セッションのレビュー・感想・評価
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無能な奴はロックをやれ
音楽と音学
令和の時代では通じないスパルタ
いや、平成でも無理か。
おそろしい詰め方のハイパーパワハラ上司。人格も親も否定して詰めに詰めていく。見ているこっちの胃がキリキリしてくるほど。
でも、もちろんここまで酷くはないけど、音楽学校て結構すごい練習をするらしい。
ちなみにDVDを借りると、特典映像に映画の原型である短編映画をみることができる。
15分弱だったかな。主人公のキャストは異なるものの、フレッチャーは同じキャスト。
内容というのが、主人公がフレッチャーに抜擢されて初めてバンド練習に入ったときの展開。
本編とほとんど変わらない。
トロンボーンの音ズレから始まり、主人公のテンポのくだり。
あの展開だけの映画。
あそこで終わる。
なんとまあ、救いの無い短編映画である・・・。
見ていて具合が悪くなった
時代を超える傑作
もともと好きな作品で配信で三回視聴済み。今回は4Kリマスターを映画館で観れるということで地元での公開を待って鑑賞。
スクリーン越しにこちらが委縮してしまうフレッチャー教授の圧と、追い詰められていくニーマン。随所にちりばめられたアップテンポで明るいなジャズ・ナンバーはギリギリで均衡を保っているキャラクターの精神とは対極なのだけれど、逆にそれがコントラストとなって両方を真に迫るものにしている。
特にラストシーンは何度も観たのに劇場の迫力もあってか呼吸を忘れて見入って(聴きいって)しまった。盛り上がり、痛快でもあり、私が観た映画の中でもトップクラスに格好いい締めだ。
終盤で『時代がジャズを弱くした。このままではもう天才は生まれない』というような意味合いのセリフが語られるのだが、さまざまなハラスメントが濫用されつつある現代にそれは当てはまるし(ジャズに限らず)、それが使われなくなっていくというのは基本的にないと思う。
それゆえにこの作品は今、そして今以降の時代において一種のノスタルジーと普遍性を保つことができるだろう。
デジタル4Kリマスターは初めて鑑賞したが、期待していたような画質の向上は感じられなかった。ただ色合いのコントラストは強調されていたような気がする。
最後に、これは本作のレビューから逸脱してしまうのだが、本作の低評価を読んでみると劇中のキャラクターの心中を想像したり、技法や描写に思惟することもなく『画面のこちらの自分がどう思うか』だけで完結させるものがある。
これは観る側の質によるものだと思うが、最近とみに増えているように感じる。ぜひご自身で評価されることを勧める。
最後まで分からなかった、復讐劇なの、、、?
胸くそ悪い。バビロンよりも長く感じた
ドラマーのコも序盤は謙虚なのか内気なのかおとなしいくらいのコだったのに
鬼教官の影響で人格変わってしまったじゃないか。
教え子が事故で死んだってみんなの前で軽く涙を流す鬼教官。後半鬼教官の指導のせいで精神やられての自殺が判明
ええええ!!!
平気で嘘つくやつがいるんだよな
俺が演奏する!って、スティック取りに行って事故るシーン。狂気ですよ。ここまで全身全霊をかけてるのに怪我のためちゃんと演奏出来ず、鬼教官にソッコーで切られる。そりゃぶん殴りたくなりますよー。
その結果が退学ってもう勘弁してよ
その後彼らは学校から去り偶然会う機会が。うちのドラマーになれよって、あれ和解した?と思ったのに、それからのあの展開。めっちゃ恐かったわ。そこからの怒涛の演奏が見せ場なんだけどもう諸々胸くそ悪くて
全然違う観点から観てしまった。
あこそまで取り憑かれたようにやれば芸術の最高地点にいけるのかもしれないけど
凡人は逃げよう
おかしなやつがいたら
メンタルやられる前に
ということを再認識する映画だった
彼女へのアタリもおかしいしね随所
マウント取るような家族も嫌だしね
あの血は本物だって!?役者さんすごい🥺
限界のその先へ。『セッション』が教えてくれた“狂気と情熱”のリアル
『セッション』はただの音楽映画じゃなかった。
これは“何かを本気で極めようとする人間”の、リアルで苦しくて、でもどこか美しい物語。主人公ニーマンと、狂気じみた指導者フレッチャーのぶつかり合いは、見ていて胃が痛くなる。でも、その先にある「ゾーン」に入った瞬間の快感が、とてつもなく鳥肌モノ。限界まで追い込まれた先にしか見えない景色があるんだって、教えてくれた。
自分自身も、事業や人生で挑戦する中で「もう無理かも」と思ったことが何度もある。けど、それを超えた先に、予想を超える景色が待っていた。『セッション』はその感覚を思い出させてくれた一本。魂が震える映画でした。
誰かがホラー映画って言ってたのもわかる
感動再び!Tシャツで熱血指導!!!仕事に生きる学び満載!
リバイバル上映ということで、4K+Dolby Atmos版を観にいきました。
ポップコーン買い込んでいざ、視聴!
『セッション』は、一度観たことはあって、狂気的なまでの情熱と、極限まで追い込まれる人間の姿が強烈に焼きつく作品でした。
今回も、主人公の成長物語に感動!そして、指導者の存在が、観る者に問いを投げかけます。
「本物の才能は、極端な環境でしか育たないのか?」という命題に対し、明確な答えを提示しないところも、この作品の奥深さだと感じました。
J・K・シモンズ演じる指導者の迫力と狂気は圧巻で、言葉一つ一つが刃のように鋭く、観ている自分の心まで刺さってくる感覚がありました。音楽映画でありながら、心理スリラーのような緊張感が漂い、ラストの演奏シーンは圧巻。才能とは何か、成功とは何か、自分に問い直すきっかけをくれる傑作です。
仕事で役立つ気づきもたくさん得れました。再会に感謝です。
シンバルが火花が散らす様にフレッチャーを攻撃する
ジャズドラマーの成功を夢見る若者と伝説教師の厳しいド迫力レッスンの様を描く異色作の4Kリマスター上映を鑑賞。
十年ぶりだがやっぱり二人とも変だ。完璧主義のクセに何度も手拍子でリズムやテンポを教えるフレッチャー。主奏者の為に人間関係を破壊するニーマン。演奏上達に苛酷な練習が必要なのは理解できるが、この師弟間の空気はヤバい。
音楽もJAZZも詳しく無いが、映画のおかげでCaravanは頻繁に聴いている。
原題Whiplash、これはテーマ。ストーリはまるでCaravanのように進む。
序盤、映画の激しさを予感させるドラムソロから入る。ベース、ピアノを引き摺りだす様に。
トロンボーンパートは、映画が一癖も二癖もある事を感じさせ、
中盤、ドラムと管弦楽器達は掛け合う、まるでニーマンとフレッチャーの様に。
後半ドラムソロは、あたかも火花をまとったシンバルがフレッチャーを攻撃する。
ドラムのさざ波は緩急をつけ映画のクライマックスへ序走。最後はパァアーン、これで終わり、だ。
さて、この後二人は仲直りをしたのでしょうか。
私は、「仲良くはならない。でも、稀に仕事は一緒にやってそう。」と妄想。
"ジャズ"に取り憑かれた奇人達…
セッションシーン良いですね
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