劇場公開日 2015年2月28日

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幕が上がるのレビュー・感想・評価

全234件中、61~80件目を表示

4.5意外に文学的(?)

2015年3月21日
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鑑賞方法:映画館

前評判通り面白かったです。アイドル映画というより 百田夏菜子の初主演作品としたほうが、抵抗なく入っていけるかもしれません。
黒木華の名演と志賀廣太郎の“朗読力"による文学的味付け(?)により、出来上がったしっかりとしたフレームの中を女の子達が自由奔放に動き回ることにより、予定調和を越えた傑作になったのかもしれませんね。ももクロの皆様の演技も自然で好感が持てました。
ただアイドル映画を超えていた分、劇中何曲か使われたももクロの挿入歌が
作品のカラーと合わなかったのが残念でした。彼女達ありきにて生まれた作品でしょうから仕方がないところでしょうが...
ちなみに私はKISSの東京ドームを観に行ってから彼女達に興味を持つようになりました。もののふではなくARMYの方です (^ ^)

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悪路王

4.5ひさびさのアイドル映画です

2015年3月21日
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nikoniko1

5.0素晴らしい

2015年3月21日
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楽しい

自分はももクロファンだか、この映画は同じ本広監督の「踊る大捜査線」より面白かったし、「三丁目の夕日」よりも感動した。

地味だかこけおどしのない、誠実に丁寧に作られた映画だ。

駅でのさおりと中西さんのシーンは美しく、感動的なシーンだ。

切なくて、幻想的でもある。

最後のほうに、ももクロ5人が教室に揃うシーンがあって、何故だかホッとした。
そのシーンも良くて、夜景がやけに綺麗だった。

エンドロールの「走れ!」も良かった。そして「青春賦」は本当に名曲だと思う。

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鯉川ケイスケ

4.5黒木華って、何者?!

2015年3月21日
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鑑賞方法:映画館

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幸せ

黒木華って、何者ッ?!

吉岡先生が美術準備室の窓を開けて、髪をほどいて、そして振り返り、ゆっくりと腰かけ、自分のことを語り始める。
このシーンで、さおり達演劇部員は圧倒されるのだが、観ている我々はそれ以上に圧倒される。
この先生、なに?
いや、黒木華ってなに?

このあと、吉岡先生は演劇部を引っ張っていく重要な人物になっていく。
さおり(百田夏菜子)の夢の中で、吉岡先生が灰皿を投げてダメだしをするところなども出てくる。

本広克行監督は、日頃から小劇場をよく観賞しているようで、そんななかで、ヨーロッパ企画とも出会ったわけだが、今回は高校演劇が舞台。原作の平田オリザは高校演劇の主のような人。
そして、僕は演劇の経験はないが、高校演劇には思い入れがある。

高校生の演劇は、ビジネスではない。基本的には興行ですらない。それでもやる。表現したい何物かがある。それをみんなで作る。
モノ作りの原点が、ここにはある。

ももいろクローバーZの映画だからといって、その理由だけで避けるのはもったいない。
高校演劇の世界をちょっとのぞいてみてほしい。

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mg599

5.0うわあああああ!

2015年3月20日
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人は誰しも青春を味わえるわけではない。
この映画は、奇跡的な確率で青春を味わい、最大限に生きた少女たちの物語。

この物語の題材は「高校演劇」というもので、私は全く詳しくなかったのですが、映画の中ではその厳しさが伝わってきたり登場人物たちの苦労が垣間見えます。
そして誰もが直面する出会いと別れを経験し、それをどう生きるのか。

この映画は青すぎるくらいの青春映画です。
青くて、美しくて、力強い。
普段から映画を愛好する方は、ももいろクローバーZが主演というだけで、鑑賞意欲を削いでいるかもしれません。

しかしそれはもったいないです。
何を隠そう、私自身アイドルはあまり好きではありませんでした。
しかし友人に半強制的に見させられた映画に、私は魅せられました。

これはただのアイドル映画ではない。
傑作・青春映画だ。

純粋にそう思ったのです。

何より彼女たちの演技力は生半可なものではない。
聞くところによると、彼女たちは、舞台好きなら誰でも知る平田オリザ氏のワークショップに通い、直々に演技指導を受けたというのだから、それも納得できます。

さらにこの映画では劇中劇として「銀河鉄道の夜」が使われているのですが、これがまた原作者ファンにはたまらない内容になってます。

人生に行き詰まってる方、忙しすぎて微笑む暇さえない方、日々不安に押し潰されそうになってる方。
この映画を観てください。そして心を揺さぶられてください。
その時、あなたの人生の、幕が上がります。

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鮫瓦卍丸

5.0王道

2015年3月18日
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モモクロさんのことは詳しくないし、青春映画を見るような歳でもないです。思いっきり対象外なお客が、あーだこーだと偉そうに言うのは、本当にはずかしい限りですが、一言、感想だけ。

前半、主人公の心の声がそのまま副音声のように流れるのはサービス過剰と思いました。後半の豪華な友情出演も、やりすぎと感じました。

ただ、それを差し引いても、高校生の真っ直ぐさは伝わってきましたし、真っ直ぐでいられる時期の貴重さも伝わってきました。

王道の青春映画だったと思います。

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cat

5.0高校演劇 経験者

2015年3月17日
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鑑賞方法:映画館

ももクロちゃんが好きだから、と言うより、彼女たちに高校演劇をしていた時の輝きを見たから、観に行った。

今になって思うと、高校演劇は高校生でしか出来ないことで、今、同じ事をやろうとは思わない。その時しか出来ない事がある。

何処に向かうか分からないけど、目の前の芝居に一生懸命だったあの頃が見えたなぁ〜

それだけで十分素晴らしい映画。
高校生から見て神に思えるような大人、なりたいな、なってみたいな!

と思うオッサンであった。

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kenpare_bot

5.0素晴らしい!

2015年3月16日
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興奮

評判がよいので軽い気持ちで見てみましたが、これがとても良かった。
青春時代の先の見えない不安の中、演劇に打ち込む姿に心打たれました。
劇中劇の「銀河鉄道の夜」がそのままこの映画の肝になっています。
どこまでも行ける切符、広がる宇宙、どこまで行ってもどこにもたどり着けない不安感。
この映画で見事に表現していると思いました。

演劇という世界に触れたことがなかったのですが、とても興味を持ちました。
それで生活していくのはきっと大変なんだろうと思います。
それでも人生をかける価値があるものなのかもしれません。

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はま

5.0ちゃんと女優しています。

2015年3月16日
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鑑賞方法:映画館

ももクロの隠れファン(隠れモノノフ)です。
なので、ファン視線で観ましたが、
アイドルは関係なくちゃんと女優していました。

2週間あけて、2回見ました。
2回目の方が全体を観たり、小ネタを探したり更に楽しめました。

1回目は、ももクロちゃんだけ見てストーリを追ってました。
2回目は、ストーリが分かってるので共演者の方達をゆっくり観れました。ももクロちゃんだけでなく、演劇部後輩の女生徒役の子達もいい演技してます。

しおりんの嫉妬の演技が上手いのですが、モノノフはしおりんにぴったりの役と思ってしまいます。

映画前に公開されてた、劇中劇で銀河鉄道の夜を観た時はしおりんの上手さが十分出せているのですが、映画の本編では劇中劇は短くなってるので残念。

この映画は、3時間くらいの長さで編集すればもっと魅力が上がると思う。DVDで出すときは再編集してロング版で出して貰いたい。
劇中劇は、カットなしの全ストーリの完成版も観たいですね。

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横浜元気

いい映画なんだが

2015年3月15日
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まず、私はももクロのファン。いわゆるモノノフですが、客観的に見てすごくいい青春映画だったと思います。
ただ、やむを得ないのかもしれませんが、
もう少し、ももクロ色を押さえてもよかったのではないかと思います。せっかく彼女達が素晴らしい演技をしているのにもったいないです。それだけ、彼女達の成長が大人たちの予測を上回ってしまったのだと思いますが残念です。

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metabo

3.0まぁまぁの出来。

2015年3月15日
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鑑賞方法:映画館

アイドル色がなかったのが良かった。高校演劇の関係者向けって作り。淡々と撮影してて、お笑いやお涙頂戴シーンも ほぼ皆無。ももクロ ファンだからって観た人には不満が残ったかもね。学生演劇がもっと注目されるキッカケになれば、この映画は成功なんじゃないかな。でも、レンタルしてまで また観ようとまでは思わないナ。その程度です。(u_u)

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たかカヨ

5.0純粋に良作でした

2015年3月15日
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幸せ

こちらでの評判がなかなか良さげだったので、騙されたと思ってみてきました。主人公らを始め、頑張る高校生たちがキラキラしている、実に良い作品だったと思います。

アイドル云々など全く無関係に楽しめます。ティーンズはもちろん、老若男女誰にでもに見て欲しい、大変オススメな作品です。

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kat

2.5戦犯は誰だ

2015年3月14日
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Hiorac

5.0舞台が見たくなりました

2015年3月14日
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幸せ

最初の方は、ももクロの演技とナレーションの多さに多少の不安がありましたが、黒木華が登場した後あたりからストーリーに引き込まれ、ももクロというアイドルではなく物語の登場人物として見ていたため、一部レビューのももクロ関係の物すら気にならないぐらい見入っていて、後半自然に涙があふれて止まりませんでした。
黒木華の演技はさすがで、黒木華を鏡にしてももクロの演技力を引き上げたように思います。
ムロツヨシは多少やりすぎな部分もありますが味のある演技で、物語が堅すぎないようなアクセントを加えています。
志賀廣太郎は、こういう脇役がいるからこそピシッと締まると思える部分もあるし、以外な部分で笑わせてくれます。
ももクロ以外の演劇部員にもう少しエピソードが欲しい気もしますが、時間を考えると難しい所です。
その中でも伊藤沙莉はキャラクターが出てて良かったと思います。
ももクロのメンバーはこの映画の中で演技力を上げていき、結果として彼女たちの俳優としてのドキュメントにもなっているようです。
いつも元気なももクロとはまた違うため、ももクロの魅力を出しきれてないと感じる人もいるかもしれませんが、それを求めると、舞台演劇を広めたいという平田オリザの意思に反するようなアイドルPV映画にしかならなかったでしょう。
自分としては、この物語の中でももクロメンバーの人間としての魅力が十分引き出されていたと感じていますし、貴重な経験だったと思います。
最近の映画のポスターを見ると、男女ひと組のポスターが多い事で分かる通り、恋物語が多いと思いますが、そこを省く事で、純粋に演劇にハマっていく姿を見れるし、その部分に頼らずに構成出来る物語だと思います。
映画の中で演劇はダイジェストになっていますが、完全版の演劇を見てみたいと思いました。
エンドロールで撮影の雰囲気が伝わってきて、いい現場だった事が想像出来ますし、ここで「そういえばももクロはアイドルだ」という事と、彼女たちの魅力が凄いという事を思わせてくれました。

原作の平田オリザの舞台演劇を世の中に広めたいという思いと、平田オリザに心酔する本広監督のいい映画にしたいという思いと、登場人物にかっちりハマったももクロの相乗効果がこの映画を名作にしたと思います。
ただ、派手な映画や、演劇にあまり興味の無い人、ももクロにしか興味の無い人にはウケが良くないかもしれません。
あと、自分自身も地上波でCMを見た記憶が無いし、自分の周りの感じでも映画の知名度がイマイチで、惜しい気がします。
フジテレビが協賛しているので、そう遠くない時期にテレビ放送してくれるのではないかと期待しています。

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fanm

4.5ももクロを知らない友達と行きました

2015年3月13日
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私はももクロが好きですが、あまり彼女達のことを知らない友達と観に行きました。

私の感想は、予想以上に良い!というものでした。原作の方も読ませて頂いたので、内容は知っていたつもりでしたが、やはり、彼女達の演技力は未知数だったので、ドキドキしていました笑
友達に感想聞こうとしたら、友達から「ももクロのことなめてたわ」と一言。

ここからは友達の感想の私なりの要約です。
アイドルの出てる映画だから、アイドルが主役で、演技もあんまりだろうと決めつけていた。ただ物語のラストまで話が行き着いていないのが残念(気になる)なところだった。

半ば無理やり連れていってしまったのですが、ファン目線の「良い」ではなく、1つの映画を見る一般の人からの「良い」という感想が聞けて安心すると同時に良い映画だったなと改めて思いました。

長文書きましたが、「良い作品」というのが言いたかっただけです笑
「アイドル映画だから」と迷っている方は勇気を出してみては⁉︎

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ぱいおにあ

3.0アイドル映画、黒木華の笑

2015年3月13日
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単純

ただのアイドル映画じゃないみたいな評価だったので期待して観に行ったのですが、そこまでいい作品ではなかったです。
話が面白くないわけではないものの、映画作品というほどの大きさはなかった。スペシャルドラマ枠のレベル。そして何よりももクロの破壊力抜群の演技力、特に主役の百田夏菜子が何から何まで棒読みで耐えられなかった。周りの演技でなんとか作品になったという程度で、彼女がしゃべるたびに萎えた。主役なのに笑 だからやっぱりアイドル映画なのかなって思ってしまった。そしてなんとなーく最後まで観ていると終盤で黒木華がまるまるスポットライトを持って行ってしまい、まるで彼女の映画みたいになってた。
なんか後輩の子やたら目立つな、ももクロ目当てで観に来た人はももクロのメンバーだけのシーンがなくてがっかりだろうなと思っていたらももクロは5人だったっていうくらい興味のない人間なので、周りのファンの方々に囲まれて苦しかった。

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ちかし

5.0ももクロの原点

2015年3月12日
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笑える

映画として十分楽しめましたし、演技も演出も総じて良かったと思います。一応ももクロのファンのつもりですが、ももクロネタを判別できるレベルではないので、より物語に入り込めました。

彼女たちの演技を見て、彼女たちが、アイドルを目指していたのでなく、女優、モデルを目指してプロダクションに入ったこと、そして、その道では、半ば挫折していたことが思い起こされました。

子役として活躍し、年齢が上がるとともに仕事を失った有安。彼女は、ももクロのステージで将来の抱負を聞かれたとき、「このままで十分。これが続きますように。」と言っていました。

子供心に、仕事がこなくなり、居場所を失いかけたことがどれほどつらかったのか。彼女の演技は、過去へのリベンジだった気がします。

5人ともそれぞれ頑張っていましたが、この映画が映画として成立したのは、ほぼ全編で登場する、百田夏菜子の力量、才能によるところが大きいと思います。個人的には、黒木華にも負けていなかったと思います。

点数は、映画を見て、涙がほほを伝う感じだったので、五点です。

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ドラゴンキング

4.0学園青春映画

2015年3月12日
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幸せ

私はももクロファンではありません。百田さんしか分からないレベルですが、ちょっと気になっていたので観てきました。
分かりやすい学園青春物語です。
学生時代に部活など、何かに一生懸命打ち込んでいた人ならそこそこ感動できると思います。泣けるほどではないですけどね。
がむしゃらに頑張ることは素敵なことですね。怖いもの知らずの学生ならではだとも言えますが。
私は気持ち良く観ることができました。

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Makoto

5.0普通に面白い

2015年3月12日
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幸せ

原作を読んでから2回観た。1回目はももクロを意識しすぎてか、なんか原作との微妙な違いが気になり、ただのアイドル映画だと思った。2回目、頭を真っ白にして観たら普通に面白い映画だった。彼女たちの微妙な関係性からの成長物語で、彼女たちの自然な喜怒哀楽の表現が心地よく、いいよな~一つの目標に一丸となって茨の道を突き進む仲間って!と思わせる素敵な映画だった!

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おそ松ちん

4.0狂っていこう。

2015年3月12日
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楽しい

単純

幸せ

初日に観賞後、2015/3/11メイキングを観た上で改めて鑑賞。今年複数回観るのは、本作が初めて。
それ位気になる作品、ということだ。

誰もが通り過ぎる、過ぎたことのある、10代後半、まだ何者でもない季節。
自分の周囲の、狭い半径でウジウジと、グルグルと周回していた弱小演劇部。
そこに舞い降りた、新任美術教員の吉岡(黒木華)。彼女の登場と存在に刺激され、若い部員たちは変化を遂げる。
同時に若き演劇部員に大人の側の吉岡先生も感化され。

人と人とが触れ合う中で、自分のブラックボックス内で消化されたものが、血となり肉となり、自身を形成していく。その過程は、自身が歩みを止めるまで繰り返され、自分は再生産されていくのだ。

演劇部員たち、吉岡先生は、走り出した。狂おしいほどに。

この作品を観た私(あなた)は、どうですか?

(追記)
本広監督が興した、さぬき映画祭から、監督自身が得たヒントが散りばめられているのかも。某監督の作品群と被るなぁ、と思いました。カメラで写真をとるシーンや、「ですなー」の台詞等。機会があれば、確認してみたいです。

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Nori