ハイエナ

ナイフ？鉈でのバイオレンス描写が凄く、汚職警官主人公も救いがなく感情移入できない。ラスト、恋人と助けた女性を助けにアルバニア人二人が籠城しているところに飛び込んでいくのか描かれていないので残念

　新しい部署に行きデヴィッド（スティーヴン・グレアム）と組むことになったマイケル（フェルディナンド）だったが、いつもの調子で悪の組織と仲良くなって取引する・・・そんなことの繰り返しの中、捜査官テイラー（ドーマー）にはめられ、グダグダに・・・自分がトルコ人殺しの犯人にしたてられ、カバシ兄弟にデヴィッドも殺される。そんでもって、キレたマイケルはテイラーを射殺。

　ラストはカバシ兄弟に待ち伏せされ、女たちを救うために向かう・・・途中でエンディング。シュールなラストで、一体どうなるのか、わけわからん。

悪い奴しか出てこない。

どこの国にもこんな犯罪の巣窟のような街があるんだろうけど、作り手はどうやってこんな世界のことを調べるんだろうか…と、この手の映画を観ると思う。

本当にリアルかどうかはその世界を知らないので分からないが、凄まじいリアリズムを感じる。

映画の終わりは、物語の終わりになっていない。さて、この先マイケルはどうするのか？

投資計画，アルバニア人，元相棒と監察官、全て1人で結果的に対応していたのが仇になった。そして群れを離れてしまった。

嵌めようとした奴らをなんとか去なしたのに離れた群れののハイエナが…
ハイエナは群れて動く生き物で、群れていないと勝てない生き物。一匹でライオンの狩った餌を横取りは出来ない。

最後の決断はどちらになったんでしょう。元相棒の非理性的な行動を非難していただけに気になるところ。