「古典演芸の極致」シンデレラ(2015) bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
古典演芸の極致
全くの初見でした。
舞踏会の夜、エラが置いてけぼりを喰らうシーンなんかが最たるもんで。古き良きハリウッドの芝居臭さや構図、絵割を感じる場面の連続。音楽は徹底的に三拍子。いや、コレは耳についたのがワルツばかりだっただけかも知れませよが。
特に捻りも何にも無く、どストレートな「お花畑物語り」。全く問題有りません。クラシックなディズニー・ストーリーは、これで良いんだよね、と納得してしまうのは、この役にピッタンコ過ぎるリリー・ジェームズの笑顔の所為なんだろうね。
大凡2時間の尺を埋めなければならない映画の素材としては、難易度高すぎるシンデレラ。だってシンプル過ぎるし、誰からも知られ過ぎてるしで。古典を濁らせる事なく、澄んだ話のままで絵巻物にしてみたのは、現代っ子(女の子)にとっても古典であり続けるため、どすか?
釣れるのは大人女子だと思いました。
コロナ明け旧作シリーズ、3回目のプライベートシアターw
皆んな、映画館に戻って来てくれ〜!
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talismanさんのコメント
2020年7月27日
Bloodtrailさん、タランティーノは足フェチ!そっか~!クリストフが靴を丁寧に脱がすのもねちっこかったし、ワンス…ハリウッドでも、そういえば、やたら足の裏側、映ってましたね!私は靴フェチかなー。
talismanさんのコメント
2020年7月27日
Bloodtrailさん、場所違いですみません。はい、インターバル置きます。イングロリアス・バスターズ、今日、2回も見てしまいました。スパイ女優の片足に、クリストフが証拠の靴を履かせる場面。シンデレラだーと思って。ここに書きました。