信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)のレビュー・感想・評価
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テーマが良いし面白い
2016年の作品
コミックがドラマ化され、その続編を映画化されたもの。
タイトルにあるコンツェルト
「信長」と現代からタイムスリップした高校生(主人公)との“協奏”=共演・共鳴
歴史と現代、現実とフィクションが「一つの作品として調和する」ことを表現したものと思われる。
この頃は「歴史は変えられない」というコンセプトが強く、そのため歴史上の変更がないというのがこの作品の特徴だろうか。
しかし、歴史とはつなぎ合わせたっもので、その全てがわかっているわけではないことから、この不明な部分にファンタジーを付け加えている。
しかし、主人公の名前が「三郎」というのも面白い。
ただ、
私はコミックもドラマも見ていないので、この作品の設定が多少わかりにくかったが、古田新太さんが演じた松永久秀もまた、死んだことで現代へ帰還したのだろう。
また、
河童と呼ばれ収監された外人 彼はどうやって三郎の住所等を知ったのだろう?
三郎は彼からの手紙の中のSDカードのようなもので、帰蝶からのビデオレターを受取った。
外人は帰蝶によって保護されたことがわかるが、三郎が戦国時代に置いて行ったスマホから情報を得たのだろう。
もしそうであれば、スマホを返してほしいだろう。
スマホの中にビデオレターを入れておけばいいだけだ。
そして外人もまた、戦国時代に死んだのだろうか?
そして、タイムスリップした「時」に戻ったのだろうか?
ここはもう少し描いてほしかった。
これがドラマと映画の尺の遣い方の差になってくるのだろう。
ドラマやコミックを映画化する際に出てしまうジレンマでもあるだろう。
さて、
この作品 三郎の性格が面白い。
本物の信長と瓜二つという設定
本物に「器」がなく、偽物にはそれがあるという設定
歴史の「何故」の解釈
そして何より良いのが、三郎のものの考え方かもしれない。
仇討ちや戦争などによる憎しみの連鎖を断ち切り、いつまでも笑っていられる世界を作りたいという想い。
それは、企業戦士のような概念を持たない若者に残った純粋なものの考え方
その単純で嘘のないものの観方
少なからず我慢を強いられた記憶の残る若者
三郎が仲間を作ってきた方法
信頼を築いてきた方法
それをそのまま戦国時代に持ってきただけ。
若者の持つ公平さ 決して自分さえよければいいなどとは思わない。
その延長線上に見た大人たちの腹 復讐
そして「意味もなく村に火を放った」こと。
当時誰もが持っていたこれらの仕業と恨みに対し、現代人の考え方を言ってみる。
帰蝶には特に三郎の想いが良く伝わったのだろう。
他の大名たちもまた、三郎に対し忠誠を誓う。
三郎はおそらく勉強嫌いで成績もよくないと思われる。
しかし彼の一本気な性格の中にある公正性と仲間外れを作らないこと、人に嫌な気分を与えないことというごく基本的なことが、戦国大名たちの心に響いたのだろう。
「歴史は変わらぬが、おぬしの想いが歴史を作った」
帰蝶はビデオレターの中でそう言った。
そして戦争ない時代 江戸時代がやってきた。
この誰もが知る歴史を変更することなく、ファンタジーを使って、タイトルにもあるように信長と三郎との協演・共演
少々まとまり過ぎていたが、これはこれで面白かった。
帰蝶役の柴咲コウがいい
歴史を語る阿呆に告ぐ‼️❓
なかなか面白かった
フォローさんから、面白いと勧められ
やっと今回観れた。
漫画を漫画サイトで無料分を読んだところ、面白かった。
途中までなので、このあとどうなるか
ネットでネタバレを読んだところ
何とまだ原作漫画は終わっていなかった
休作中だった。
それなのに映画が先に公開し、
ラストまで、描かれているらしい
アニメを観ようと思ったけど、先に映画にしたしだい。
小栗旬さんは、原作通りのキャラクター。
山田孝之さんは、漫画とはちょっと違うなとは思ったけど、それはそれで良かった
漫画より良かったキャラクターは
古田新太さん。
全然漫画より良かった
映画のラストは、無難な感じ。
漫画のラストはどうなるの?
早く、漫画家さんの体調が回復し、
連載が再開されることを祈ります
❇️時代劇は自分の知らない事を知り肉付けしていく所面白い‼️
信長協奏曲
1582年🇯🇵 岐阜市
現代から戦国時代にタイムスリップしてきた織田信長そっくりさんの高校生。まさかの本物の織田信長と出会い、代わりを命じられ、歴史で知られている戦いの偉業を成し遂げていく。
しかし本物の織田信長も明智光秀として、家臣として務めていたり、他にもタイムスリップしてきた人やその秘密を知る家臣など、暗殺計画などに飲まれていく偽物高校生織田信長のタイムスリップ歴史活劇。
❇️時代劇は自分の知らない事を知り肉付けしていく所が面白い‼️
◉75D点。
🌀中々の時代劇エンタメでした。
信長暗殺や見つからない首、家康の黒人家臣などその後の都市伝説や仮想の話が面白かった。
🌀時代劇は自分の中の織田信長あるあるの答え合わせや新たな解釈が実に興味深くて楽しい。
🟢見どころ。
1️⃣知ってる出来事を照合して楽しむ復習映画
★彡信長の歴史を追い知ってる事が出るとただ嬉しいそれ以外のタイムスリップはお遊びとして鑑賞。
2️⃣今風のあだ名やノリのコメディーも入れた観やすいエンタメ時代劇。👘
★彡これはこれでありかと思う。
3️⃣合戦シーンは見応えありました。
★彡結構お金かかってると思われました。あっぱれ🪭
4️⃣大好きな徳川家康のキャラクター⭕️
★彡濱田岳さん観てるだけで笑っちゃう😆
シネマ時代劇 シネマ1582年 シネマ織田信長 シネマ謀反 シネマ戦感 シネマ史劇 シネマエンタメ シネマ合戦 シネマ1580年代 シネマタイムスリップ シネマキャラクター
シネマ戦国時代
👘🌲🏹🏞️📱🗡️💣🎎❤️🩹💮
きっと楽しめないんだろなぁ…と思っていたら、そうでもない良作でした。そして珍しく真面目なレビュー。
これ、元々は漫画原作ありきでTVドラマの続きで、アニメ版もあったようですね。
普段テレビを観ないから、全く知りませんでした。
なので、かなり面白い番組を多く観逃しているんですよね。割と最近では『日本沈没~希望のひと~』だとか、ちょっと古くは『半沢直樹』だとか『リーガルハイ』だとか。
なので「前知識ないからついていけへんわー、絶対に楽しめへんわー」と思ったのですが、ベタな設定が琴線に触れたので鑑賞を続けました。タイムスリップ物好きなのよん。
したらね、冒頭の肖像画の一件&高島政広演ずる柴田勝家の三文芝居で「このお笑いの感覚…寒っ!」って思っちゃったの。
もしかして、この作品、ダダすべりのコメディー作品かも?私的にはダメダメかも?って。
歴史コメディーでも『新解釈・三國志』は、かなり楽しめたのですが。
でも、古田新太演ずる松永久秀の登場で一気にシリアス展開になった物語に引き込まれちゃいました。
サブローが間抜けにも信長の死を知っていないという設定に、この先に待つ悲しい展開を予期して。
(地動説についてや、ウエディングケーキの作り方やらは、ある程度の知識はあったのね。このあたり矛盾してね?)
帰蝶の登場で、時代を越えたラブストーリーの展開にもワクワクしたの。
柴咲コウの凛とした佇まいが大変よかったです。典型的なツンデレ設定にも勿論萌えました。
合戦シーンが及第点以上の迫力があったのには、正直驚きました。それなりの予算かけてる映画の見せ場を、きちんと押さえているなぁ、と思って。せっかく映画化しているのに、ここで手を抜いて失敗しちゃった作品も多いんだよなぁ。見せ場に重点置いてお金かけるって大事。
ただ、現役高校生が、簡単に人を殺めちゃうのがどうにも違和感を拭えなくて。
このあたりの葛藤はTVドラマで描かれていたのかな?
家臣や民の信頼を勝ち得た過程なども描かれていたのでしょうね、きっと。
返すがえすもTV版を観ていなかったのが悔やまれます。面白かったんだろうなぁ。
明智光秀、豊臣秀吉との三角関係や、本能寺の変の解釈の改変が、物語をより面白い方向へ導いているとも思いました。
でも…山田孝之の秀吉と濱田岳の家康って、風貌的には逆じゃね?
帰蝶やサブローが涙ぽろぽろ零すシーンがあるんだけれど、迫真の演技だったから、決して安っぽくはなくて。思わず感情移入しちゃって、観ているこちらまで、ついウルっときちゃいました。
終ってみれば、ドラマ版も観てみたいと思えた良作でした。
ちなみに原作漫画は、男性誌では珍しい女性作家さんの作品なのですね。このあたりも絵柄に興味が湧いたので、機会があれば読んでみたいと思いました。
あれっ?珍しく真面目なレビューじゃん!
最高な作品!
フジテレビ開局55周年記念プロジェクト
羽柴秀吉/猿くん/木下藤吉郎
なぜにコンツェルト?
ドラマ見て何年も経ってしまって、あぁそう言えば映画になってたな、、、くらいで鑑賞した為、初めのお話を振り返るってのは個人的にはとても助かった。
戦国時代は日本人にとても人気があるみたいですが、
個人的にはどれだけ魅力的な人間がいたとしても、殺し合いで天下の取り合いをした人達というだけで、なんかどこかせつなくなる。
本作の設定はとてもよくできているし、面白い。
平和を知っているからこそ、争う事への疑問、否定がでてくるし。
今まさに世界はロシアが起こしたウクライナへの侵攻によって、たくさんの人が命を失い、この先の世界情勢がどう変わっていくのかという時代。
何度も何度も戦争でしか前に進めない人間というのは、本当に愚かな生き物ですね。
いつの世も、戦争や争いに一般市民が巻き込まれ、憎しみがうまれ、また争いを起こす。
この映画を見ながら、秀吉の思いがとても丁寧に描かれていたし、山田孝之の演技力が素晴らしかった為、本能寺のシーンはとても心に響いた。
映画の終わり方は私はまぁ、こんなもんでしょうと思えたのでスッキリはしたけれど、映画にしなくてもこのくらいのストーリーならお正月スペシャルでやっても良いと思った。
シンプルにおもしろい
ドラマが面白かったので視聴。JINもそうだけど、歴史に興味を持たせ...
ゆるゆる。
頑張った方。
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