アンフェア the end

前作(the answer)よりはまあまあ、警察に追われている感じがありました。追撃を交わして証人を大使館まで連れて行く、と言う大事なミッションで、プロット段階だと面白そうですが、所詮TVドラマの演出なので、証人を逃がす時のヤバい緊張感等も無く、映画としては盛り上がらず限界を感じました。劇場版なので、監督ややり方を変えても誰も怒らないと思います。「アンフェアにはアンフェアを」の決めフレーズは相変わらず、ストーリーそのものや主人公の置かれた状況とはあまり関係ない様に感じます。

何か中途半端に感じた。

続編あったりして、、、

前回が盛り上がった終わり方だったから期待してたのに、なんて終わり方なんだとガッカリ。

ドラマから頑張ってみたのにそりゃないぜな終わり方。間違いなく尻すぼみ。

いきなり出てきた永山演じる青年は出てこなくても物語は成立したんじゃないのか。
AKIRAじゃなくて、もっと名バイプレーヤーな人にして欲しかった、陳腐な感じが否めない。
ラブロマンスもいらないから、フワフワした感覚のみに頼るストーリーでなく、きちんと悪の組織の概要、父親について、雪平の亡命、しっかり説明してくれー！！

良かったのは、阿部サダヲが最後には正しい道を選んだ事、三上が最終的には味方に回ったことくらい。
でもマジで三上死んじゃったの？最後まで実は生きてましたな展開を待っていたのに、、、
カッコいい篠原涼子をみたいだけならオススメするけど、そうじゃないなら人には勧められないな。

ええっこいつが敵っ？こいつが仲間？と驚かそうとして失敗してる作品。
父と元旦那を殺した犯人の事を好きなのか嫌いなのか、仲間なのか敵なのかもわからんし、あまりにも脈絡が無さすぎでは？
ちょっとひどすぎる内容で全部台無し。
篠原涼子だけがいいので星オマケ。