日本で一番悪い奴らのレビュー・感想・評価
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凄いエンタメ度高い
頭悪いけど真面目なヤツがノルマ達成するために考えた本来の目的を失った方法論が組織に蔓延→バカが考えただけに、シンプルで誰でも成果をあげれる方法、でも違法→上司も含めバカだから、成果主義を勘違いしてノルマを達成しているなら良しとする、むしろ推奨→気づけば完全に組織が腐敗。
日本の組織あるある。
監査する人が、現場の事情だって押し切られて引いちゃうところも、あるあるだなーと思う映画だった。
あるあるネタの笑いだから終始笑える話なんだけど、結果は酷すぎて笑えないし、実話だしで、実録映画としてエンタメ度が高いのが異質で凄い。
現実でも、北海道道警が、末端価格40億円の覚醒剤の輸入を黙認し、2トンの大麻を暴力団に渡し、200丁の拳銃の摘発を逃したって現実がある。
すべてがノンフィクションなのか?
地元の兵庫県警のデタラメは昔から有名だったが、北海道警の負けず劣らずで紙一重ってことなのか。
ノンフィクションということだったが事前に予習はしていなかったので、エンターテイメントとしては主役、脇役とも文字通り体を張って頑張っていたと思います。
ただし、北海道の話なのに方言を一切使っていないのでリアリティーが薄れてしまっているのが残念。
眠くはならなかったけど二時間はちょっと長く感じました。
面白かった^ ^
大変、良かった、面白かったです。
綾野剛さん、最高です。『64』での係長があぁなる
なんて^_^; こっちの方が、よりリアリティが(^_^;)
ただ、唯一、TKOの木下さんが、やや違和感、もっと
迫力のある人いただろうに(^_^;) 悪くはないが、あの
シーンでは、ね^_^;
見終わった後、ちと暗くなるのが辛い(^_^;)
最後に道警幹部が天下り先でラジオ体操でしてくれる
と‥?
あの女警官って何だったの?常に含み笑いをしてて何かを悟ってるようでそのくせ諸星とヤったり、不気味なんだけど。最後はシカトするし。。
これが実話ってコトがまず驚きだよね。
日本版ファイトクラブみたい。
若かりし頃みんなで無茶やったのに年取ったら周りだけが大人になって、自分だけ取り残されててね。
虚しい。
ノンフィクション
綾野さんの舞台挨拶を見に行きたくて公開初日に見てきました。劇場で見ていた時は、軽いタッチで鑑賞できましたが、後半に諸星の周りにいる人間が辿った末路は、実際はどうだったのか気になって少し調べてみたら、黒いうやむやさがどんどん出てきて、映画を見た直後にはなかった恐ろしさが、後からジワジワ残る映画です。これが日本で現実に起こったこと、それを冷静に考えた時に、映画の中に這わせてある毒から目をそらせなくなる、そんな映画です。
エンタメかと思ったらヤバイ実話
綾野剛さんが、実話に基づく道警刑事の26年間を演じきった。不器用な新人が、裏社会とつながって犯罪摘発の成果を上げ、組織の要請に応じるうちに善悪の判断をなくす、その過程すべてに説得力がある。身も心も朽ちていく凄惨な姿は、薬物は「ダメ。絶対。」の最高の教材でもある。
前半は裏社会の仲間たちや最初の女が魅力的で、諸星が職務に邁進する楽しさを共有できる。
道警や税関、警視庁も、「チャカを挙げる」という治安対策の手段が目的化したら、組織はどこまで思考停止に陥るかという実例で、しかも道警で罪に問われたのは原作本の著者の稲葉圭昭氏だけというのが恐ろしい。
稲葉氏が出演したカットがあるそうなので、もう一度見て確かめたい。
道警ヤバイ
主人公が大真面目に一生懸命に体張って「悪いこと」をする映画。
えっ?何が悪いの?オレ一生懸命仕事してるよ?ってずーっと言ってる。
全員思考回路停止状態で、どんどんアホになっていくのが見てて面白くもあり怖くもあり。
誰も立ち止まって考えない、目先の事しか考えない。これだから組織って怖いですね。
綾野剛の演技が良かった。後半、一線を超えた後の演技がリアルでした。(リアルを知らないけど)
覚@剤を打つ姿が、タイムリーにリアル^^;
北海道警察の不祥事を元にしたリアルな実話を、綾野剛がリミッター振り切って熱演!(ちなみに元完売クィーン・矢吹春奈もリミッター振り切ってます〜笑)
彼は、俗に言うイケメンっていうより狂気に満ちた役をやってこその役者さんや思います。
この事件は、新聞で見た記憶がありますが、現実にあんな感じで、警察と893が、密接にやりとりしてる・・・
そうやろう!って思ってても衝撃ではありますな。。。
ただ序盤エエ味出してたピエール瀧さんがいつの間にか消えてるし、中村獅童も同じようにフェードアウト。。。。で、2時間では詰め込みに無理があった。
で・・実話なので、ご存知の通り結果。
損したのは、綾野剛演じる諸星って結末であり、日本の警察の黒い部分は今も封印されてるんやろねって疑念が残ります。
ただタイムリーな事に諸星が、覚醒剤を打つ姿が・・・
何を見本にしたんや!?ってくらいにリアル過ぎて一番怖い。。。☆4
面白かった! 実話と聞いてむちゃくちゃだな!と思いました! 映画の...
面白かった!
実話と聞いてむちゃくちゃだな!と思いました!
映画のタイトルのとおりに「日本で一番悪い奴ら」の意味がわかりました!
綾野剛さんの演技はすごかった!
デニスの植野行雄さんの演技もよかった(^^)
みれてよかったです!
実録犯罪映画は白石和彌に任せろ!
ドラッグとセックスとバイオレンスに塗れた実録犯罪映画が面白くないわけがない!スコセッシの作品を引き合いに出すにはポップスとスピード感が足りないがそれでもダレ場は皆無。ジョー・ペシが観客に銃を向けたのに対して白石和彌監督は北海道警に刃を向けたのも面白い!
『凶悪』も素晴らしかったし日本の実録犯罪モノはもう全部白石和彌監督に任せればいいと思う
ラストを『LA大捜査線 狼たちの街』みたいにしたらもっと凶悪になった気がする
『LA大捜査線 狼たちの街』は北野武がオールタイムベストにも挙げる一作。『その男、凶悪につき』にも多大な影響が見て取れる。ヤクザみたいな警察の話は面白いとしたもんやな
例えば既存の曲をハッとするタイミングで使われたりしとったら完全に今年1位だったな。まあそれスコセッシのスタイルやけど。俺スコセッシ好きやけん許してくれ。俺の生涯ベストワンは『グッドフェローズ』なんよな。あの作品の「いとしのレイラ」の使い方とか最高やもんな
諸星要一=綾野剛 綾野剛でなければ、演じられなかったと思う 日本警...
諸星要一=綾野剛
綾野剛でなければ、演じられなかったと思う
日本警察史上最大の不祥事、実際の事件をモチーフしてるとは
最後のテロップ、諸星と自殺した2人以外はお咎め無しとは…これが、現実
ノルマ
グッドフェローズとかウルフオブ〜系の映画は世界中に結構あると思うけど日本製でもここまでの傑作が見られるとは 見応えたっぷりとはまさにこの事だった というかかなりどストレートに上記の2作を彷彿とさせる一本だったと思う 例えばピエール瀧は完全にウルフオブ〜のマシューマコノヒーの役回りだったし後半の綾野剛はグッドフェローズのレイレオッタにダブって見えた
さらにこの映画の凄い所は、そういう狂人の半生を映画的なエンターテイメントとして描くだけでは無くて、見る側にも完全なる他人事では無く感じさせるようにしてる所だと思う というかこのタイプの映画にはそここそ最も重要とも言えるかも
それは多分 ノルマ という言葉とそこから生まれる 過程よりも結果が全て という風潮に集約されてたと思う
警察がノルマに追われてるっていう話はよく聞くけどそういう状況って職種関係無く結構ある問題だったりもするし、警察官の話だったけどそういう点ではブラック企業のお話的な捉え方もできそう この映画の主人公みたいな 真面目 な人には見るとグサリとくると思う
あと、ヒメアノ〜ルの森田剛見た時も思ったけど綾野剛のソープ行ったりラリったりとちょっと心配になる勢いの熱演がとにかく凄い
剛 という名前の役者さんが今熱いのかも
テンポが良くて、色々と剥き出しで、楽しくて、でもちょっとドキッとさせられる 素晴らしい映画だった
サクッと
76本目。
夜勤明け、残業なしラッキー。
イメージでちょっと重いのかなと思ったけど真逆。
ライトで、いい意味で観やすかった。
通常、このての作品は重くなりがちだと思うけど、そこは監督のセンスだろうと思います。
結構、笑えるしね。
綾野剛は、さらけ出してスゴイと思う。
チョイキレ演技が抜群にウマイ。
ただ残念なのは、年代に合った衣装、車使ってるけど、綾野剛が年を取らない。
80年代位に、カラオケまねきねこ、コンビニのサンクスあるかな?
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