トイ・ストーリー4のレビュー・感想・評価
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子らには見せたくない
65点
映画評価:65点
な、なるほど……?
これはこれで、ありなのかな?
今までのトイ・ストーリーと違い
大人向けに作られている気がします。
勿論、オモチャをテーマにしているし
動いて、騒いで、笑いも感動もあるので
子どもも楽しめる作品?だとは思うのですが
テーマは完全に大人向け(?の意味です)
というのも、
今作はウッディの恋愛がテーマとなってまして、
大人にならないと理解出来ない心情が
いくつも散りばめられていました。
他にも色々と過去作との違う点があります。
例えば、このトイ・ストーリーといえば
子どもとオモチャの関係性を描いてきた訳ですが、
今作に関してはオモチャ同士の考え方がメインな気がします。
あんまり子どもが関係ないです。
次に今までの作品も色々とハチャメチャ
現実的にありえないだろ~みたいな事も
多々ある作品でしたけど、
今作に関しては、最後の車のシーンみたいな
目立てないオモチャの性質を無視した、
むしろバレてしまう様な行動を取り
どうにも人間側の気のせいにするには
流石に厳しい展開がありました。
そういった点も含めて賛否両論ありそうです。
私は別に否定している訳ではないですし、
作品自体は最高に面白かったです。
ウッディとボー・ピープの魅力が詰まった、
本当に素晴らしい表現でした。
新しいオモチャたちも
どれも個性的で、楽しいし面白い。
みんな好きになりました。
ただね、トイ・ストーリーの一ファンとして
ハムやレックス、ポテトヘッドなんかの活躍も期待していたので、見たかったなぁという気持ちはあります。
総じて、
シリーズ初めての方には超オススメ!
ファンの方には心して見てほしい
そんな作品ですかね。
ps.3で完結していると割り切りましょう。
【2020.9.15観賞】
賛否有るのも分かる、俺はこれで良いと思うけど、これを否定するのも正論だ。
前作を超える映画は数作しかない。
・ゴッドファーザー
・エイリアン
・オーシャンズ11 (12 はスルーで13)
(・シュガーラッシュの②も良かった!)
そして?
・トイストーリー だ!!!
三連続で!て考えると?
・トイストーリー だけ!とも言える。
トイストーリー③は完結編だった。
そこから無理くり繋いだ④は、驚きの結末。
ネタバレ気味になるから言わないけど言えないけど、エンディングは?トイストーリー①〜③を否定する内容なのかも知れない、確かに。
でも、俺はそうだとは思わない。
そうだ!と言う人の気持ちを否定したりはしない、その解釈も正答だ。
おもちゃは人前で動いてはならない。
おもちゃは子供を愛さなければならない/愛されなければならない。
等価交換のトレードオフ、何かを得る為に何かを手放さなければならない時も有る。
心の声に従おう。。。
日本語吹き替えの声優陣は、ディズニーいつも素晴らしい!度】☆⑤
トイストーリー⑤は作らないで欲しい度】☆④
トイストーリー⑤を作って欲しい度】☆④
じゃあな、相棒!
無限の彼方へ!さぁ行こう!
トイストーリー&ピクサーは最高!
ーーーーー
ディズニー御約束。
エンディングまでのちゃんときちんと見る事(`_´)ゞ
なるほどの展開
納得したいけどできない作品。
1つの作品としては悪くないけど
前作でアンディからボニーにおもちゃ達が引き継がれて、時が流れてウッディが遊ばれなくなり葛藤していくという、なかなか重めの導入から入るのはまあ嫌いじゃないが、
おもちゃとして子供に遊んでもらうことが使命で誇りに思ってたウッディがラストであの選択をしたのは「えー……」って思った。まあ現実的選択ではあったとは思うけど、今までのシリーズで統一していた思想やイメージを瓦解させるような感じはある。
ボニーに渡る前まで大事にしていたアンディの心情を蔑ろにしているし、それによってボニーのキャラ印象が最悪になる。これなら前作をラストにした方が良かった。この作品が単一作品だったらまだしも、「トイストーリー」というシリーズでやってしまったのは失敗だったと思う。
フォーキーがおもちゃとして成長していくというアナザーストーリーをメインに、メインストーリーの筈のウッディの話はサブとして観ていくと楽しめる。
転職の勧め?
自分の役割があってもそれに充足しなければ転じて良いということか。相棒とは呼べないボニー。前作いなくなっていたボーの話の前振り良い。その場で役割を求めた努力の挙句のウッディの悟りであればそれもよし。しかし、堪え性ない者を生みかねない懸念あり。
ボーのキャラ設定のあまりもの飛躍はポリティカリーコレクトの押売りが過ぎるように思う。90年代のボーのキャラクターを全く消し去るならば、それもインクリュージョンとはいえぬ。人のものを欲しがるという戒律を破ったギャビーギャビーに罰は下ったが、赦しや救いまで与えるには寛容に過ぎて、ここもバランスが悪い。
人がみてない所で動かないはずの玩具が動くというこのシリーズの設定を濫用。同時並行の場所が多くてストーリーの推進力を欠く。
CGIの進化ぶりには感嘆するところ。
トイ・ストーリーは3までで良かったのでは?
あなたはまだ―― 本当の「トイ・ストーリー」を知らない。
賛否両論ありますが、
まー良いのではないでしょうか
おもちゃ人生に幸あれ
ハッピーエンドではないディズニー
ディズニーアニメと言えばハッピーエンドが当たり前の印象だが、トイストーリー4に関してはハッピーエンドとは言えない。1からずっと一緒だった仲間との分かれ。オモチャの役割、宿命からの卒業。ウッディーが選択した未来は今までの自分を否定するものだった。今回も頑なにオモチャは子供の友達、子供に遊ばれ思い出に残ってこそ意味があると奮闘するが、最後の最後に自分は野良オモチャの道を選んでしまう。それはボーの影響(愛?)なのか、それともボニーの心変わりに対する淋しさ故か。結局はアンディだけがウッディーの全てだったのか。その理由は語られる事も描かれる事も無い。そしてあまりにもアッサリとしたバズとの別れ。1.2.3とあれだけ友情を深めた筈なのにウッディーの選択を話し合う事も反対する事も無い。他のオモチャ達も同じである。これで終わって本当にいいのか?これがラセターの目指したトイストーリーなのだろうか。まだボニー編で色々描く事もできた筈なのに、まるで強制終了のようなストーリーにはどうしても納得いかなかった。
好きじゃない。トイ・ストーリーでする必要はなかった話
【おもちゃの存在意義は持ち主ありき】という
““おもちゃとしての本質””までをぶっ壊しにこられたのがショックで仕方ない。
これまでの
『子供のために存在するのがおもちゃである』をひっくり返し
『存在意義とアイデンティティを持ち主に依存せず自分で掴む』結末にもってくるなら
もはやそれは『おもちゃの話』である必要はないと思った。
最近の映画はやたら現実的な問題を投影しすぎてるものが多くてなんだかなあと思っていたのだけど
最たるものだと感じた。
駄作とまでは言わない。
存在意義とアイデンティティの確立に焦点を置くなら最高のENDと出来だと思う。
だけど、子供に遊んでもらえることにこそ幸せがあり
【たった一日だけでも遊んでもらえるならそれを選ぶ】
それがこれまで描かれてきたトイ・ストーリーの『おもちゃ』だったんじゃないのか。
2ではまさにそれを描いていた。
3では持ち主アンディの愛情が溢れていたが、いつか来る終わりの運命をおもちゃは『逃れられない』し
それでもただただ遊んでもらうことだけを望んでいる。
それがおもちゃの話であり、トイ・ストーリーなんだと信じていた。
持ち主に忘れ去られたり必要とされなくなったらおもちゃに存在意義なんてないんだ。
それがおもちゃなんだ。
おもちゃに自我があってもそれは変わらなくて
最終的に報われない、抗えない持ち主への渇求と本能と運命。
それがおもちゃとしてのアイデンティティだったはずなのに。
だからこそ、そんな中でも生まれる幸せや友情や夢が最高に切なくてロマンティックだったのに。
私の知ってるトイ・ストーリーはこれだったはずなのに。
だからこそおもちゃを大切にしようとも思えるし
物を大事にしようと思えるそんな話になっていた気もする。
ひたすら持ち主に遊んでもらいたい欲求だけがおもちゃとしてのアイデンティティで
少なくとも【おもちゃ】なら私はそれで十分だった。
その事実だけで十分、最高に切なくて、最高のトイ・ストーリーを紡いでこれていたんだ。
それなのに
今作は個人の存在意義とアイデンティティを確立させる話を描いてきた。
それは本当にトイ・ストーリーのおもちゃでやる必要があったのか???
“おもちゃの話”、トイストーリーの良さは本当にそこにあるのか?
【おもちゃは子供に遊んでもらうためだけに存在する】
だからこそ大切にしようと思えるし、共に過ごした時を思い出しては締め付けられる感傷が生まれるし
それがトイ・ストーリーの醍醐味なのに
おもちゃに存在意義や自由や選択をあたえたら
それはもう人間と変わらない。
ただのヒューマン・ストーリーであって
トイ・ストーリー(おもちゃの物語)ではないと思った
今までも十分人間味が溢れていた話ではあったんだけど
【おもちゃとしてのアイデンティティ】だけは
変えて欲しくなかった。
おもちゃをなんだと思ってるのか。
持ち主がなくても自由に生きられる選択肢をおもちゃに与えてそれが本当の『トイ・ストーリー』なのか。
トイ・ストーリーをなんだと思ってるのか。
残念で仕方ない。
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