溺れるナイフのレビュー・感想・評価
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菅田将暉、演技がうまかった。 大友とのところ、もっと深くかいてほし...
菅田将暉、演技がうまかった。
大友とのところ、もっと深くかいてほしかった。コウちゃんが暴力に引っ張られていくとこも、もっっと丁寧にかいてほしかった...。
あと、夏芽役は、中条あやみだよね?
中条あやみだったら★★★★★だった。
あと、大友が1曲丸々歌うシーンいらない。
そのシーンけずったら、他に何か違うシーンで
映画の質をよく出来たんじゃないの…。
和歌山の恋人伝説のような映画!!
ジョージ朝倉作品の実写映画化はどれもそれなりにクオリティがある(お勧めは「恋文日和」の塚本高史のエピソード)ので期待しました。「ディストラクション・ベイビーズ」にも出ていた主演の二人ですが、監督は違えどほとばしる熱量のようなものを感じました。ロケ地の和歌山県の澄んだ空気も相まって、キュンキュンというよりは恋人伝説のような雰囲気になっていると思います。大友君役の重岡大毅も嫌味が無くて良かったです。カメラマン役の志磨遼平は画像検索すると自意識過剰な感じですが、動くとフニャフニャしていて松本人志みたいで笑えました。小松菜奈のデカい体が本当に好きです。
青春を味わせる映画
青春・純愛的?
だが共感を呼び起こすのは難しい。
ただ海は綺麗で深いなあとしか思わなかった。
人物の設定だけでなく、周りの環境、風土も普通の人だったら感じにくい。
興味深いのはむしろモンタージュや音楽など。
監督はむしろこういう要素に色々工夫しているような...感じ。
なので単純な純愛より形式的には濃いって印象。
とにかく評価には難しい。
何だろうー
とにかく共感しずらい。
すきでもない
きらいでもない。
菅田将暉と小松菜奈のファンだったら喜ぶだろう。
めっちゃ綺麗に撮っているから。
「恋愛物語」より「恋愛感情」を表象しているこの映画...なんだか岩井俊二を思い出す。
海って『四月物語』の雨また『リリイ・シュシュのすべて』の音楽みたいなもんだあー
神さんに溺れる
同じジョージ朝倉原作の「ピース オブ ケイク」が良かったので、劇場には観に行かなかったが、ずっと気になってレンタルを待っていた。
これも少女コミックの映画化だが、そんじょそこらのドSイケメン王子と恋に落ちる女子の妄想のものとはまるで違う。
本当に一言で言うならば、“鮮烈”だ。
東京でモデルをしていた夏芽は親の都合で海辺の田舎町へ。そこで、海で戯れるコウと出会う。
粗野で自由奔放なコウに、夏芽は一瞬で心を奪われる。
二人が恋に落ちるまでをじっくりとは描いてはいない。だから、ロマンチックとは程遠い。
“閃光が走ったような一目惚れ”“一瞬で恋に落ちた”…なんて言い回しだとすると、まさにそれだ。
その一瞬が印象的。
付き合い始めた二人。
皆の憧れの的の美少女と町の有力者の不思議な魅力の息子のカップル。
だが、夏祭りの夜、二人の想いが引き裂かれる事件が起きる…。
その事件と言うのは定番と言うか、予想は付く。
が、何処か綱渡りしてるような危うい二人が引き裂かれるに足りうる。
何も出来なかったコウ。ずっと意気がってた自分の無力さにただ泣き崩れる。
自分の全てをコウに捧げられるつもりでいた夏芽。そんなコウにショックを受ける。
そこから全てが変わった。
憧れの的だった夏芽は学校で孤立。地味な存在に。
コウは評判の悪い連中とつるみ、まるで自分を傷付けるような振る舞いを。
あれ以来、全く接点は無い。
それは仕方のない事かもしれない。
あの時の事を思い出すだけ。
夏芽は明るく優しい大友と付き合うようになる。
が、夏芽の胸中にはいつも…
夏芽は人によっては好きになれないかもしれない。
東京から田舎へ来てふてくされ。
好きな人が出来て心浮き立つ。
例の事件で別れ、別の男子と付き合うが、でもやっぱりコウが好き。
一度は縁切った芸能界に再び戻ろうとする。
我儘、身勝手、コウに言わせれば“面倒臭い女”。
普段ならこういう性格は好きになれないが、本作のヒリヒリとした作風と巧くマッチし、ちょっとイライラしながらも不思議と引き込まれていた。
菅田将暉はさすがの存在感。クライマックスのあるシーンの踊りは狂気すら感じた。
だが本作は、小松菜奈を見る映画だ。
小松菜奈という若き女優がさらに飛躍するその瞬間を。
「渇き。」でデビューしてからそのルックスも含め、同世代の中でも一際惹き付けられる女優でいたが、これぞ!という作品にはなかなか巡り合ってなかったように思う。
が、その美貌と魅力を活かしつつ、泣き、叫び、海に飛び込み、びしょ濡れになり、張り裂けるような心情を繊細に、体当たりで演じきり、血へどを吐くほど過酷だったと語る撮影は彼女にとって大きく得るものになった。
「渇き。」「ディストラクション・ベイビーズ」など助演では印象的な作品はあったが、正真正銘、主演での現時点での代表作。
主演の二人だけではなく、
ジャニーズWESTとやらの重岡大毅の好演。あるシーンの「俺ら東京さ行くだ」がジ~ンとさせられる。
垢抜けないド田舎娘がハマり過ぎの上白石萌音の、後半での変わりよう!
若い役者がいずれも印象的。
ラストはなかなか衝撃的だ。
サスペンスと言うか、それこそ犯罪レベル。アレがバレたら、コウも再び芸能界に戻った夏芽も一巻の終わりだろう。
ここは賛否分かれそうだが、鮮烈過ぎる青春と愛の行く末を一気に見せきる。
長回し、美しい映像、印象的な台詞回しや音楽の使い方で、決して綺麗事だけじゃなく、瑞々しく、激しく、痛々しいその姿を。
撮影時27歳という若い女性だからこその手腕。
才ある女性監督が大勢いる中で、山戸結希はこれから楽しみな逸材。
夏芽とコウはおそらく幸せにはなれないカップルだろう。
きっと、惹かれ合い、傷付き合い、ぶつかり合い、その繰り返し。
運命的な恋人ではなかったかもしれない。
が、間違いなくコウは夏芽にとって鮮烈な“神さん”だった。
あの時、神さんのいる海で出会った時から。
減点法で語るべからず!
減点法で語ってはいけない作品。
感情のプロットだけでイケイケどんどん進んで行くだけの作品は、
人気や評論において神風が吹く時があります。
吹き止まったら、その熱病から覚めてしまいます。
本作は少し違います。
感情で評価する人とロジックで評価しない人の賛否両論になる作品があります。
最近だとグザビェ・ドラン、ちょっと前だとカラックス(異論があるかもしれませんが、マイカテゴリーではこの辺です。ゴダールは全く違います)。
「溺れるナイフ」は感情or論理で賛否される作品とは少し違います。
ゆえに、加点法で、その加点に関しての明細書の添付で検証が必要になってきます。
簡単に添付します。
添付例1
眉毛を揃え始めた少年とヒロインが交わす一回目の握手、二回目、、、唸りました。
添付例2
カラオケ3コーラスをフルで。
近くの座席の女の子が嗚咽してました。
おじさんはフルコーラスは長いと感じるかもしれませんが、例えばディズニーランドのパレードでこれでもかこれでもかこれでもか攻撃に慣れている人達にとって、重厚長大のエンタテインメントパフォーマンスとして正しい尺というのを肌で感じてるのかもしれません。
添付例3
【古事記】を薄く背景に置いています。神話をベースにした日常というのも、上記の監督たちとは違います。もっと言うと、その土台にハレの火祭り、そして最上段の日常に仁王立ちしてケケケと笑うの誰だらバー^_^
あらま!このハレとケの明滅は中上健次を90年代00年代生まれの人達がモグモグ・・ぺー!してみました~ヴァージョンか!東京でベコ飼うだえ~ガー!
まだまだありますが、この辺にしておきます。
それぞれの例えばの更なる明細、詳細は、またどこかで!
素晴らしい作品やないか~い!
最後にひとこと
広能やら大友の名前が出てきてなんでワシの名前がでてこんの~、
組長はワシぞ~。
地元の和歌山がロケ地なので観に行きました。 ジャニーズWESTの人...
地元の和歌山がロケ地なので観に行きました。
ジャニーズWESTの人がとても自然な演技で、こんな人クラスにいたwと面白くなりました。良いキャラです。
菅田将暉の役はかなり変わっていてよくわからないですが、俳優が良いから助かったなと思いました。
女の子がめんどくさ過ぎて主役の2人に共感できません。少女漫画感とシリアスなテーマがどっちつかずで、ただ変わった空気感の映画みたいになってしまっていました。色んな所で少女漫画感がなければ、もっと印象的な作品になれたと思います。少女漫画感が大事なら、事件を重大にしすぎでよくわからないことになってます。
原作は少し読んだだけなのでちゃんとした関係性は分からず観た 撮りた...
原作は少し読んだだけなのでちゃんとした関係性は分からず観た
撮りたいシーンを撮って繋ぎ合わせただけのように感じた
最後の夏芽とコウのシーンがよくわからない
くだらないシーンが長々続くのが多いし伏線でも何でもない
出演者は好き
ひとつの美しい作品
物語を見てるというより、美しい映像作品を見てる感じ。
とにかく、小松菜奈と菅田将暉の美しさ、演技に圧倒される!
見終わった後に、なんだか心に引っかかって残って、いつまでも残ってる感じ。
良かったぇー!いい作品だった!って感想がすぐに出てこないのに、なんか好きでまた観たいって思うような映画だった!
原作ファンとしてはがっかり
<ここがよかった>
・菅田将暉のコウちゃんは200点満点。
想像通りのコウちゃんだった。
漫画原作だと「イメージと違う」というギャップを感じることが多い中、ここまで期待を裏切らないのがめずらしい。さすが、実力派の俳優。
・カナちゃんも、原作のイメージにかなり近かった。特に、地味でもっさい中学時代から自信を付けて勝気な感じになる高校時代の演じ分けがすごい。
<ここが微妙だった>
・1カットが長く、フランス映画を意識した感じ。
・テンポがよいとは決して言えない。見てる途中でお尻痛くなったわ…。
・小松菜奈は見た目はいいけど演技が…。コウちゃんに対して、ただのヒステリーな女の子になってしまったのが残念。「なんでだめなの?!」「ねえ、どうして?!」っていうのがうるさい。もう少し深みのある複雑な感情を表現できれば、朝倉ジョージの世界観を体現できたかも。
・カメラマン役の元・毛皮のマリーズのボーカルもうーん…。雰囲気はあるんだけど、コレジャナイ感。
<まとめ>
近年の例に漏れず、この「溺れるナイフ」も実写化失敗パターン。それでも菅田将暉のコウちゃんを見てみたいって人にはおすすめかも。
内容は難しかったけど、キャストさんの何とも言えない演技力に見入って...
内容は難しかったけど、キャストさんの何とも言えない演技力に見入ってしまった!
菅田くん凄すぎる!
さすがカメレオン俳優!
重岡くん素に近くて何とも言えない。笑
よかった!監督同世代だけどまじ天才か 内容はちょっと重いけど、まだ...
よかった!監督同世代だけどまじ天才か
内容はちょっと重いけど、まだ学生だしなんとでもなるって思うから観れた
個人的には重岡くんのキャラがよかった
うーん…
菅田将暉と小松菜奈が普通に好きなので観ました。さすがに中学生から演じるのは無理がありましたね。
原作は何年か前に読んでいてうろ覚えですが…
主人公2人の関係性の描写はもう少し深くした方が良かったかも…思ったよりあっさりしていて伝わりにくかった感じがします。
大友くんは原作よりバカっぽい感じがしました。大友くんは映画で描かれているよりもっと夏芽を救ってくれています。重岡くんの笑顔はとても良かったです。
終わり方も何故こんな感じにしたのかな…原作知らない人は意味不明に終わってしまうのでは…
全体的にまとまりがなく感じたし、挿入歌の使い方もあまり好きではありませんでした…
危うい青春映画
小松菜奈と菅田将暉は、若手役者の中でも抜群にスクリーンが似合う。
演技がどうこうじゃなく、存在自体に「スクリーンで見る価値がある」と思わせてくれる強さがある。
この映画はそんな2人の、歌舞伎で言うところの「仁」を活かし切った役柄で「今の小松菜奈と菅田将暉を最高の状態でパッケージした」というそれだけでも映画として充分に価値があると思う。
特に小松菜奈は「渇き。」で鮮烈に映画ファンの前に姿を現したためどうしてもクセの強い役のイメージが強く、そうでない役の時には「他の女優さんでも代替可能だな」と思ってしまうことが多かったが、今回は悩んだり恋したりする等身大の役柄ながら、絶対に小松菜奈でなければいけないという必然性があった。
それと、ナツメちゃんに恋する「田舎の学校で学年イチかっこいい、普通に就職して結婚していいパパになりそうな少年」といった風情の大友君がとてもよかった。
演じてた重岡大毅君、これからいろんな作品で活躍しそう。
「いい人だし、一緒にいてホッとするけど、この人と一緒にいたら私は「その程度の女」で終わってしまう」というナツメの気持ちが大友君のリアルさによってくっきりと浮かび上がっていたし、この2人のシーンではいつもその「次元の違い」が表れていて切なかった。
それにしても、ものすごくバランスの悪い映画だった。
「うわー見てられない、お子様映画かよ」と思ったシーンもあれば、「なんて繊細で美しいんだ、これは名作」と思ったシーンもたくさんある。
結局、これがいい映画なのかそうでないのかはよく分からないが、このバランスの悪さは、そのまま主人公2人の危うさと重なっているようにも思えた。
バランスのいい青春なんてない。
危うくて、痛くて、フラフラしてて、いきなり泣いたり、いきなりキレたり、いきなり綺麗になったり。
そんな青春の「全然きれいにまとまらない感」がそのまま焼き付けられたような2時間だった。
2人が惹かれ合う過程がよく分からないとか、ラストの展開どうよ?とか色々とひっかかる所もあるけど、このバランスの悪さ、危うさ故に、美しくまとまった映画よりもずっと、私の中に古傷のように残り続けるような気がする。
内容薄.....
このマンガが大好きでキャストも菅田将暉ということで観に行きましたが
これお金だしてまで観たい映画ではない。
内容が薄すっっつ!!セリフない!!笑
なにも伝わらないよーって内容
現に、元のマンガを読んでいない友達と見にいったところ全く理解できなかったとのこと...
何でもかんでも、実写化するもんじゃないよと思ったのと、実写化するならそれなりものものを作れよーと思った。
自然が美しい、生きているって美しい。
すごいよかったし面白かったけども、分かりにくい部分が多少あって残念だった、また原作に比べて大事な場面を大分カットしているので、他に必要のないシーンが多くあったのでそこをもっと盛り込んで欲しかった。
自然描写や、生きているっていう感じがよく伝わってくる作品であったし、色の対比や自然を使って見ている人に様々な効果を与えていた。
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