レヴェナント 蘇えりし者のレビュー・感想・評価

レヴェナント 蘇えりし者

劇場公開日 2016年4月22日
443件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

残酷さを超え崇高ささえ感じる

あらすじなど一行でかける映画である。

ヒュー・グラスの姿に何を見いだすか。
人間が動物にまで貶められたと取るか、それともあるべき原始の姿に戻ったと取るか。

自然光のみで撮影したという圧倒的なリアリティ。特にこだわったという夜明けや夕暮れのマジックアワーは神々しく、薄明に照らされた雪原や森林が美しい。

その中で繰り広げられる命のやりとり。人間も獣も、その日生き延びることだけを考える。命のやりとりに残酷さを超えて、崇高ささえ感じる。

私はテントを背負って3泊~4泊山を縦走することがある。
だから、ヒューの目を通して一緒にサバイブしている気持ちに陥った。

登山中は無心で、ただひたすら一歩を繰り出す。 苦しさは次第に薄れ、自分の体が自分の物ではないような、その場の一部になったような奇妙な浮遊感を覚える。
鳥の声が聞こえたら天を仰ぎ、太陽が出てきたら立ち止まって暖かさを感じ、水があれば喉を潤しその美味さに感動し、眠るときは風や木々の咆哮にも似たざわめきに身を震わす。
しかし日の出の瞬間は、世界がいっせいに目覚めたという感覚が肌を駆け巡り、雄叫びを上げたくなるほど無性に嬉しいのだ。

ヒューは、瀕死の状態で何を考えたか。最初は復讐にたぎる目をしていた。
しかしジョンを追いながら、肉を食べ、水が体に染み渡る喜びを得て、メディシンマンに救われ、馬の屍肉を切り裂き中に入り、過酷なサバイブをしていくにつれ、自分が生きていることに不思議な感銘を受け魂が浄化されていくようにも見えた。

生きたいという大きな欲と無我の境地は相反しているのに、不思議だ。
人間社会のモラルが酷く陳腐に思えるのだ、大自然の中では。

最後、ジョンの命を自然の成り行きに委ねるヒュー。結局人間がジョンに止めを刺すことになるのだが、人間も自然の一部だという表現なのかもしれない。

感動を生むのは、グリズリーに襲われる場面、突然飛んでくる銃弾や矢、崖から馬と共に落下する場面など、映像の奥行きと臨場感の凄まじさがあってこそ。
長回しの手法をとってはいるが、体験型劇場にいるような「バードマン」とは違って、その場に放り出された感覚に陥った。なまじ、3Dなどより生々しい「生」がここにはあった。

REX
REXさん / 2019年3月7日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  興奮 怖い 悲しい
  • 鑑賞方法:-
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美しい冬の光(と獣の血)

映像美スッゴイ。わたしは冬の景色を愛しているのですごく好きだった。
途中のカリブー?ムース?の大群はCGなのかな、それでもすごかった。
雪山の夜の火が美しかった。
最後に彼がみた「神々」もまた美しかった。

坂本龍一が手がけた?音楽はなんかノスタルジックというか、寂しい気持ちになるね。小さい頃に夜に死ぬこと考えはじめたときのような寂しさ。日本人として聞き馴染みがあるからなのか…?

あとはどなたかがレビューで書いてらした、火があるなら焼いて食えやっていうのめっちゃ分かる。

mimi
mimiさん / 2019年2月22日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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知的興奮に包まれる映画体験

文明から切り離された手負いの旅路
人間も大自然のほんの一片に過ぎない
そのことを痛感させられると共に
人間本来が持つ生命力に驚かされる。

イニャリトゥ特有の長回し
水の表情をじっくりと追ったり
廃墟の教会を暗喩的に撮すなど
タルコフスキーを彷彿とさせる表現が
あちらこちらに見受けられ
大自然への畏怖や生への終なき執着を
容赦なく訴えかけてくる。

ディカプリオの熱演も然りだが
トム・ハーディ演じる
狂気にも似た業の深さに戦慄が走る。

しげぴい
しげぴいさん / 2019年1月16日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  悲しい 怖い 知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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1つの芸術作品

素晴らしい映像美。リアルな大自然、極寒の未開の地をこれほどまでにリアルに表現できるなんて素直にすごいと思える。話は冗長なのでストーリー重視の人にはキツイかもしれない。私はキツかった。

J.max
J.maxさん / 2018年12月25日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:VOD
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Emmanuel Lubezki

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥとエマニュエル・ルベツキの最新長編作品ですね。メキシコの鬼才コンビが今回も飛び抜けた作品を作ってくれました。

今回注目したいのは、撮影。毎回エマニュエル・ルベツキ(Emmanuel Lubezki)はアカデミー賞撮影賞の常連で、毎回「これどうやって撮影したの?」と驚かされます。代表的な作品は、スリーピー・ホロウ”Sleepy Hollow (1999)”、ゼロ・グラビティ”Gravity (2013)”、バードマン”Birdman (2014)”などがあります。
この作品で感じたことは、「なんてスクリーンに映し出される世界が広いんだ。」ってことでした。レオナルド・ディカプリオやトム・ハーディーの表情から、雪山や動物たちが歩く背景まで、とても広い世界観を見ていて感じた人も多いんじゃないでしょうか。まるで映画の世界にいるような感覚。
今回エマニュエル・ルベツキが使ったカメラはARRI ALEXA65。65mmフィルム相当のセンサーを使ったデジタルカメラ。さらに彼は24mmやときには12mmのような超ワイドなレンズを使ってほとんどのシーンを撮影しています。それゆえ、かなり広い視野で、かつ奥行の感じられるような、超現実的世界をスクリーンに写しだせているんです。

まぁお金があるからできることではあると思うんですが、どうしてもロングレンズを使って、ラックフォーカスしてみたりしたくなるのが、映画界の伝統と流れ。そのなかで、彼は毎回それをぶち破り、新たなことに挑戦しています。そして毎回作る作品でそれを更新していくのです。つまりは、前回使った技法のいいところを次回の作品で生かしながら、また新たなことに挑戦する。だから、私たち視聴者は新たな映画体験にワクワクする。

是非次回のエマニュエル・ルベツキ撮影作品は、大きな大きなスクリーンで。小さな小さなスマートフォンではこの映画体験はできませんよ!

そしてもう一つは、劇中音楽。2015年の作品だから、この事実は忘れて見ていた。
みているときに、なにかジブリ感を感じた。つまり、久石譲さんのあのストーリーを追い越して引っ張っていくような感覚をもったんです。この感覚は久しぶりでした。ずーっと見ながら、誰がこの映画の音楽担当してるんだろうって思いながら見ていました。
そして、エンドロールで思い出す。そうだった、我らが坂本龍一さんではないか。忘れていた自分が恥ずかしい。。。
あの感覚は、日本で育ち、その楽曲構成に慣れ親しんでいるからなのだろうか。それとも、久石譲さんや坂本龍一さんのような日本を代表する作曲家たちが、世界でもトップであるのだろうか。どちらであっても日本人としては嬉しいのだが。
絶対に見ればわかると思うのですが、ほとんど会話のないこの作品であっても、音楽が引っ張って行ってくれる感覚が感情を動かす。ストーリーの波を前もって予告してくれるように、それまで、背もたれに体重を乗せていた体を、ぐっと引き起こして前のめりになる瞬間が、視聴者全員に同時に訪れる瞬間は映画音楽の真髄だと思います。

Editing Tell Us
Editing Tell Usさん / 2018年10月17日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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「自助努力」の世界で、報われたのは他者を助ける男

生存という目的を妨げる要因を排除する、経済的な男フィッツジェラルドとの対比

f(unction)
f(unction)さん / 2018年8月26日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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ディカプーの呻き声ばっかり…

どんだけ凄いのかと思って観たけど、特に感情が揺さぶられるとか云うことはなかったかな。
大したものも食べてないし、体力も著しく低下してると思うけど、凍死もせずに凄いなーって。
ディカプ好きだけど、これはイマイチかな~。
「ジャンゴ」のディカプの方が良かったかな。

m@yu-chan-nel
m@yu-chan-nelさん / 2018年8月22日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  単純
  • 鑑賞方法:VOD
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クマに襲われ痛すぎる場面もあり

冒頭から原住民との闘いが始まり、熊との闘いシーンは本物の熊に襲われたかのようで凄かった。と言うか痛すぎる。
息子に対する深い愛が生きる力となり、どんな過酷なシーンも乗り越える。
レオナルド・ディカプリオ様は私の中では『ロミオとジュリエット』『タイタニック』が凄くイメージ強すぎてこの映画では全く正反対の感じ。
ディカプリオ?なの?って感じでした。

mami
mamiさん / 2018年8月15日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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リアルかな

クマとのシーンはすごい。

sambalsoton
sambalsotonさん / 2018年8月12日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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これは劇場で観るべきだったのか

ただし劇場で観たらしばらく立てないくらいヘロヘロにになってたと思う。重く長く美しい映画。
ほぼ実験映画だった『バードマン』ほど極端ではないが、多用される長回しが、特に冒頭の乱戦やグリズリーとのどつき合い等で臨場感をグッと高めている。
ディカプリオはそもそも『ギルバート・グレイプ』でアカデミー賞を獲っていてしかるべきだったと思うが、とりあえずお疲れ様である。『マッド・マックス』や『ダンケルク』のイメージしかなかったので、これトム・ハーディ?と驚き、逆に『デトロイト』の筋金入りレイシストの印象しかなかったウィル・ポーターが、こんなナイーブな役をやってたとは。役者ってやっぱりすごい。
観たばかりの『ウインド・リバー』とも印象がかぶるが、ラストカットから見るにグラスはきっと…。

なお
なおさん / 2018年8月3日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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終始雪の中、重苦しい空気の中で進む復讐。 なんですが観なきゃよかっ...

終始雪の中、重苦しい空気の中で進む復讐。
なんですが観なきゃよかった感より面白かった気持ちが勝つ映画でした。個人的には好きな映画でした。

だいこん
だいこんさん / 2018年6月22日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:VOD
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凄まじい生への執着

・冒頭でいきなり熊との大一番、思ったよりもガッツリとガッサーいかれてる!
・バチボコの生命力の塊の父親グラス(ディカプリオ)、狡猾極まりない見事な悪役フィツジェラルド(トム・ハーディ)、グラスの目の前で殺される息子のホーク、気弱な少年ブリジャー(ウィル・ポールター)
・瓦礫の教会で亡き息子と出会ったり、川辺の向かい岸に奥さんを見たりと幻想シーンも随所に挟み込まれる
・至近距離から接写したカメラワークが見てるだけで凍えてきて、とても効果的ですばらしい
・熊と闘い、急流に飲み込まれ、馬の臓器を取り出して暖をとったり、そりゃレオさまオスカーとるわ
・涙目のグラスがカメラを見据えて息づかいが聞こえるなか幕

mimiccu
mimiccuさん / 2018年6月13日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  怖い 単純 興奮
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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ストーリーは比較的単調だが、とにかく映像が美しい。どのシーンを切り...

ストーリーは比較的単調だが、とにかく映像が美しい。どのシーンを切り取っても絵になる。

コーヒー
コーヒーさん / 2018年6月8日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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何でこんなに評価が良いのか謎

復習が始まるまでが取り合えず長い。
そして肝心の復習も特に盛り上がりもなく簡単にストーリーの先読みが出来てしまうほどのありきたりなパターンで終わる。
その復讐劇ってのも、過酷な状況で瀕死の主人公を楽にしてやればいいのに死ぬのを待つために仲間がバラけて残った3人は敵に追われ生きるか死ぬかの状況で人の話も聞かうず大声で叫んだ事が原因なわけで・・・
復習が始まるまでの長い時間は絶対不死身でどんな災難にあっても死なないわけで、ハラハラする事もなければ主人公があまりに頑丈すぎて笑ってしまうほど。
感情移入もしなければ盛り上がりにかける映画でした。

みぺ
みぺさん / 2018年5月22日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  笑える 寝られる
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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ものすごい映像美

ものすごい映像美に圧倒されます、それにのせる音楽もかっこいいし美しい。しかし、物語としてはかなり冗長。展開も地味でドラマも少なめたった一つの目的を果たすために延々と150分もいらないのではないだろうか?

ねじまき鳥
ねじまき鳥さん / 2018年4月10日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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レビュー

大自然の美しさが画面いっぱいに映る。美しいがゆえに厳しさもより際立つ。息子を殺された復讐心とサバイバル技術のみで生存していく。復讐すらも自然の営みの一部なんじゃないかと思えるほど、すっと胸に落ちる復讐劇でした。

みそしる
みそしるさん / 2018年3月11日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:VOD
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冬に観ると寒い!!

スカイリムのような大自然を堪能でき、特に水辺の表現が綺麗です。出だしの襲撃シーンは、白人はこのようにして日本人の富を収奪していくのかと怖かったです。長尺で主人公の回復が早すぎる割に、回復してからが長くて、集中力が途切れたので、ややバランスが悪いように感じました。テンポが良くないので初めは好印象だった雪景色にも慣れてしまい、砦での生活や篝火を炊いた夜間のシーン等も殆どなくスペクタクル感は全盛期のリドリー・スコットになり損ねたかのような印象です。クライマックスも普通で序盤の熊のインパクトに負けるので、ベタですがお互いもっとさらけ出して、どしゃぶりの中殴り合う等天候や印象を変えて欲しかったです。長い割に薄く感じたので、やはり120分で観たかったです。

アンジェロ
アンジェロさん / 2018年3月10日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  怖い 単純 寝られる
  • 鑑賞方法:VOD
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うおー映画館で観るべきだったーあ。見逃したんだよねえ。 さすがの監...

うおー映画館で観るべきだったーあ。見逃したんだよねえ。
さすがの監督、凄かった。
ただディカプリオはどうかな?アカデミー賞は頑張ったで賞だったってのも分からんでも無い。受賞に値する俳優ではあるけど、この作品じゃなくても良かったのにな。
それにしても圧倒されました。

まるぼに
まるぼにさん / 2018年3月2日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:VOD
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熊に襲われ熊になる

熊との格闘シーンは必見です。VFXと分かっていても、レオ様は死なないだろうと分かっていても、手に汗握ります。
瀕死になって以降のレオ様はほとんどセリフありません。というか喋れないんですが。それでも更に苦難に合う彼ですが、崖から落ちたり川へ飛び込んだり体当たりの演技で話を進めていく様は、圧倒的な大自然の背景も相俟って全く見逃せなかった。

満身創痍の体を突き動かす復讐の執念は、この話の中だけでなく、アカデミー主演男優賞に対する執念にも通づるのかと、雑念も生むレオ様気迫の演技。自分で傷を治そうとするシーンは、痛々しいが少し笑えた。

話としては前半が冗長で、レオ様の昔話を、ボヤかさずハッキリと描いてもらえると、息子との絆も観る側に伝わり易いかな。

イニャリトゥ映画、というより、ディカプリオ映画てした。

クリストフ
クリストフさん / 2018年2月3日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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美しい

私はこれまでこの映画ほど美しいと感じた映画を観たことがありません。
何もかもが美しかった。雪景色、水の流れ、揺れる木々、焚き火の炎、全てが美しい。その真横でレオ様が血反吐を吐いていても。観ているのが辛いシーンも多くありました。しかし目が離せなかった。どんなにえげつない事が行われていても。美しかったから。
私は芸術に疎いです。有名な画家の絵画のほとんどは私にとって理解しがたいものです。ですがこの映画を観て、ひょっとすると芸術的とはこの映画のことを言うのではないか、何となくそう思いました。
全編に渡り印象的なのはレオ様の吐息の音。変な意味ではありません。極限の環境の中、息も絶え絶え、体も上手く動かせない、しかしまだ生きている、死ぬわけにはいかない。それが、強すぎるくらい伝わってくる演技、演出でした。レオ様の演技は素晴らしかった。本当に雪山に放り出されて、サバイバル生活を強いられているのかと思いました。
本当に不思議な気持ちになる映画でした。自分の語彙力の低さに腹が立ちますが、とにかく美しいのです。血みどろで、えげつない、しかしそれを含めた全てが美しく見えてしまう。不思議です。
もう一度見直したいのですが、気力の方がもつかどうか分かりません。正直観た後はかなり疲れました。

➀この映画の舞台で同じような状況でサバイバルする。
➁無人島でバレーボールに名前をつけて一緒に
暮らす。
➂火星で芋を栽培しながら暮らす。
どれが1番嫌かと聞かれれば、私は➀です。➀になるくらいなら、火星でバレーボールに名前をつけて芋栽培に勤しみます。絶対に嫌です。散々、美しいとか言っときながらあれですが。観客の側だから言えることですね。

素晴らしい映画でした。惜しむべくは、映画館の大スクリーンで観られなかったことか。
皆様にも観ていただくことをお勧めします。

最後になりますがグロ注意です。

ケル
ケルさん / 2018年2月1日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 怖い 興奮
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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