ミューズ・アカデミー

劇場公開日:

ミューズ・アカデミー

解説

「シルビアのいる街で」などで知られるスペインのホセ・ルイス・ゲリン監督の長編作。バルセロナ大学の哲学科を舞台に、実在するイタリア人教授ラファエロ・ピント教授が、ダンテの「神曲」における女神の役割をきっかけに、現代におけるミューズ(女神)像を探る講義を行なう様を、フィクションとドキュメンタリーの境目をあいまいにしていくゲリン監督独特の手法で描いた。高尚な文学や芸術を語る講義で教授と学生たちの議論は果てなく続き、やがて予期せぬ方向へと向かっていく。2015年・第28回東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門でも上映された。

2015年製作/92分/スペイン
原題または英題:La academia de las musas
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2017年1月7日

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映画レビュー

3.0教授をめぐるミューズたち

2017年5月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

男女のなかなかかみ合わない対話、女性同士の本音の対話、自然との対話。 ガラスごしに見える二人の会話を盗み聞きしているような気になる。表情が正確には読み取れないので、言葉が中心になる。 こんな真剣な対話は、ほとんど周りで聴かなくなった。 サルディーニャの羊飼いのコーラスは良かった。

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Momoko

4.0『シルビア…』ほど画面の強度はないにせよ

2017年1月14日
Androidアプリから投稿

 全編に渡って音とガラスの洪水に彩られるなか、最終盤で妻と愛人の長い対話のあと訪れる静寂とガラスに映る外界と同時に映り込む顔が印象深い。

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花火