幕が上がるのレビュー・感想・評価
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狂っていこう。
初日に観賞後、2015/3/11メイキングを観た上で改めて鑑賞。今年複数回観るのは、本作が初めて。
それ位気になる作品、ということだ。
誰もが通り過ぎる、過ぎたことのある、10代後半、まだ何者でもない季節。
自分の周囲の、狭い半径でウジウジと、グルグルと周回していた弱小演劇部。
そこに舞い降りた、新任美術教員の吉岡(黒木華)。彼女の登場と存在に刺激され、若い部員たちは変化を遂げる。
同時に若き演劇部員に大人の側の吉岡先生も感化され。
人と人とが触れ合う中で、自分のブラックボックス内で消化されたものが、血となり肉となり、自身を形成していく。その過程は、自身が歩みを止めるまで繰り返され、自分は再生産されていくのだ。
演劇部員たち、吉岡先生は、走り出した。狂おしいほどに。
この作品を観た私(あなた)は、どうですか?
(追記)
本広監督が興した、さぬき映画祭から、監督自身が得たヒントが散りばめられているのかも。某監督の作品群と被るなぁ、と思いました。カメラで写真をとるシーンや、「ですなー」の台詞等。機会があれば、確認してみたいです。
小ネタが無ければ...
ももクロちゃんたち頑張りました。
夏菜子ちゃんの悩んだ顔、無理に笑顔を作る顔、良かったと思います。
演出も、序盤のクルクル動くカメラに目眩がしましたが徐々に改善されました。
ただ、ちょいちょいはさまれるももクロネタは無かった方が良かったかな、と思います。
『腹へった~』はまあ、いい。
出されたジュースを交換するところとか、いるか?最後の友達演出もいらないように思います。
一番がっかりしてしまったのは、
最後の最後、エンディングにはいる瞬間『走れ!』が流れてきたとき。
それまで頑張って演技して演出して、こちらも頑張ってついていって、感動系のいい終わりに着地した~!のが一瞬にして台無しになる、もろアイドル声の楽曲。もー、一気に冷めまてしまいました。
ええ、ももクロちゃん好きです。『走れ!』大好きです。けれども!ここにはいらないように思います。
さらに言うなら、劇中にイントロとして流れるももクロ楽曲も無くていいと思いました。
ももクロちゃんたちがガチンコで演技しているのだから(うまい下手ではなくて)そこは切り離して欲しかったです。
これであかりちゃんが出てきたら最悪だなと思っていましたが、その過剰演出はなく、ほっとしました。
(あかりちゃん好きですよ。でも、この演出にはいらないと思ったので)
黒木華ちゃん、ずば抜けて良いですね。
主演と勘違いしてしまうほど、光っていました。
夢を一緒に追いかけ、仲間と別れ、乗り越えてまた夢に立ち向かい続ける。
高校生、中学生にぜひ観てほしい作品だと思いました。
◎演技 △演出 ○ストーリー
映画全体は王道の構成でしたが、
特に泣かせようとするストーリーでもなければ
恋愛要素みたいなものもないし
ただただ、青春に打ち込むというストイックな内容でした。
演技は非常にうまいです。
元高校演劇の女王という難しい役どころをこなした黒木華さんが素晴らしいです。
全体的に淡々とした内容でしたが、ムロツヨシさんが上手に笑いを取っており
ひとつのアクセントとして良かったです。
ももクロに関しては演技は驚くほど上手かったです。
他の方も書かれていますが、本当にびっくりしました。
実はももクロの替え玉が演じているのでは?
と思われても仕方が無いくらい良かったです。
主役の百田さん
最初は大丈夫か?といった雰囲気でしたが後半に行くにつれてぐんぐん上がってきます。
映画のストーリーともマッチしています。
ゆっこを演じた玉井さん
中西さんとのシーンで見せる表情は本当に素晴らしい。
ももクロの中では一番演技に華がありました。
がるるを演じた高城さん
正直演技は微妙でした。
この映画の中で一番演技が下手だと思います。
特に下手なのが他の出演者が喋っているシーンでの表情作りです。
でも、この子の演技が下手だから映画が損なわれるという感じではありません。(重要なセリフはありません)
冒頭シーンなど天真爛漫なキャラで、正直演技ではなく素の状態を撮影していると思いますが
そういったシーンは非常に楽しかったです。
明美ちゃんを演じた佐々木さん
可もなく不可もなく、そつなくこなしているといった感じです。
ただ、その分だけ面白みが無い、目立たない演技になっていると感じました。
中西さんを演じた有安さん
ももクロの中では抜群に演技が上手いです。
ももクロ加入前に様々なドラマや映画を演じてきた事も影響しているかもしれません。
ただ、非常に残念なのが声がこもっていて何を言っているのか分かりにくいシーンがあります。
もっと発声が良くなれば最高の女優になれると思います。
映画の演出はももクロをイメージさせるものが随所にあります。
正直、女優の完成度があまりにも高すぎるため
そういったアイドル映画的な演出が足を引っ張っています。
たぶん、監督も当初はこれほどまでにももクロの演技が上達するとは思わなかったのでしょう。
映画後半になってくると、そういった演出がどんどん無くなり演技力で見せていく形になっています。
そういった意味では後半にかけて一気に面白くなってくる作品ではないでしょうか?
とても良い
素晴らしい映画でした。
ももクロのことはほとんどわかりませんが、楽しめました。
で、忘れそうなため、まずはマイナスポイントからですが、せっかく余韻のある映画なのに、エンディングが彼女たちの持ち歌になってアイドルに戻ってしまうのはもったいないなと思いました。彼女らは、女優として女子高生を演じ切れていたのだから、あえて現実に引き戻すこともないなと。なにより、ドラマ的に文字通り「幕が上がる」直後ですので、彼女らが舞台上で演じている想像を遮られるような感覚になりました。
また、その直前の県大会における、各有名な方々の出演ですが、それまでの関連性がないため、こちらもどら目の連続性が寸断される印象でした。
あと、有安さんと玉井さんの和解のシーンで、学校の渡り廊下の上のベランダみたいなところで語り合う場面がありましたが、その後ろで狂ったように踊る女子高生が、見きれているシーンですが、カメラ割りのたびに現れるので、辟易と言っては言い過ぎかもしれないですが不要に思いました。これが一度でしたら、「あーいう生徒もいる」という世界観の広がりに見えたのですが、複数回の登場で「ネタ」と「会話に集中できない」といった負の側面が出てしまったように思えます。
まあ、これらが瑣末に思えるほど良い映画でした。特に百田さんですが、最初は演技うんぬんより発声法自体に難があるように思われ、「大丈夫かな」と思ったのですが、物語内の彼女の成長に伴い、実にしっくりとしたものに感じられました。いわゆる、物語内リアリティは、彼女の成長に支えられているとも感じました。声の表現技法をこれほどまでに多彩に使い分けられていることに感服いたしました。
また、脚本も素晴らしく思いました。原作ではあまり感じなかった、女子高生特有の「性」に対する不安定な感じとでもいいましょうか、ひとくくりに同性愛とくくれないような、感情が表現されており、まさに劇中で語られていた何だかわからないものが美しく表現されていました。
良い映画に出会えました。
ももクロファンじゃない方が素直に楽しめるかも
映画のコピーの「弱小演劇部が全国をめざす!」と聞くと、勝ち進む過程のワクワク感を想像しがちだが、この物語はそんな派手なストーリーが展開するワケではなく、演劇部員たちの日常に寄り添った内容で、共学なのに男子生徒のセリフが全く無くて、大丈夫かと思うくらいストイックで直球勝負のおよそアイドル映画とは程遠い作品となってる。
最初は、ちりばめられたファンにしか分からない満載のももクロネタが壁になってほとんど物語に没頭出来なかったので、感情移入して観るところまで行けなかったのだが、気付いたら一筋の涙が頬を伝わっていた。その時は、自分が何に反応して涙がこぼれたのか分からなかった。
2度目は、初見とこれほど印象の変わる映画には、お目にかかった記憶が無いってほど、素晴らしい映画がそこに有った。ファンでなければ、最初からこれに出逢えたと思うと、単なるファン向けの映画とも違うなと思った。
主演の5人の人間関係がセリフだけでなく、何気無い表情や目線、仕草なんかで実はかなり深い所まで表現されている事に驚いた。注意深く彼女たちの演技を追いかけて見ればみるほど楽しめる、演出の行き届いた作品となっている。リピート鑑賞で新しい発見が出来る奥の深い素晴らしい青春映画が誕生したと思う。
映画デビュー作であるにも拘わらず、5人とも完璧にセリフを入れて現場で台本を開けることが無かったそうだが(監督談)、さらに驚きは、誰かに言われたり5人で示し合わせたりしたワケじゃなく、各々の映画にかける想いの発露の結果としてそうなっただけという事なのだが、この5人の想いが周りのスタッフや共演者を巻き込んだだろうことは想像に難くなく、この様な素晴らしい映画が産まれたことは必然だったのかもしれない。
以降、軽いネタバレ有り
この物語の主人公である演劇部員の高橋さおり(百田夏菜子)の、冒頭のシーンの何か投げやりで絶えずイラついてる感じと、上級生が抜けて周りから押し付けれた部長を仕方なくやっている感に「こんな娘に、この先付き合うのか?ちょっとしんどいな」って言う印象で、物語は進んで行く。それが、新任の美術教師の吉岡(黒木華)に(演劇の)神様を見る瞬間のシーンから物語が動き出す。
黒木華の芝居の説得力に、そこでさおりが感じたであろう鳥肌が立つ様な感覚を共有出来たお蔭で、その後のさおりの感情が手に取るように心に入って来るのだ。そうなってしまうと、何度泣いたか分からないくらい泣いている自分がいた。でも感情が高ぶった号泣ではなくて、気が付いたら涙が頬を伝っている感じだ。
現国の授業中に先生(志賀廣太郎)によって語られる内容が、劇中劇の脚本に多大な影響を及ぼしていて、特に最後の授業で語られたことは、最終的にこの物語の落としどころとなっている。演劇を題材にしているだけに、銀河鉄道の夜をモチーフにした劇中劇の演劇的な言い回しがこの映画の深みを増す大きな要素となっている。
モノノフ(ももクロファン)のためのアイドル映画
この映画はモノノフ(ももクロファン)にはわかるけど、モノノフじゃない人にはわからないシーンが随所にあるので、ファン向けに作られた映画だと感じました。
劇中にももクロの曲が使われてるのが、ももクロのプロモーションビデオを見ているようで嫌だったし、とにかくももクロ臭が強すぎて全然ストーリーとキャラクターに入り込めなかったです。
高校時代を思い出して泣けました
途中まではももクロの映画だと思って見守る感じで見ていたのですが、途中から自分の高校時代を思い出して、最後は女優ももクロの演技にいつの間にか引き込まれて泣いていました。黒木華さんは圧倒的な演技力でした。
アイドル映画の金字塔
過去に女性アイドルグループのメンバー全員出演した映画がヒットした作品はありません。アイドルが主演してヒットした作品はあると言われるかもしれませんが、ももクロみたいに5人全員はありません。一人なら薬師丸ひろ子や原田知世、山口百恵とかたくさんありますが。ももクロメンバー5人なのでハードルが5倍高いのです。一般の映画ファンは女性アイドルグループのメンバー全員出演と聞いただけで観ないのが普通で動員数が伸びずヒットしないのです。しかも忙しいアイドルですから撮影期間も短く演技も下手(演技指導うけてないから当たり前)なので映画評論家から酷評されるのです。ももクロは現在女性アイドルグループではライブ動員数1位です。昨年は国立2日間11万人日産スタジアム2日間12万5千人(ライブビューイング含まず)1年半先のスケジュールまで決まってる多忙なももクロに映画出演させるため平田オリザのワークショップを受けさせさらに1月半スケジュール空け映画撮影したのです。彼女達の演技は映画の進行とともに上手くなっていってます。まだ成長過程なのです。演技がお遊戯会レベルかどうか5月にメンバー全員舞台に立ちますから、まずそれを観て上手か下手か判断してください。舞台は映画と違って編集ややりなおしできませんから実力が観れますよ、1か月毎日公演しますから下手だと言う人は観て再度判断してください。多くの名のある評論家や役者さんがこの映画を褒めてくれてます。高校演劇協会は全面協力してくれてます、今高校演劇は部員数が減少しているのです。この映画を観て一人でも多く演劇部に入ってほしいというのが高校演劇にかかわっている人達の願いです。この映画の良いところは無理に泣かそうとしていないところです、よくある不幸を売り物にしてお涙頂戴映画ではありません、不幸な身の上という設定を使っていません(がるるは母子家庭という設定だけど明るい家族)メンバーは中流家庭、少しお金持ち少し貧乏程度というフツーにある設定でウソくさくないのです。無理やり泣かせよう、感動させようとしていないのが素晴らしい。さらにイケメンが出てきません、今はやりの壁ドンが無いのです(志賀さんの壁ドンはありましたが爆笑でした)ジャニーズかエグザエルのイケメン出演させれば動員増えたのにあえて女子だけで青春映画作っているのです。本当にハードルが高いのでこれでお客さん観にくるのか心配でした。ネタバレしますが最後ももクロが走れを唄ってアイドルのももクロに帰っていくのが最高でした。この映画はももクロファンにはたまらなく楽しい映画です、次に高校演劇に関わっている、又は過去に関わっていた人達にも心に突き刺さるでしょう。最後に中学高校でクラブ活動に思い入れがあった人達も刺さります。一番心に響かない人達はクラブ活動に思い入れが無かった人でしょうね。
最高の青春映画でした!
最初のほう、少し不安になるところがありましたが、黒木華さん?がでてきてからとっても引き込まれました!
ももクロであるということを忘れそうなくらい演技に違和感もなく、心に響きました
とても清い、青春映画でした!
心が洗われた気がします
また見に行きたくなります!今週も来週も見に行きます!
ほんとにいい映画でももクロちゃんの新しい一面が発見できました、ぜひ見に行ってください
ももクロをナメてた
映画好きのももクロファンです。
映画の話聞いた時からの危惧は、ももクロの演技の未熟さ故に場面が白けたりそれに寄って叩かれたりするだろうな、ってことでした。
演技が本職じゃない彼女たちが人気ゆえに担ぎ出されて、酷評されるのが心配で、最初は観に行く気はしませんでした。
しかし結論から言うと、
それは完全な杞憂でした。
ももクロの演技は素晴らしかったです!
勿論、企画上
役柄がももクロに合わせている
という背景はあるにせよ、
スクリーンの中で役柄の感情を吐露する・
表現することができていたと思います。
彼女たちの感情に同調し揺さぶられて
ずっと涙が止まりませんでした。
激しい感情表現は中西さん役の杏果がずば抜けて良かったと思いますが、個人的にはれにちゃんの表情に場面場面で惹きつけられて本当に良かった!
思い切りのいい演技や豊かな表情。
個人的に次はれにちゃん主演の映画が観てみたいです。
青春の不安と喜びに共感!
なんとなく生きていた高校生が、初めて自分の人生を自分の意思で歩き始める(大人になる)過程が丁寧に描かれていて、すごく良かった。
まだ何がしたいのかわからない不安、期限だけが迫ってくる焦り、人生に大きな影響を与える出会い、他人に認めてもらえた喜び、信じていた人の裏切り、大人の不完全さ、それを認めて許すこと等、成長の物語としてグッとくる要素が見事に散りばめらている。
ももクロの演技も良かったが、特に先生役の黒木華が素晴らしい!演者同士の実際の関係を観ているようで、なかなか熱い。
演劇本番の緊張感もよく伝わってくるし、ラストにドーンとアレがくるところはサイコーだった。
ただし、気になるところもいくつか。
途中で一箇所ある他の場面とは全く雰囲気が違う演出、取ってつけたように使われるももクロの歌、無駄なタレント出演者、ムロツヨシの上滑り感など。
でも基本的には、清々しくて共感できる素晴らしい青春映画だった。
純粋な気持ちが蘇る
直球の青春ドラマです。
主演のももいろクローバーZの5人は本物の女優でした。
若い人だけじゃなく、昔若かった人も当時の感情が蘇ってくると思います。
たくさんの人に是非みてもらいたい映画です。
オススメです。
素晴らしい青春映画♪
ももクロを知らない方でも、どんどんストーリーに引き込まれ、ひたむきに演劇に打ち込む姿、成長していく姿に感動します!!
置き忘れていた青春を思い起こし、爽やかな感動の涙が溢れました…是非観てください♪
美しい青春映画であり素晴らしいアイドル映画!
わたしはももクロのファンで、ファンとして見た感想を書きます。
まず、観る前は、スウィングガールズのようなにぎやかでコメディタッチ、そして分かりやすいハッピーエンドな映画だと思っていました。しかし、ストーリーは、ひとりひとりが葛藤と向き合い、乗り越え、仲間と協力し前へ進んでいく、という静かで美しい青春映画でした。
演劇という触れたことのないジャンルで難しそうな印象でしたが、劇中劇の様子や稽古の様子が丁寧に、美しく描かれていたのであまり抵抗なく話に入り込めました。
ももクロも他のキャストもどこか等身大で素直で演劇に熱心で、わたしの思い出とも重なる部分が多く、、、その部分では大勢の人に共感してもらえる内容だと思います。
また、その生徒たちを引っ張っていく吉岡先生は美しく、正しく、圧倒的でした。ほかの先生たちも愛情持って生徒に接しているのがすごく伝わってきて、正直、こんな学校行ってみたいなとも思いました。
また、ももクロの曲もふんだんに使われていたり、ファンだからこそわかるネタも各所にあり、青春映画であり、アイドル映画であるということをうまく表現されているなと思いました。
そういう部分でも映画を一方向からしか見ないのではなく何度も何度も楽しめる映画になっていて、本広監督の、ももクロと映画と演劇に対する愛情が伝わってきてとても嬉しい気持ちになりました。
あとあと、青春には欠かせない男女の恋愛がなく、女の子同士のいちゃいちゃがたくさんあって、すごくすごく楽しめました…!笑
楽しいところもあり、泣けるところもあり、圧倒されるところもあり、、、
観た後、気持ちが晴れやかになる素敵な映画でした。
今年ナンバーワンの青春映画だと思います!
おすすめです!!!
青春映画の傑作
ももいろクローバーZのファンで2回目を観た感想を書きます。
1回目は、ももクロメンバーの演技や作品のできばえが大丈夫か気になりながら観たので、2回目の方が純粋に観ることが出来ました。
この作品は、思春期特有の心の動きを丁寧に描いたストレートな青春映画です。
おちゃらけに走った夢のシーンが余計なのと、BGMが邪魔と感じるシーン(後半さおりが部員に語る場面など)が少しありますが、そのマイナスを補って余りあるピュアな良さがあります。
ももクロファンならわかる小ネタがあちらこちらに散りばめてありますが、ファンが気づいて楽しむのもいいですし、そんなことに気をとらわれないで本筋に集中して観るでも、どちらでもいいと私は思います。
歌を使ったラストだけは、ももクロファンでない人は、違う終わり方のほうがいいと感じるでしょう。
ももクロファンにとっては「涙もの」と私は思いますが。
どうにかして、ももクロファン以外の人にも是非観ていただきたい、そんな素敵な作品です。
ファンのための映画でした。
原作読んで良かったから、同じパターン似た設定の「くちびるに歌を」同様レビュー点数もいいので期待していました。
確かにももクロファンだったら★5でしょう。だけどメンバー数も知らない自分は事前に顔と名前くらいは予習すべきでした。
あらすじわかって長く感じず眠くならずだから決して悪くは無いんです。メンバーの演技も好感持てます。実際の高校演劇部ッぽい庶民感もいいです。先輩もメンバーと思っていて後輩は新人子だと思っていた。しかし原作の真摯に演劇に打ち込む点が良かったので予告編に使われたシーンは?ギャグと言うか興ざめでした。三宅アナや松崎しげるはセリフも無く?でしたがメンバーと交流あること後で知りました。あくまでファン向けの作りなんだと再認識しました。メンバーも悪くない。観た自分が合ってなかったのです。もしファンだったら見どころも多くて楽しかったでしょう羨ましい。
前後でくちびる・アメスパ・きっと星・ソロモン観たからどうしても比較してしまいます。
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