カルメンという名の女
劇場公開日:2023年4月28日
解説
ジャン=リュック・ゴダール監督が、ビゼーの名作オペラの原作として知られるプロスペル・メリメの短編小説を下敷きに撮りあげたラブストーリー。
現代のパリ。仲間たちと銀行を襲撃した美貌の女カルメンは、犯行中に出会った警備員の青年ジョゼフと恋に落ちる。2人は逃亡を図るが、ジョゼフは警察に捕まってしまう。やがて釈放されたジョゼフはカルメンのもとへ向かうが……。
後に「肉体の悪魔」などに出演するマルーシュカ・デートメルスがカルメン役で鮮烈なデビューを果たし、カルメンの伯父で精神病院に入院中の元映画監督ジャンをゴダール監督が自ら演じた。楽曲にはベートーベンの弦楽四重奏曲を多く使用。1983年・第40回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した。
1983年製作/85分/R15+/フランス
原題または英題:Prenom Carmen
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
劇場公開日:2023年4月28日
その他の公開日:1984年6月23日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジャン=リュック・ゴダール
- 製作
- アラン・サルド
- 脚本
- アンヌ=マリー・ミエビル
- 撮影
- ラウール・クタール
- 編集
- シュザンヌ・ラング=ビラール
- 音楽
- ベートーベン
- 歌
- トム・ウェイツ
受賞歴
第40回 ベネチア国際映画祭(1983年)
受賞
金獅子賞 | ジャン=リュック・ゴダール |
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