セッションのレビュー・感想・評価
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想定外のストーリー
スパルタ熱血指導とその生徒の掛け合いは、見事で楽しめました。
いい音楽を序盤から聴かせてもらいました。
印象的なのは、上位クラスでフレッチャーの指揮を開始す手に全員が集中する姿が印象的でした。
マイナス要因は、最後の舞台での陰湿な仕返しかな。
その点が私の中では、スポーツマンシップに乗っ取っていないような感じでだいぶマイナスでした。
その後、2人がお互いを認め合う一番の盛り上がりを見せますが、マイナスイメージが払拭できませんでした。
ストーリーは、想定してたものと違う方向へ進みましたが、見応えのある映画でした。
愛憎相半ばする中、2人に共通するジャズを高みに押し上げたいという情...
愛憎相半ばする中、2人に共通するジャズを高みに押し上げたいという情熱がラストで結実する。フレッチャーのクソ野郎さはあり得ないし現実に身近にいたら嫌すぎるけど、映画としては面白かった。
スポ根ドラム鬼教師
専門的な見解はよく判りませんが、ともかく音楽はカッコ良かった。でも鬼教師フレッチャーが事有る毎に演奏を止めさせるのでイライラする。全編聞かせろ、って感じ。でもこの感じ、「オーケストラ!」でもそうだったなあと。だからフルで聞けるときの感動があるなあと。
でも原題になっている曲「whiplash」は最初しか聞けないのは、サントラを買わせようという悪意いや商根なのかはどーでもいいが、「whiplash」もカッコイイ。「caravan」もカッコイイ。
最初は擦れてない顔していたニーマンが、フレッチャーの扱きのお陰で段々顔つきが変わっていくところが見所。正に狂気を生み出すフレッチャーの扱きは、日本でいえば前時代的な、体罰とかいう概念のない頃の学校の先生。今でいえばブラック企業の上司。それは世間的には「悪」として見られる対象だが、殊スポーツの世界でいえば日常茶飯事なのではないだろうか。
「主奏者は勝ち取れ!」「ちゃんとたたける奴が分かるまでみんな休憩」
ドラムという「ポジション」を競って鬼コーチの「千本ノック」を受けてる様なシーンの連続で、スポーツじゃなくてもこーゆー競り合いを味わえるのは幸せ、というか「バンドはスポーツだ!」と感じてしまった。
ということで、これはスポ根映画です。
ただ、あの鬼コーチ振りをフルスイングしてたフレッチャーの仕返しは、「ちっさ!」と思うほどに落差はあった。あれも扱きの続きなのかと思うと、どんだけしつこいねん!とも思うし。
なんとなく借りてみましたが、これは....
あまりジャズなどは聞かないので、ただ映画を楽しむ感覚で見ましたが、ジャズにものすごく興味が持てる作品でした。
映像の取り方の技術や緊迫した環境を作るセンスが、ずば抜けている感覚がしました。
最高に興奮する映画でした!ありがとうございます!
セレブな俳優陣の超熱演☆まさに血が滲む音楽にかける情熱映画
【高みを目指す者同士の譲らない切磋琢磨!】
~ポケモントレーナーみゆきは、94点の経験値をもらった!〜
海外セレブの俳優陣の魂のこもった熱演が印象的です。
最高クラスの音楽指導者と、最高を志すジャズドラマーの決戦のような映画。
何かを極めようと努力する姿勢や、手に入れたい自分の理想を感じ、観ている側もハラハラさと情熱を全面に受けます。
そして、衝撃のラストをどう捉えるのかは自分次第。
文字通りの血の滲むような努力と人生をかけた師弟の切磋琢磨が描かれているように感じます。
特に、情熱を感じたい方はぜひ観てみてください。
★大好きなポケモンに例えると★
ブースター
メラメラと湧き上がる情熱は自分を高みに登らせるブースター
こっわ…
控えめに言ってサイコな人では? お師匠。
そんなお師匠とスイングして幸せなの?
それこそファッキン・テンポでは?
音楽のことはわからないので、途中までは普通に楽しめたんですが、終盤になって頭が「????」となり、終わりました。
多分これ私の大好きな「ウォール街」と同じプロット構造(悪のメンターと出会った主人公が元いた世界を捨ててメンターそっくりになるが、自分が騙されていたことに気づき、メンターに逆襲し元の世界に戻る)だと思うんですけど…だとすると終盤の展開は破綻してるし、それを置いても、主人公がどういう感情なのか理解できない。
無理やり解釈するなら、師の病理に取り込まれてあっち側に行ってしまったように見えてしまうけど、それは何の解決にもならないのでは。
それが真の芸術だからいいんだ! と言われたらそれまでですが…
まあ本来邪悪な奴が悪に目覚める話なのかな。これから師匠とタッグで若人をダークサイドにガンガン落としていくのか知ら。
交通事故のシーンは新鮮でビックリしました。
ここまでのめりこめるものがあることだけでも才能
大してストーリーや評判も調べずに見たため、こんなにも手に汗握る展開だとは思わなかった。
狂気と狂気のぶつかりあい、そこからの共鳴。
原題も「Session」なのかと思いきや調べてみると「Whiplash」だった。
「Whiplash」の意味は「むちひも」や「むち打ち」という意味だ。
あまりにもストレートでぴったりなタイトルだったので苦笑いしてしまった。
しかし日本ではセッションの方が入口として入りやすいし、洒落っ気もあるいいタイトルだと思った。
【この作品を観てから、JKシモンズの出演のどの作品を観ても、彼を鬼ドラマー教師としてしか見れなくなってしまった程のインパクトある作品。】
ーデイミアン・チャゼルの出世作&傑作。ー
・マイルズ・テラーはともかく、JKシモンズの印象を良いにつけ、悪いにつけ定着させてしまった作品である。
それ程のシモンズの鬼教官振りの熱演であった。
<J・Kシモンズの鬼教官は、怖かったし、狂気性を感じたし、とにかく、彼の演技には圧倒された。>
<2015年6月13日 劇場にて鑑賞>
殺意さえ芽生えるシモンズのスパルタ鬼教師ぶりに舌を巻く。 ドラマー...
殺意さえ芽生えるシモンズのスパルタ鬼教師ぶりに舌を巻く。
ドラマーを演じたマイルズ・テラーもどこか狂気。
鑑賞日:2015.1.25
血と汗と涙と狂気の物語
映像と音が最高に心地良い。特に映像にはしびれた。アングル、光と影、ライティング、カット、色、質感、どれも👍 また、久々に時間を忘れるくらい緊張感のある映画に出逢った。映画館で観たかった!
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