アメリカン・スナイパーのレビュー・感想・評価
全688件中、241~260件目を表示
無人機攻撃は…
※別のログイン名で投稿していた物を再投稿です。
この映画は地上戦での戦闘をリアルに描いた映画だったけど1回だけAH-1Sの対地ミサイルが出てくる。
現在、IS国に対する空爆を行っているようだが無人機攻撃は人を殺している実感が薄すぎるのでは無いか?
で、何が正義か? 大切な人の命を守るのが大事なのか? それは向こう側の敵も同じ事だろう。
テクノロジーの強い方ほど正義があるのか? と。
この映画レビューで多くの方が書いているように現実画像であるエンド・ロールで主人公を英雄視するのは、大戦で敗戦を経験した我々日本人に違和感を持つのでは無いか? と。
2個の原爆を落とされ、テクノロジーの勝利に負かされた我々は、福島第一原発事故でも夢のエネルギーと騙され、放射能汚染を被った。
でも、世界最強の帝国に刃向かえないのも事実だと思うけど。
その幼さ、思慮の浅さが、アメリカ
父親は息子に教えた。
「人間には羊と狼、そして羊を守る犬がいる。羊は弱きもの、狼は弱きものに理不尽な暴力をふるうもの、そして犬は果敢にそれに立ち向かうものだ。狼の暴力を私は許さない。しかし犬であればそれは許される力だ。」
9/11を見たクリス・カイルは羊を守る立場になろうと入隊し、犬としてスナイパーとなる。
女性を、少年を、彼は撃つ。「守るために」
でもほんとうの羊は誰だったのだろう?
サダム・フセインの核保有を理由に行われた米軍のイラク侵攻は全くの口実であり、その実際は石油利権だったことが明白になった今、この理由のなんと拙く愚かなことか。
アメリカこそが狼だったのではないのか?
父親がベルトで叩いてでも収めようとした、無為な暴力ではなかったのか?
クリス・カイルは戦争で病んだ(らしい)帰還兵によって殺された。
讃えられるべき番犬の死に方では決してなかった。
贖罪をテーマに据えた寡黙で重厚なドラマ
ノンフィクション
アメリカン・スナイパー
米海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員クリス・カイルは、イラク戦争の際、その狙撃の腕前で多くの仲間を救い、「レジェンド」の異名をとる。しかし、同時にその存在は敵にも広く知られることとなり、クリスの首には懸賞金がかけられ、命を狙われる。数多くの敵兵の命を奪いながらも、遠く離れたアメリカにいる妻子に対して、良き夫であり良き父でありたいと願うクリスは、そのジレンマに苦しみながら、2003年から09年の間に4度にわたるイラク遠征を経験。過酷な戦場を生き延び妻子のもとへ帰還した後も、ぬぐえない心の傷に苦しむことになる。
主演
クリス・カイル
ブラッドリー・クーパー
(桐本琢也)
タヤ・カイル
シエナ・ミラー
(渋谷はるか)
上映時間:132分
戦争の悲惨さを改めて感じさせられる作品
本作は、実話を元に制作された映画です。
多少の予備知識があっても良いですが、全く知らないまま観賞しても問題ありません。
本作は、ドラマ部分にも重点を置いているため、物凄くリアリティのある構成です。
結婚し、子供も産まれて幸せな家庭を築く一方、戦地に赴き、スナイパーとして戦う。
主人公の心情が戦争によって崩れていく所などは胸が痛くなるほど重く感じます。
戦争が人に与える影響がどれ程大きいのかがよく分かり、どれ程それが残酷なものなのかも改めて痛感しました。
R-15+指定ということで、シーンによっては目を背けたくなる箇所も出てきますが、それらを「怖い」や
「気持ち悪い」で片付けてしまうのではなく、世界ではどんなことが起きているのかを全員が考えるべきだと思いました。
私は、実在の主人公の話は知っていましたが、まさかこの様な結末になることは知りませんでした。少しその点が衝撃的でしたが、本作は本当に素晴らしい作品だと思います。
心を奪った戦争
ブラットリー・クーパーが凄いビルドアップしてる。 映画の進行が日常...
素晴らしい一作。
戦争の闇
特にイラク戦争後アメリカで問題になった戦争によるPTSDと家族の苦しみ。
主人公のカイルが戦地に行くたびに家族との間に溝ができる描写、実話をもとにしているだけあって、心に残る。
カイルが国を守るために人を殺すことを正義として疑わない、日本人にはあまり共感できない感情かもしれない。
当たり前だがアメリカ側からの視点なので、イラクが「悪」で描かれているが、イラク側のスナイパームスタファの家や、子供も登場し、カイル同様、ムスタファも父であり自分の正義のために戦っていることがわかる。
特に無音のエンドロール、アメリカ的ではあるが余韻が残る。
ここ最近では久々の満足度でした。
ミリタリーものが好きな人だけでなく幅広い人にオススメできる。
エンディングでやられたってかんじ。 主人公の死(なんで?だれが?ど...
全688件中、241~260件目を表示













