ウディ・アレンのザ・フロント
解説
ウッディ・アレンが主演を務めた社会派コメディ。1950年代のハリウッドを揺るがせた共産主義者追放運動=赤狩りを背景に、脚本家に名前を貸したことから思わぬ騒動に巻き込まれてしまう男を描く。ニューヨークで活動する脚本家ミラーは、共産主義者のブラックリストに名前を載せられたために仕事ができなくなってしまう。そこで彼は、行きつけのバーで働く冴えない男ハワードに名前を貸してもらうことに。ミラーが書いた脚本は好評を呼び、ハワードは人気脚本家として一躍脚光を浴びる。ところが、やがてハワードの元にも赤狩りの調査の手が迫り……。自らも赤狩りのターゲットとなった経験を持つマーティン・リットが監督を務めた。
1976年製作/90分/アメリカ
原題または英題:The Front
スタッフ・キャスト
- 監督
- マーティン・リット
- 脚本
- ウォルター・バーンスタイン
- 製作
- マーティン・リット
- 撮影
- マイケル・チャップマン
- 編集
- シンディ・レヴィン
- 音楽
- デイブ・グルーシン