ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期

劇場公開日:

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期

解説

日本でも大ヒットを記録したレニー・ゼルウィガー主演のロマンティックコメディ「ブリジット・ジョーンズの日記」の前作から11年ぶりとなるシリーズ第3作。アラフォーになったブリジットはテレビ局の敏腕プロデューサーとして活躍していたが、私生活では未だ独身のままだった。彼女がかつて愛したマークは他の女性と結婚し、ダニエルは事故で亡くなってしまっていた。ある日、ブリジットはハンサムで性格も良いIT企業の社長ジャックと運命的な出会いを果たす。しかしその一方でマークとも再会し、2人の男性の間で揺れ動く。主人公ブリジット役をゼルウィガー、元恋人マーク役をコリン・ファースが再び演じるほか、テレビドラマ「グレイズ・アナトミー」のパトリック・デンプシーがジャック役で新たに参加。シリーズ第1作を手がけたシャロン・マグワイア監督がメガホンをとる。

2016年製作/123分/イギリス
原題または英題:Bridget Jones's Baby
配給:東宝東和
劇場公開日:2016年10月29日

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(C)Universal Studios.

映画レビュー

4.0見事なシリーズ総仕上げ

2016年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

幸せ

シリーズ物には主人公のことが家族や親友のように思える瞬間がある。こと本作に関して言えば、一作、二作まではそうは感じなかったが、12年ぶりの新作でブリジットの<現在>に触れた時、どっと愛おしさが込み上げてきた。

40代でシングル。もはや顔ジワはごまかせない。それでも以前より多少はスピーチも上達してるし、何より彼女を慕う部下や同僚が沢山いる————。なるほど、現実の我々と同じく、彼女もこの12年を必死に生きてきたのだ。その一挙手一投足にちょっとだけ人間的成長を感じるからこそ、なんだか親戚のおじさんおばさんみたく「あなた、頑張ってたのね」とねぎらいの言葉をかけてあげたくもなる。

全体の9割は馬鹿馬鹿しくて笑いが絶えないが、残りの1割でブリジットの矜持も垣間見える。「こんなに一生懸命な人だったんだ」と驚かされると同時に、ちょっぴりキュンときたり。これこそ私たちが見たかったブリジットの姿。作り手の愛情一杯。熱量も一杯。素晴らしい総仕上げだ。

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牛津厚信

4.5ブリジット大好き💖

2024年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

笑える

単純

幸せ

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ジャスミンティー

5.0マーク!!!!!

2024年4月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

幸せ

当時、前作2作の前に原作を読んでいて、ものすごく面白くて、映画化されてコリン・ファースもヒュー・グラントもキャスティングがばっちりでとても思い出深い映画でしたが、3作品目が2016年にやっていたとは!今頃観ました😭
ブリジット43歳…
マークがセーターを見つけ、昔を思い出しているシーンは涙でした…

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はまこ

3.0キャスティングと演出で見せてくれた

2023年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

もともと一作目でそれほど共感できなかったけど、アラサー女子の等身大の悩みを、ユニークなつぶやきと共に綴ったロマコメが、ウケたんだろうなということは想像できた。キメようと思えば素材はいいのに、本当に残念なハプニングできまらないカッコ悪さが、共感を呼んだ。

レネー・ゼルウィガーの体当たり演技に話題が集中したけど、どちらかというとコリン・ファースのいかにもな英国男子ぶりがうまいと思った。彼はその後順調にキャリアを積み、アカデミー賞受賞に加え、ヒット作に立て続けに出演し、男を上げていった。

かたや、ゼルウィガーたるや、これと言ったヒット作もなく、じり貧状態にも思えるようなキャリアの終息ぶり。そして、今回はアラフォーになったブリジットが主人公とあって、本当はキレイなのに、ほっとくとどんどんおばちゃん化していってしまうとあっては、共感よりも痛々しさが勝ってしまう。

それでも、演出はていねいで、あやまちの結果妊娠してしまったのに、責任を取ってプロポーズする男が二人も現れるという「オトナの」事情でのモテ期。その三角関係を時に残酷に、時にロマンティックに描き切っている。

ヒュー・グラントが降板し、代わりにパトリック・デンプシーがキャスティングされたこともいい効果を生んでいる。題材が平凡過ぎて興味がわかないのをマイナスとしても、それをおぎなって余りあるていねいな演出で見せてくれる。音楽も相変わらずセンスいい。エド・シーラン本人ご登場には笑ってしまった。

結論としては、何度でも見たくなる映画ではないけど、よくできた続編として、きちんとケリをつけてくれたと言ったところでしょうか。

2018.12.10

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うそつきカモメ

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