レヴェナント 蘇えりし者のレビュー・感想・評価
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いろいろと納得の作品
まずはルベツキのアカデミー撮影賞も納得の素晴らしい撮影を楽しみましょう。 ところどころどう撮ったのか分からないような凄い撮影もあり、ロングでこの世界の美しさを称えるような撮影もあり、映像のクオリティという観点では文句の付けようがありません。 そして、イニャリトゥの悠揚迫らざる、タルコフスキーもかくやという演出です。こちらも非の打ち所がありません。一見ゆったりとしたシーンに見えても、息をするのも憚られるような緊張感です。 役者陣は端役に至るまで(おそらく)計算され尽くした演技で、計算通りの映像を作り出すことに貢献しています。矢の一本まで演技しているのでは、と思えるくらい。 本当に凄い作品です。惜しむらくはIMAXの上映期間が1週間しかないこと。是非IMAXで見るべき作品です。
150-27
芸術として、高尚なものとしての映画だった。 緊張感のある音楽やカットの連続で一時も目を離せない圧巻のシーンとグラスの救いである幻影、空想、亡き妻の優しい声の安心感のコントラストが我々を大自然の極限状況にのめり込ませました。キャンプしたくなりました。
ディカプリオ万歳!
すごく楽しみにしていた作品。ようやく観に行きました。 アカデミー賞主演男優賞のディカプリオ、うなずける作品でした。撮影賞も納得。雄大な自然のなか、臨場感溢れる映像でまるで現場にいるかのような錯覚に陥ります。敢えて照明を使わず、自然の光の中で撮影したというのも、素晴らしい。へたな3Dより迫力あります。坂本龍一の音楽も、映像と合っていてすごく良かったです。 原作の小説も読みました。内容が異なるところもありましたが、数々の困難を乗り越えて、生き延びてゆく姿を伝える為には、長時間の上映が必要不可欠なのだと思います。小説は、もっといろあるので…。 映画館で観るべき映画です! 今まで見たことのないディカプリオに出会えます。 ディカプリオ万歳!!
壮絶なサバイバル
最初から画面に釘付けになり物語にはまりました。 グリズリーに襲われシーンは壮絶をきわめますし、さらに壮絶なシーンが展開されます。 ひとり荒野にとり残された男を迫力ある演技で演じたディカプリオは主演男優賞の価値がある。 最後まで楽しめる映画でした。
Keep breathing
息子を殺された復讐劇というよりも、絶対的弱肉強食の厳しい世界におけるサバイバル劇に多くの時間を割いておりました。
生きる為に他から命を貰い、奪い合うその営みの中で、生死の境は神のみぞ知るといった所でしょうか。
苦境を生き延びたことで伝説となり語り継がれているくらいですから、実際どうだったかは誰にも分かりませんが、主人公の生命力、奇跡とも言える回復力は超人的です。
そして過酷な環境におけるインディアンの生活の知恵と経験、サバイバル術は逞しいものでした。
DiCaprioの演技力に元々異論はないのですが、これまで歴史上の人物、文学作品の主人公、誰を演じても私には同じ人に見えておりました。しかしこの映画では、更にひと皮剥けた渾身の演技だったと思います。
平和だった頃の家庭生活や息子への優しい愛情があまり伝わって来なかったので、復讐が、生への執着同様、何となくただの執念となってしまったように感じました。
あとは、もう少し短く編集して頂いても、言いたいことは充分伝わりますよと申し上げたいです。大自然、戦闘、演技、いずれも見応えはありました。
ひとつ腑に落ちないのは、フランス人と組んで取引していたアリカラ族は、酋長の娘がそのフランス人に囚われているとは分からなかったのでしょうか??酋長の娘とは知らずにフランス人は捕らえていたのか、バレないように監禁でもしていたのでしょうか??
生々しい命
生きるって綺麗じゃないなぁと思った。 血が流れ、肉を食べ、殺しあう。 全てが生々しい「生」であり、自然の吹雪だったり雪解けだったり、全てが「生」だと思った。 うまくは言えないけれど、執念だけじゃない命のやりとりというか、なんとも凄まじい映画。 血とかダメな人はダメだと思う。 でもなんで死なないんだよっていうのはちょっと思った(笑)サイドの人はパタパタ死んでくのに。 矢が刺さっただけで死ぬ人と全身ズタボロで極寒の川に流されても生きてる人の違いが酷い。活かされてるってことなのかもだけど、ありえない。
厳冬の中の緊迫感溢れる復讐劇。
オープニングのスピーディーな攻防からクマの襲撃やら激流くだりなとなど、全編よくこんなロケを敢行したなー、と唖然。ディカプリオも喉つぶらせれ会話ができないのに子供を殺された悲壮感がじわじわ。アカデミー賞をつかんだだけのことはあるな、と。坂本龍一のアジアンテイストな音楽もバッチリな盛り上がり。150分はあっという間でした。
グロすぎる
予告編からして観たくない映画だったが、特にこれと言ったものがないため観ることに・・・
趣旨としては良い映画かも知れないが、正視に堪えないところもあり、正直、二度と観たくない。
愛が云々と言うより、復讐したところでカタルシスも生まれず、ただただ虚しさのみが残る。
「レヴェナント」を観て・・
ディカプリオが悲願のアカデミー賞の主演男優賞を授賞した映画。サバイバル復讐劇で過酷な自然の厳しさと美しさが映像になった作品。猟の最中にグリズビーに襲われて瀕死の重傷を負った主人公が、仲間に殺された息子の復讐に300キロの追跡を・・バッファローの生レバーに食い付いたり、原住民に弓矢で襲われたり、人間が木に吊るされたりグロテスクな映像が続く。最後は仇と血だらけの決闘に・・ストーリーが明解で、157分の長さを感じさせないディカプリオの迫力の作品に違いない・・
(´・_・`)自分だったらどうしようか?
インディアンに追われる毛皮商の一団。ディカプリオは熊に襲われ深傷を負う。
一団の1人が足手まといのディカプリオは殺そうとするが、息子が騒ぎナイフで刺され殺される羽目に。
ディカプリオは生き埋めの上置き去り。助かり回復するディカプリオが復讐の旅に!
このディカプリオを殺そうとした奴は果たして悪い奴だったのだろうか?
否でありディカプリオはその判定を自然の神に任せた。自ら殺さなかったってことなんだろうか?
見方間違ってるかな?
ディカプリオは迫真の演技で◎!アカデミー賞は本物でした。
しかし熊にあんなにガブガブされたらたまりませんな((((;゚Д゚)))))))
生きるとは
何度も歯を食い縛り緊張しながら観た後に残るのは、ストーリーよりも圧倒的に映像の数々と自然界の音。ストーリーがシンプルなだけに、観る側の想像を絶する環境を想像する力が試される作品かも。この個性を実現するためにどれだけの情熱が必要だっただろう。ディカプリオの演技は圧巻。観て決して損はしない、観るなら映画館でみるべき作品。
重厚な音楽と緊張感を体感できる2時間半。
ざっくりとあらすじしか知らなかったため、背景知識があるともっとストーリーを味わえると思いました。 映画を見ながら推測したところによると、まだ原住民族がいたころのアメリカが舞台。ディカプリオは支配者に雇われている狩猟民族で、息子はある原住民族の母親との間にできた子ども? 話は、ある地域で毛皮などを狩っていたときに原住民族に襲われるところから始まります。 余計なBGMは一切なし。広大な自然の中の音、リアルな息遣いしかないので、いつ何が起こるかわからない緊張感しか溢れていません。 また、1カット1カットがすんごく長い。けれど、テンポは悪くない。だから150分を超える上映時間でも、飽きることなく見続けられました。むしろ、「どんな展開になるのか予想がつかないので目が離せない」という表現の方が適しているかもしれません。 ディカプリオの演技がまさに圧巻。ほぼセリフがなく、表情で語る様が凄まじいです。さすが、アカデミー賞で悲願の受賞に至っただけはあります。 そして、また1人1人のキャラが濃く、非常にどういうやつかわかりやすいです。復讐相手は特に。わりと結構クズ。(笑) 終わり方に賛否両論あるかもしれませんが、なかなか印象的なラストシーンだったかも。 ありがちな展開や他の映画じゃ物足らない方には、すごくぴったりの一本だと思います。 ぜひ、劇場に足を運んでいただいて、臨場感あふれるサウンドや広大な自然の美しさを体感してほしいです。 結構グロいシーンが多いので、耐性がない人にはきついかも。視聴の際はその点だけお気をつけください。
壮絶と暗とやすらぎと光
ほぼ完璧。 ルベツキの撮影はすごいの一言。撮影映像だけでも損はないです。 ストーリーも復讐劇で本筋はすごい分かりやすく、ご都合映画でもないし、日本人には民族差別や原住民の歴史は分かりにくいので細かいところは気にしないとしても長さが気にならないくらい分かりやすいストーリーでした。 オスカーとったディカプリオの演技も凄かった。ほとんどセリフがないが顔で、目で演じてました。ウルフオブとは違った意味でぶっ飛んでました。 ほとんど黒いシーンが続きますが、太陽の光や炎の光が束の間のやすらぎを与えてくれる。壮絶な映画なのに、あったかく感じる心地いい映画。
アカデミー主演男優賞なので・・・?
やはりアカデミーの選考基準は未だに意味不明。何が良いのかサッパリ分かりません。 先住民のエリアを侵略して狩りを行い毛皮を売り捌く。挙げ句に他愛ない仲間割れで殺し合いで息子を失い逆怨み。感動など皆無。これを秀作という人の気持ちは理解できない。 一応観ましたが、予想どおり観なくてもいい作品でした。駄作です。
ディカプリオ様。
ホームステイでニューヨーク行った時の機内で鑑賞。蘇りし者とのタイトル通り、死の淵から奇跡的にとんでもない生命力を発揮し蘇り復習する物語。熊に襲われるシーンは迫力とリアリティがみどころだと思う。こちらも、話題作の為鑑賞したが、目を背けたくなるシーンなどあり、もやもやしながらみた。念願のアカデミー賞主演男優賞を受賞したディカプリオ様の名演技に圧巻。
動物に痛い目あわせたくないんです。
動物や自然を大事にしている私にとって 動物を何の迷いも無くどんどん殺していく(巻き添えにあって殺される)場面が多過ぎて、心が痛むばかりでした。 いや、だからこそ危機迫った感じが出てていいのかもしれませんが。 勿論、「 自分を守る為」とか「 毛皮取る為」とか意味はあるんですけど。 映像や演技や音楽は素晴らしく感じました。 他の方が言ってる様に、時々現実に戻ってつっこむ場面があります。
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