超高速!参勤交代 リターンズ

劇場公開日:

超高速!参勤交代 リターンズ

解説

幕府から突然の参勤交代を命じられた弱小貧乏藩の奮闘を描いた時代劇コメディ「超高速!参勤交代」の続編。参勤交代の帰り道 「交代」に出た湯長谷藩一行が、宿敵である老中・松平信祝の画策によってさらなるピンチに陥る姿を描く。知恵と工夫でなんとか江戸への参勤を果たした湯長谷藩の藩主・内藤政醇らは、故郷に帰るため江戸を出発する。ところがその道中、湯長谷で一揆が発生したとの情報が入る。政醇らに打ち負かされた老中・信祝が、復讐のため湯長谷藩を壊滅させようと画策しているのだ。一揆を収めるためには2日以内に湯長谷へ帰らなくてはならず、政醇らは行きの倍の速さで走ってどうにか故郷へ帰り着く。しかし、城は既に乗っ取られてしまっており……。主演の佐々木蔵之介ら前作のキャストに加え、古田新太、渡辺裕之らが新たに参加。本木克英監督が引き続きメガホンをとる。

2016年製作/119分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2016年9月10日

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(C)「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会

映画レビュー

3.5日本でしか出来ない映画

2024年10月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

前作同様楽しい映画です。ちょっと話を大きくし過ぎて
正直突っ込みどころは色々あるし、後半、盛込み過ぎて失速したり、
えっ!それで終わり?!みたいなシーンも多数有りますが、
昔の日本のチャンバラ映画は今以上に荒唐無稽だし、
若い人に観てもらう為にも、楽しのはいい事っすね。

往年の「水戸黄門」や「大岡越前」等の勧善懲悪で
偉い人程、優しくて良い人!と言う世界観のドラマを
ずっと観て育った私にとっては懐かしく、安心して観られる一作。
こう言う娯楽映画に良いの悪いのと言うのは
どうも不粋だと思いますわ。〜

今回も「柳生一族の陰謀」もどきの柳生の活躍で
チャンバラシーンが結構面白かった!
「忍者」「武士道」は世界的に人気コンテンツなのだから
この映画の様な解りやすい忍者やサムライ映画は
勇気を持って松竹は輸出して欲しいなあ〜
前半「5万回斬られた男」として「ラストサムライ」にも
出演されてる福本清三さんも出てる事だしね。
チャンバラ映画の伝統を絶やさない為にも、こう言う映画は
頑張って欲しいし、映画ファンもぜひ映画館で観て欲しい!

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星のナターシャnova

4.0安定の続編。予定調和を安心して堪能できる正常進化の作品。

2024年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

幸せ

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野球十兵衛、

3.0喜劇的時代劇

2024年1月1日
PCから投稿
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プライア

4.0帰ってきた現代感覚溢れる新時代劇

2023年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

本作は、ヒット時代劇の続編。前作は、主人公である東北地方の弱小貧乏藩・藩主(佐々木蔵之介)と家臣達の江戸までの参勤交代奮闘記だった。リターンズという題名から、本作が、本国への参勤交代奮闘記のみだとしたら、二番煎じで、新味がなくなるのでは心配していた。しかし、そんな心配な徒労だった。

前作で主人公達を苦しめ敗北した悪者老中(陣内孝則)が復活して、本国への帰途にあった主人公達への復讐を開始する。そして、職権を悪用して主人公達を藩存亡の危機に追い込んでいく。本作は、藩の存亡を賭け、少数精鋭の主人公達が、知力、体力を総動員し、抜群のチームワークで、悪者老中に立ち向かっていく姿を、時にコミカルに、時にシリアスに描いている。

主従関係が厳しい封建社会である江戸時代でありながら、藩主と家臣との関係はフレンドリーであり、コミカル。本国への帰途での様々な騒動、創造的で奇抜な大名行列、抱腹絶倒の関所通過作戦、などは時代劇とは思えない斬新なアイデア満載で痛快。現代劇を観ているようであり、従来時代劇の枠を突き破っている。

一方で、徳川吉宗など歴史上の人物の登場、時代劇でお馴染みの役者達の所作、豪快な殺陣、勧善懲悪のストーリー、などは本格的時代劇そのもの。特に、悪者老中の舌打ちをしたくなるような傍若無人の悪党ぶりは、超一級品であり、本作は、時代劇としても見応え十分である。

このように、本作は、従来の時代劇の良さは活かしながら、現代感覚を思いっきり盛り込んだ、新感覚、新発想の時代劇である。更に、コミカル場面とシリアス場面のバランスが絶妙であり、ラストで、“人は宝だ”という主人公の人間関係を大切にする考え方も奏功し、観終わって、心温まる作品になっている。次を予感させるラストだったので続編に期待したい。

時代劇の衰退が叫ばれて久しいが、最近、本作のような、従来時代劇に拘らない、現代感覚という新風を吹き込んだ作品が登場してきて、時代劇の注目度が高まってきているのは、時代劇ファンとしては嬉しい。時代とともに進化していく時代劇をこれからも堪能していきたい。

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みかずき

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