リリーのすべてのレビュー・感想・評価
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感情の波を感じた映画
視聴:1回目
推薦:全ての人に
感想:衝撃度は今年観た中で一番かもしれない。小説では味わえない、映画だから感じるあの雰囲気を体感してほしい。何とも言えない表現しがたい映画です。リリーの一言が刺さる残酷なシーンが幾つかあり、これを受け止め続けることができるのかという問を何度も考えてました。
呆然。
アイナーとゲルダ、それぞれの気持ちが流れ込んでくるようで、中盤以降は目を離せないけどすごくしんどかった。けど、素晴らしい映画。観れてよかった。
思ってもみなかった気持ちや考えが湧き出てきたら。受け入れるのが怖いようなその感情が大きくなっていくのを感じたら。周囲の想定や期待を満たせないと感じたら。
身近な人の精神が、これまでのその人からかけ離れて行ってしまったら?自分にはもう止められないんだって、分かってしまったら?
トランスジェンダーを描いた作品ではあったけれど、身に迫るような怖さや辛さがあった。
あとは映像がひたすら美しい。フィルム写真のよう。
目覚める事
トランスジェンダーに目覚め葛藤と苦しみの中で世界初の性別適合手術に臨むアイナーと、アイナーを最期の瞬間まで思い添い遂げるゲルダの愛の物語。
ただのラブロマンス映画だと思って観てみたら、その深いテーマに驚かされた。観賞後に史実を調べたが、少々脚色が加えられている事は残念で、特にゲルダが悲劇のヒロイン一辺倒に描かれているのはやや商業性を感じずには居られない。
そうであっても、この映画の持つテーマ性やメッセージ性は重く深い。エディ・レッドメインのトランスジェンダーに目覚める過程を描く演技は素晴らしく、それを支えるアリシア・ヴィキャンデルのアカデミー助演女優賞もうなずける。加えて映像も美しく、所々で写されるストックホルムの街並みの映像は二人が画家だからなのかどこか絵画的な構図と色彩が美しい。最近観た一枚のめぐり逢いや、日本アニメの言の葉の庭も、こうした何でもない街並みや風景を所々で挿入し、映像そのもので感情に訴えかける手法を使っており、自分が好きな作風なのだと感じた。
アリシア・ビカンダーのおっぱいが見たくてレンタルしました。 見終わ...
アリシア・ビカンダーのおっぱいが見たくてレンタルしました。
見終わると、その目的は何処へやら?おっぱいが出てきた事が、どうでもよくなっていた。
そのくらい内容が素晴らしかった。
いや〜、深い。そして感動的。
アリシア・ビカンダーはイイ女性だな。あんな美人で理解ある奥さん、羨ましいなぁ〜。
今日はトランスジェンダーの日
劇場で観ようと思っていたが、チャンスを失い、アマゾン・プライムで鑑賞。たまたま4/4のトランスジェンダーの日(旧オカマの日)に見終わった。自分だけかも知れないが、自由奔放に生きるアイナーに、無償の愛を送るゲルダーが可哀想だった。エディ・レッドメインの女装は、時代背景や化粧品の進化もあるとは思うが、自分の行きつけのゲイバーの方々(札幌、7丁目のママhttps://mobile.twitter.com/7_nanamama)の方がずっとキレイ。でも、そこを見る映画では無いんだよね、えー分かっていますとも。
壮絶な愛の物語
エディ演じるアイナー(のちにリリー)が足のモデルを頼まれた当初は嫌がっていたが、当てさせられたドレスに心が奪われていく様がキュンとさせられました。
物語の中盤までは女装をしていてもゲルダを愛する男として描かれていましたが、男でいるよりも女の(リリー)姿でいないと自分が保てずにいられない描写はリアルでした。
私が素直に感じたのは
女だから男しか恋を感じれないリリーですが、亡くなる寸前まで妻であり友人で有り続け守り続けてくれているゲルダへの愛も相当なものだったのだと感じます。
自分を愛し、愛されることを望まれるが叶えてやれることもできないが、支えて欲しく、愛し続けてくれるゲルダなしには生きられないこと、心から泣きました
手術するため1人汽車に乗るアイナーにゲルダはついていきたいと申し出ますが妻の悲しみを思うと残酷なことをさせたくないと拒否して行きますが
結局はリリー(術後)辛い時にはやはりゲルダの強い支えと支援
生涯、2人は夫婦から友人へと変わりましたが
愛は2人を強く結び終わりまでほどけることはなかったのかなと思いました。
実際にあった本当のお話ということなので、映画以上のものがそこに確かにあったのだと考えると涙が止まりません
最後まで悲しく胸に刺さりますが、これこそ最高の映画だと思えました
奥さんの苦悩に共感
私は心と体が一致している人なのでリリーの気持ちが分かりません。ただ奥さんの苦悩は想像できます。
もし自分の最愛の人が…って思うと苦しくなりますね。
主人公はリリーだけど、主に物語はマジョリティである奥さん目線で進んでいった印象です。なので同じマジョリティの私は観ていて共感ができました。
ファンタスティックビーストさえもリリーに見えてしまう。
愛の形はあまりにも自由。
時代によって偏見や決まった形を強要されることもあるけれど、自由であるべきもの。と考えさせられる。
見た時期がファンタスティックビースト公開に近かったこともあって、ファンタスティックビーストでも主人公を演じるエディ・レッドメインが、いつリリーのように内なる性に気づくのか…とファンタスティックビーストのCMを見るたびに思わされてしまうくらい、エディの名演が光る。
なかなかの衝撃作
同性愛者が精神分裂と言われている時代に
彼はどんな想いで自分が目覚めていくのを
感じただろう
きっとそこには恐怖しかない
そして嫁さんの辛抱強さというか
心の広さ器のでかさ。
まあでも正直言って
こういう系の映画には飽きましたな
同性愛、夫婦の衝突、エディレッドメインが可哀想、全部少しありきたりじゃありません?
(語弊のないようにいうと、主人公が犯人だったよ!と同じレベルで展開読めるという意味)
だから少し眠くなりましたね、、、
というかヴィギャンダーに感情移入し過ぎると
男に呆れる。
てかあんないい妻どこにいるのよ
もはや愛とかじゃない夫婦だよ
夫婦だからこそ成し得たことだなあ
アリシアが夫に会いたがって
でもエディは望むものは与えられないという
そのシーンは泣けますね
あと2人とも体張ったなあ
あんな抜いでいいのかねえ
意外でした
思っていたより苦しい物語。 彼の中の彼女が少しずつ大きくなってアイ...
思っていたより苦しい物語。
彼の中の彼女が少しずつ大きくなってアイナーがいなくなっていくのが切なかった。
最後までそばにいたゲルダの愛すごいなって思った。
ゲルダの愛
アイナーとゲルダの汽車での最後の別れのシーンは、ゲルダの悲しみが伝わってきて泣きました。
最後までゲルダの深い愛情が貫かれていて、ただただ感動と届かない悲しさで泣きました。
劇中のシーンは、絵画を切り取ったように美しかったです。特に、ヘンリクに傷つけられて、部屋で悲しみに打ちひしがれて背中を向けているリリーのシーンは、本当に絵画のようできれいでした。
あとリリーを演じるエディ・レッドメインが本当に美しく、ゲルダを演じるアリシア・ヴィキャンデルが可愛いかった!
素晴らしい映画でした!
真に見るべきは妻の愛
性同一性障害に苦しむ人、その周囲の人たちの気持ちを思い知った気がする
今、TVをにぎわしている方々の中には、ひょっとしてファッションの人もいるんじゃないだろうか
とすると、彼らがたくさん世に出ることは、むしろこの苦しみを茶化している、安っぽくしている、馬鹿にしているように思った
この障害に対するなんの社会啓発にもつながっていないと思った
貫く強さ
現状に違和感があっても不満でも、貫く強さを持った人は少数派。
貫く強さを持った人を愛し支える人は、少数派。
差別や死に正面から向き合う人は、少数派。
だけど、少数派が貫く強さが多数派の魂を揺さぶり、社会は少しずつ変化していくんだ。彼らの思いは時空を超えて、とてつもない強い魂を持った作品へと受け継がれたんだ。
愛だな…
前半はなんか色々衝撃的で目をそらした部分もあったけれど、後半はこの物語が言いたいことがわかってきて、ただただ感動しました。
最初はちょっとした夫婦の遊びとして始まったものがアイナーをリリーに変えていき、リリーは現実の厳しさに苦しむ。それを静かに見ていたゲルダも愛する人がいなくなっていく姿に苦しむ。だけどそれでも愛し続けるゲルダの姿に無償の愛とはこういうものなんだと思いました。こんな愛を注げる人はそうそういるものではないです。最後の「私はこんな愛には値しない」というリリーの言葉はゲルダへの感謝の言葉だったのではないでしょうか。ただただ涙が止まらなかったです。
この映画はキャストがとてつもなくよかったかなと思います。
エディは見た目はもちろん身振り手振りも女性以上に女性らしかったし、表情はその時のアイナー/リリーの気持ちをよく表していました。
アリシアは愛する人が別人になっていく苦しみ、夫への愛がどこからも感じられ、素晴らしかったです。オスカーを取ったのも納得!
とにかく美しく悲しい、それでもって素晴らしい映画でした!
The danish girl の生涯
凄い作品だった!2時間があっという間に過ぎ去る、ダレるシーンは皆無
良質なラブストーリー、
恋愛というよりは慈愛の物語
医師は皆 「insane」と断じる時代に、
ジェンダー障害を抱える苦悩と苦闘を見事に描いていて、
ずっと成就してほしい 幸せになってほしいと願いながら観てしまう
エディ・レッドメインとアリシア・ビカンダーの演技が凄い!と思うのは見終わった後のことで。
ラストの岬のスカーフ!
あれも慈愛の〆として最適、よかった!
リリーが美しすぎるのがすごいんだけど、それは置いておいて。 ゲルダ...
リリーが美しすぎるのがすごいんだけど、それは置いておいて。
ゲルダとアイナー/リリーがとても繊細に丁寧に描かれていて、とても面白かった。
リリーの苦しみは、想像することさえ難しいだけど、ゲルダもすごく苦しんでいて、すごく自分も苦しいのにリリーを受け入れて努力する、素晴らしい人だと思った。
映像も美しくて、劇場で見ればよかったと反省する。
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