セッションのレビュー・感想・評価
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優れた音楽家と名曲が生まれる背景
を目撃したような気持ちになりました。
このスパルタ教師、熱い指導の裏には揺るぎない信念と生徒への思いやりがある、みたいなタイプかと思っていたら全然違っていて、
自分の追求したい音楽の為に使える手段を全て使っている男、といった印象でした。
そういう人間的な部分、汚い部分であったりとか貪欲さ、執着心、ヘイト的な感情とか色んなものを全部まとめてつぎ込んで力のある音楽が生まれるのかと思いました。
ドラムセットが血まみれになるまで……何度血まみれになったことか……叩き続けるそのストイックさ!
努力
才能とは努力により超越するもの。
昨今の言い方だと思いきりパワハラなんですけど、人並み以上に没頭する努力で才能は開花し引き寄せるものを身につけられる良い映画でした。
教授も文句ばかり言いますが、良いものに対しての飽くなき探究心が指導となっていることが最後に分かる
コレぞまさにプロ根性ではないでしょうか?
最近の若者にはない気持ちの入った良い映画でした
引き寄せられ感が良かった
また観たいですね
評価の難しい作品
洋画でこんなスパルタものが作られることがあるのかと少々びっくりしてしまった。
日本でもパワハラ、セクハラが話題になりやすい昨今、これだけ生徒に罵声を浴びせ、体罰を加える先生はスカッとする一面もありつつ、許されてよいのかと疑問に思う部分もある。
天才を育てるためだった、そのために誰よりも努力したというそれらの行為の正当化は現代にフィットしないように思える。
ラストの場面で違う演目が伝えられていたというのも…ただの嫌がらせに見えてしまう。
緊迫感がずっと続き、ドラムの演奏、厳しい指導には目を背けたくなるほどの激しさがあり、その点は評価できる。
かっこよすぎる音楽馬鹿
音楽を題材にした映画で、こんなに熱くて痛くて苦しくてかっこいい映画があるだろうか!感動した!
おそらく好き嫌いが分かれるし、今まで音楽にまったく触れてこなかった人にはなかなか理解しがたい作品だと思う。というか私も理解はできない。
でも理解できない、狂気的で天才的な世界だからこそ、こんなにも圧倒されたのかもしれない。
最初から最後まで激アツだった。
もはや悪魔的ッ!!!
映画みるのにこんな疲れたのは初めて。
もう観てるこっちがフレッチャー教授に追い詰められるような感覚で、
これ「G」区分でいいの?子ども見たらトラウマになるよ?ってレベルだった。
個人的には☆4を付ける感じなんだけど、
この作品をめぐって評論家の町山さんと菊池さんがweb上で繰り広げた
バトルが非常に面白かったので0.5分の加点。
肯定派と否定派、どちらの意見も納得できるもので、
ここまで各人が熱くなるのは、
結局 映画作品として優れている証左なんじゃないかな、と。
けっして「面白い」作品ではないし、
人目を引くような大爆発が起きるわけでもない。
むしろ目を背けたくなるような描写が続くのに、
作品世界に引きずり込む力の強さはまさに悪魔的。
僕はミュージシャンではないので専門的なことは分からないけど、
ラストシーンに関しては、どちらかと言うと否定派。
「音楽」ってタイマンじゃないよな、と。
まぁ監督が似たような実体験をしたらしいので、
監督自身の怨念をぶっつけた形なんでしょう。
個人的に好みではないけど、その辺も含めて良い作品だと思います。
狂ってる
狂気の中にしか奇跡はない。"Good Job(上出来だ)"そんな馴れ合いで奇跡なんて生まれない。生きるか死ぬか。殺すか殺されるか。もう完全に正気の沙汰じゃない。それは側からみたから完全に「狂ってる」んだろう。でも、狂ってるからこそ、誰もみたことのない世界を見せることができるんだと思う。映画は無論のこと音楽に心酔している自分だが、こんなにすごい映画生まれて一度も見たことない。緊張と恍惚の中でリズムの向こう側が立ち上がってくる。これはもう映画じゃない。
見た人によって主人公の終わりの捉え方が異なる映画だと思う
序盤:フルメタルジャケット
中盤:ロッキー
終盤:マッハ
主演の人凄い・・・。もうプロドラマー・・・。
見ていてもの凄く疲れた。何度も何度も、あれ?終わりじゃないの、この先あんの?って思った。
色々なものを捨てて高みを目指す男の話だが、捨てすぎ・・・。
グラップラーバキのドーピング博士とジャックハンマーの実写版か。
自分は主人公のお父さんタイプなので、いやー疲れた。疲労感が溜まる映画でした。
勝者になること、その為に払う犠牲。この映画ではそれを肯定的にも否定的にも捉えていないと思った。
この主人公のラストを良しと取るか悪しと取るか人によって感想が変わると思う。
私はこの主人公は幸せになれないと感じた。
見た人によって終わりを多用にとらえることができるのは良い映画だと思います。テンポも非常に早くて良い映画です。
セッション
結局フレッチャーとニーマンお互いの事嫌いなの?よく分からん。
フレッチャーは最後の演奏会にニーマンを密告の復讐ために呼んだ→ニーマンは分からずも吹っ切れてドラム叩いた→フレッチャー「ええやん!そのまま曲行こ!」って感じで和解→エンディング
って事?
ドラム演奏は流石にかっこいい。
あんな可愛い彼女を振るニーマンは頭狂ってるとは思う。
ちょっとわかりにくい
私の理解力が悪いせいかネタバレの解説を
終わったあとに見て話の深い意味がやっとわかりました。
密告の所はもう少しわかりやすく表現してもらえると
クライマックスの裏切りからのさらなる復讐と面白く一つ一つのことに感動をしたと思いました。
でもあえてはっきりと描写しないあたりがふわっとしていて視聴者の思考が広がり面白いとも思いました。
私自身、音楽をやっていますが
ジャズドラムはそんなに速さを求めるものなのか?
と疑問に思いました。
音楽に詳しくない人にも速さというのが1番伝えやすいものなのかとも思いましたがもうひと工夫あるとよかったなと。
しかし見終わった後に調べたくなるほどでしたので見て良かったと思った作品でした。
評判通り。めずらしい。
あまりにも評判がよくて、なぜか見る気になれなかった本作。正直、評判通り。めずらしい。素晴らしい映画でした。
設定自体はありがちな師弟関係。(ブラックスワンを思い出さなくもない)とにかくスパルタな指導に目が釘付けになる。ただ、予想外だったのは学院という舞台から離れてしまうこと。さらにスパルタ指導を問題として取り上げてしまっていること。非常に現代的で現実的。
ラストのステージも和解から大団円と思って見ていると、さらに衝突。ギリギリまでぶつかるという。
少しすっぱり切りすぎた感のある終わり方はどうなんだろう。でも、何パターンもやってみた正解があれだったんだろうな。
情熱とはかくなるべし
スパルタ、パワハラのオンパレードですが、そういう部分よりも、主人公がドラム道を極めるために、ありとあらゆる執着を捨てて、ひたすら修行に徹する。
狂気とも思えるほどのその情熱に心打たれました。
夢があっても行動を起こさない人。すぐに諦めてしまう人にオススメです。
熱量が半端ない。
まずはじめにストーリー全てを包むステイシーの恐怖的指導力に息を飲む。熱量が半端ない。いっときも目を離せない。溢れ出る情熱。
後半、アンドリューが大学退学したあとに、ジャズバーで再会したステイシーの表情が優しすぎる。真正面から向き合い語り合う心地よさ。今までの答え合わせ。新たなスタートを切る。全てを咀嚼して、新たなスタートを…。
…からのまさかまさかの仕返し。圧倒的屈辱に心の動揺半端ない。が、この逆境を自分のものにする。鳥肌もん。
400。音の密度の濃さ。最後本当に本当に、本当に、圧巻。
音楽の映画は外れが本当に少ない。
緊張
なにかを極めたいと自分が無我夢中になったとき、彼のように何としてでもそれを貫くことができるだろうか。もし彼の立場が私だったならば他の選択肢を選ぶだろう。
ハッピーエンドが好きな私にとって新鮮な映画だった。
シンプルな極み
ストーリーは至ってシンプル。「愛と青春の旅立ち」も大ヒットした。楽器の練習が出来ない私は体育会系ですが基本の繰り返し程しんどい物はない。かと言って基本を徹底的に練習したからと言って上に上がれる訳でもない。音楽やスポーツ、絵、詩、様々なジャンルには必ず上があるとされている。上があるから登りたくなる。登りたくない人が悪い訳でもなく登りたくない人でも日常生活何かは必ずしている。空気を吸って生きているのだから、寝たきりの人でさえ、身体の部位が動いている限り何かはしているのだ人間何もしていない人は誰一人いない。リズムの定義「音楽生命の源」リズムにリズムが重なり打ち出し続ける楽器
ドラム。踏み叩く。ドラムが良ければ楽しめる。ドラムが悪ければ聴くのがしんどくなる。ただそれだけなんだと思う。コントラバスには出せない音を持つドラムは優しく強く傲慢にならずに周りを気遣いながらも
引っ張っていく義務がある楽器。歴史は浅い楽器だからその分様々な知識を持つドラマーになって欲しいと
ドラムを愛するドラマーの方々にお願いしたい。
ドラムはある意味ピアノと同格の最強楽器ではないだろうか?私にはそんな映画に見えた。
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