アロハ

主人公（ブラッドリー・クーパー）は元軍人で、民営化された宇宙ビジネスを手伝うためにハワイにやって来る。
そこでアメリカ軍との仲介役の女性（エマ・ストーン）と知り合う。
また、別れた恋人（レイチェル・マクアダムス）とも出会い・・・。
この出演陣と監督で、こんなにも盛り上がらないロマコメはある意味、不思議。

ストーリーが「アロハ」とは今一つピンとこず、主演のブラットリーの変わらない魅力に理屈なしに満足した。今回一番印象的なシーンはなんと言ってもラストシーンの娘のフラを見つめる父親とのガラス越しの心の通じ合いだった
セリフひとつないのに娘の徐々に涙が溢れる表情に変わり、父親の所へ飛んでいくシーン凄い演技力だ！ 将来が楽しみな女優さんだと。

豪華キャストに期待して鑑賞。
期待していた程ではなかったかな。
ストーリーもいまひとつ分かりにくかったし。
でも、ハワイの景色と音楽をバックに、エマ・ストーン＆レイチェル・マクアダムス2大女優の明るい笑顔は映えていて、見ごたえがあった。
ハワイの魅力も堪能できた。

設定に無理がある場面がありチープなつくりだがラブコメ目線で見ると切なさもあり、さまざまな愛が伝わってくる。
ハワイを感じられる作品。