているだけで、なんとも贅沢な時間を味わうことができるのだ。

ジブリ製作とはいえ実作業はヨーロッパで行われたようだが、「ポニョ以降」を感じさせる波の表現だけでも、ジブリの功績を推し進めた継承者として激賞されるに価すると思う。

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村山章

3.5優しくあったかく、悲しいけど幸せ。

2024年9月11日
iPhoneアプリから投稿

なんていったらいいのかね。。。
無人島に流れ着いた男が女と不思議な出会いをし、子供をもうけ、老いていくお話。
幸せだったね。
子供はどうしたのかねぇ。
自然に帰ったのかなあ。
静かに自然に文字通り身を任せたら、こんな幸せな終わりかたもいいね。

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lanachama

3.58年かけて完成させたオランダのマイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督...

2024年1月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

8年かけて完成させたオランダのマイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督の81分の過酷で美しいファンタジー。

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ナイン・わんわん

4.0なるほど

2022年6月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

楽しい

幸せ

結局、話しはよく分からんけど
最後は泣けました😭
絵が綺麗です👏

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ヒックス伍長