美術館を手玉にとった男

劇場公開日:

美術館を手玉にとった男

解説

全米46カ所の美術館を30年にわたって騙し続けた贋作作家マーク・ランディスを描いたドキュメンタリー。2011年、アメリカ各地の美術館に展示されていた数々の名作が、ある男が造ったニセモノだったことが判明した。このセンセーショナルな事件に全米のメディアは騒然となりFBIも捜査に乗り出すが、その男マーク・ランディスがすべての作品を無償で寄贈していたため、罪に問われることはなかった。美術界に造詣の深いジェニファー・グラウスマン監督とサム・カルマン監督が謎の男ランディスの素顔に迫り、ランディス本人や事件に関わった人々の姿を通して社会の歪みを浮かび上がらせていく。

2014年製作/89分/アメリカ
原題または英題:Art and Craft
配給:トレノバ
劇場公開日:2015年11月21日

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(C)Purple Parrot Films

映画レビュー

5.0『オリジナルなんて無い。すべて元ネタがある』

2024年12月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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When I am 75♥️

5.0マークランディスのひたむきさと才能に胸を打った

2021年12月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

知的

ゴッホ展以来アート系にはまり、その一貫で観ました。 タイトルはミスリーディングですね。 初め、どんなにか悪党かと思っていたら意外にも純粋な人。 家族も友達もいず、精神疾患を抱え、ただひたすら絵画に向き合う日々。 やったことは道徳的に許されることではないですが、面白いのは良くある贋作事件と異なり、無償でやっているところ。 最初に贋作であることを突き止めたレイニンガーは当初怒りを感じながらも、最後はもはや彼の才能に恋をしているのではというくらいの執念ぶりである。 最後の展開は、フィクションではあり得ない面白さなので是非前情報なしで堪能頂きたい。 レイニンガーがある意味マークランディスの承認欲求を満たしたのでしょう。 彼の生い立ちは節々で語られるが、精神疾患が生来のものなのか後天的なのかいまいち分からない。もしかしたら両方なのであろう。最初はもっと知りたいと思ったが、その分からないところが彼をさらにミステリアスに見せていて良かった。 彼の作品見てみたいですね。 社会では弱者として扱われているのかもしれませんが、非常に教養、才能があり、お会いしたら面白いのかもしれないと惹きつけられました。 私は贋作は支持しませんが、才能がある方は純粋に尊敬します。 非常に良くできたドキュメンタリーで夢中になって観ました。

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シネマラブ

3.5天才

2021年2月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

絵が描ける人って、ピカソ然り、マーク・ランディス然り、絶対に生まれつきだと思います。ガチで恐ろしい才能の持ち主です。でも、人間性は純粋で世渡りが下手そう。映画を観てると、あり得ない人と出会えるので楽しいですね。

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ミカ

3.0同じことを思う

2020年5月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

会う人会う人におそらく何万回も言われたと思う。 それだけの技術があるのだから、自分の絵を描きなさいよ、と。 お母さんの写真を見ながら描いた絵があったけど、それ以外はコピーだったみたい? コピーすることが好きだった、それだけでは? バンクシーも簡単に描いてしまいそう。 彼を追い続けて美術館をクビになった人、贋作を見破る鑑定士になったらどうかな〜

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ジャーニー

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