セッションのレビュー・感想・評価
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なんだかすごいや
ここまでドラムが好きで負けず嫌いじゃないと絶対できない。ニーマンの努力に憧れを持った。
フレッチャーのもつ思いとそれに応えようとするニーマン。こんなハイレベルな演奏はないだろう。
音楽の道ってなぜこんなにも厳しいのか。少しでも音がズレたりテンポがくるったりすると全て台無しのように怒鳴ってくる。日本でもおそらくこの事例はあるだろう。
ラストの演奏後、はぁ。っと安堵のため息がでるようなすごいドキドキとした緊迫感のある映画だった。
師弟の厳しくも暖かい物語と思ったらただではすませずどんでん返し!!...
師弟の厳しくも暖かい物語と思ったらただではすませずどんでん返し!!
スポーツの世界でもそうだけど狂気的な指導者の元
天才がうまれたら美談だけど
病んだ人がいたら悲劇という紙一重。
この物語は天才と賞賛される一歩前で終わっているが、最後の演奏で師は彼の演奏に魅了されてしまっている。
師のやり方は賛否あるだろうが師を魅了させた彼には師のやり方を受け入れないで背を向け続けてほしいなー。
限界のない師弟関係
天才とはどういった人物なのか
ただ黙々と努力する者か
生まれながらのセンスを持つ者か
この映画の主人公はどちらでもない
最後の数分間は圧倒されました
それまでの物語の全てが詰まっている
J.K.シモンズやマイルズ・テラーの演技には圧倒されました。
凄まじい演技力で観る者を画面に釘付けにし、リアリティな演技と描写で物語に説得力があります。
まだ観ていない方々に是非これを観ていただきたいです。
イカれた青春?映画でした
音楽の悪魔に魂を売った男たちの物語。
偉大なジャズドラマーになる事を夢見る青年アンドリューが、高名な指導者フレッチャーに常軌を逸したトレーニングを叩き込まれ、次第に狂気的な世界へと足を踏み入れていくというサスペンス音楽映画。
監督/脚本は『グランドピアノ』の脚本家で、後のオスカー監督であるデイミアン・チャゼル。
主人公アンドリューを演じるのは『プロジェクト X』『ダイバージェント』のマイルズ・テラー。
フレッチャー教授を演じるのは『スパイダーマン』シリーズや『ジュノ』のJ・K・シモンズ。本作でオスカーを獲得。
👑受賞歴👑
第87回アカデミー賞…録音賞・編集賞・助演男優賞(シモンズ)の三冠を達成‼️
第72回ゴールデングローブ賞…助演男優賞(シモンズ)!
第30回サンダンス映画祭…グランプリ・観客賞の二冠を達成❗️
第68回英国アカデミー賞…音響賞!
とても高い評価を獲得している本作。
狂気的な指導を行う音楽大学の教授と、彼に従事するうちに自らの内に眠る魔物を揺り起こしてしまったドラマーの青年の、常軌を逸したジャズ映画。
本作の監督であるデイミアン・チャゼルがこの作品を作ったのは弱冠28歳。この年齢でこれだけのクオリティの映画を製作するとは、なんとも恐ろしい才能と情熱を持った人物だと思いました。
本作を傑作たらしめている大きな要因は、間違いなくJ・Kシモンズです。音楽大学教授フレッチャーの気狂いじみた人物像を完璧に演じ切る彼の演技力の高さに驚かされました。
フレッチャー教授は下手をすると現実味がなくなってしまうほどイカれた性格と行動の人物なのですが、J・Kシモンズの演技力によって驚くほどにリアリティーを持ったキャラクターとして存在していました。
フレッチャー教授は主人公を導くメンターとしての役割と、主人公に立ち塞がるヴィランとしての役割を果たしています。
このオッさんのキャラクターが素晴らしく面白い!始めはいきすぎた指導に恐ろしさを感じるのですが、あまりにめちゃくちゃすぎてついつい笑ってしまう場面もありました。
天才的なジャズマンを育てることを目的として厳しい指導を行なっていると言っていますが、果たして本当にそうなのか?
彼の狂気に満ちた行動には、もはや理由は存在していない…映画を観ていてそう感じました。
フレッチャー教授の日本語吹き替えは名優壤晴彦さんが担当。悪役をやらせればこの方の右に出るものなし!気持ちの良いほどの切れ味を持った罵倒の数々に、思わず聞き惚れてしまいました。
本作の主人公、ニーマンを演じたマイルズ・テラーも素晴らしかった。
ニーマンは、はじめはいかにもお坊ちゃんという人物だったが、終盤に向かうにつれて狂人めいた人格に変貌して行く。その様は恐ろしくもあり哀しくもあり…
そんなニーマンの成長過程を見事に演じ切ったマイルズ・テラーに拍手!この映画のため、血が滲むほどドラムの練習をしたそうです。
全体的に黒を基調とした色彩で画面が構成されているため、非常にシックな印象を受ける映像は美しい。
家族の絆や恋愛が、音楽によって引き裂かれて行く様を非常に簡潔かつ印象的に描いている。
これらの描写を必要最小限で留めているため、間延びのないスマートな映画となっている。
クライマックスの演奏からのエンドロールが流れるタイミングはまさに完璧!ついつい拍手をしてしまうほどの美しさでした。
夢を叶えるために、これ程の代償を払う必要はあるのか?人間性を捨ててまで叶えたい夢とは、もはや呪いと言うべきではないのか?
この映画では、夢を追う人間は幸せにはなりません。
しかし、全てを投げ打ち何かに邁進する人間の狂気性と美しさがありありと描き出されており、少しも画面から目を逸らすことが出来ませんでした。
ジャズにはあまり関心がなく、詳しくもないですが、それでも十分に引き込まれました。
全く欠点のない、完璧に近い映画だと思います。それだけに少し綺麗に纏まりすぎていると感じてしまうところもありましたが、後世に残る傑作であることは疑いようもありません。
観た人間の心に火を灯す、闘う者のための映画です!
想定外のストーリー
スパルタ熱血指導とその生徒の掛け合いは、見事で楽しめました。
いい音楽を序盤から聴かせてもらいました。
印象的なのは、上位クラスでフレッチャーの指揮を開始す手に全員が集中する姿が印象的でした。
マイナス要因は、最後の舞台での陰湿な仕返しかな。
その点が私の中では、スポーツマンシップに乗っ取っていないような感じでだいぶマイナスでした。
その後、2人がお互いを認め合う一番の盛り上がりを見せますが、マイナスイメージが払拭できませんでした。
ストーリーは、想定してたものと違う方向へ進みましたが、見応えのある映画でした。
愛憎相半ばする中、2人に共通するジャズを高みに押し上げたいという情...
愛憎相半ばする中、2人に共通するジャズを高みに押し上げたいという情熱がラストで結実する。フレッチャーのクソ野郎さはあり得ないし現実に身近にいたら嫌すぎるけど、映画としては面白かった。
そうきたか
予告編なんかで、鬼教官のしつようなパワハラ、という印象しかなくて、今まで観ないでいて、CATVにかかったので、観てみました。
いや、びっくり、そういう展開? というふうに二転三転。脚本すごい。
最後は、すっきりする、みたいなことを聞いていたのだけど、そこも、着地点が予想外でした。
フレッチャーは、チャーリーパーカーの例に固執してるけど、彼が、精神を病んで、早くなくなっていることは、映画中にも、ちゃんとでてくる。つまり、世に残る作品のためなら、という、スタンスこそ、音楽学院の教育者としてどうかと思うわけです。個人の先生ならまだしも。
しかし、その彼が、本当に、ニーマンの演奏で、納得した。
本当の意味で、ニーマンは、彼をねじ伏せた。彼は、(他の人と違い)負けなかった!
J.K.シモンズのその描写、その表情こそが、演技の賞を得た所以ですね、すごくよかった。けど、フレッチャーは、嫌い。ww
コメントを読んでいると、そういう微妙な表情で、彼らの頭の中を想像できない人が多すぎ。映画の何をみているんだろう、と思ってしまう。。。
彼の成長を見守る父親の存在をあえて入れるところで、全ての学生(学び中の若い人)へエールを送っている映画だ、と思いました。
理不尽なことに屈してはいけない! 汚い大人はいる。でも、自分の努力は、それを超える、こともある、ってね。
スポ根ドラム鬼教師
専門的な見解はよく判りませんが、ともかく音楽はカッコ良かった。でも鬼教師フレッチャーが事有る毎に演奏を止めさせるのでイライラする。全編聞かせろ、って感じ。でもこの感じ、「オーケストラ!」でもそうだったなあと。だからフルで聞けるときの感動があるなあと。
でも原題になっている曲「whiplash」は最初しか聞けないのは、サントラを買わせようという悪意いや商根なのかはどーでもいいが、「whiplash」もカッコイイ。「caravan」もカッコイイ。
最初は擦れてない顔していたニーマンが、フレッチャーの扱きのお陰で段々顔つきが変わっていくところが見所。正に狂気を生み出すフレッチャーの扱きは、日本でいえば前時代的な、体罰とかいう概念のない頃の学校の先生。今でいえばブラック企業の上司。それは世間的には「悪」として見られる対象だが、殊スポーツの世界でいえば日常茶飯事なのではないだろうか。
「主奏者は勝ち取れ!」「ちゃんとたたける奴が分かるまでみんな休憩」
ドラムという「ポジション」を競って鬼コーチの「千本ノック」を受けてる様なシーンの連続で、スポーツじゃなくてもこーゆー競り合いを味わえるのは幸せ、というか「バンドはスポーツだ!」と感じてしまった。
ということで、これはスポ根映画です。
ただ、あの鬼コーチ振りをフルスイングしてたフレッチャーの仕返しは、「ちっさ!」と思うほどに落差はあった。あれも扱きの続きなのかと思うと、どんだけしつこいねん!とも思うし。
なんとなく借りてみましたが、これは....
あまりジャズなどは聞かないので、ただ映画を楽しむ感覚で見ましたが、ジャズにものすごく興味が持てる作品でした。
映像の取り方の技術や緊迫した環境を作るセンスが、ずば抜けている感覚がしました。
最高に興奮する映画でした!ありがとうございます!
とんでもない先生
先生の陰湿さ、後半驚いた。
これじゃ才能が有ってもいい音楽は出来ないし
第一、楽しめない。
映画というドラマの中で先生に対し腹が立ったけど
それだけ演技が上手かった、のめり込んで観れたということになるのかな?
セレブな俳優陣の超熱演☆まさに血が滲む音楽にかける情熱映画
【高みを目指す者同士の譲らない切磋琢磨!】
~ポケモントレーナーみゆきは、94点の経験値をもらった!〜
海外セレブの俳優陣の魂のこもった熱演が印象的です。
最高クラスの音楽指導者と、最高を志すジャズドラマーの決戦のような映画。
何かを極めようと努力する姿勢や、手に入れたい自分の理想を感じ、観ている側もハラハラさと情熱を全面に受けます。
そして、衝撃のラストをどう捉えるのかは自分次第。
文字通りの血の滲むような努力と人生をかけた師弟の切磋琢磨が描かれているように感じます。
特に、情熱を感じたい方はぜひ観てみてください。
★大好きなポケモンに例えると★
ブースター
メラメラと湧き上がる情熱は自分を高みに登らせるブースター
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