カラビニエ
劇場公開日:2023年4月28日
解説
「勝手にしやがれ」のジャン=リュック・ゴダール監督が、戦争に翻弄される無知な若者2人の運命を寓話的に描いた風刺劇。イタリア人作家ベニャミーノ・ヨッポロの同名舞台劇をもとに映画化し、前年に同劇を演出したロベルト・ロッセリーニが脚本に参加した。
とある架空の国。荒地の掘立て小屋に、ミケランジェロ、ユリシーズ、クレオパトラ、ヴィーナスという名の4人家族が暮らしていた。そこへ2人のカラビニエ(歩兵)が「王様」からの手紙を持って現れ、ミケランジェロとユリシーズの兄弟を徴兵する。学のない兄弟は世界の富を手に入れることができるという甘言に釣られて戦地へと向かい、破壊と略奪の限りを尽くすが……。
1963年製作/80分/フランス・イタリア合作
原題または英題:Les Carabiniers
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
劇場公開日:2023年4月28日
その他の公開日:1989年1月14日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジャン=リュック・ゴダール
- 製作
- ジョルジュ・ド・ボールガール
- カルロ・ポンティ
- 原作
- ベニャミーノ・ヨッポロ
- 脚本
- ジャン=リュック・ゴダール
- ジャン・グリュオー
- ロベルト・ロッセリーニ
- 撮影
- ラウール・クタール
- 音楽
- フィリップ・アルチュイス