百円の恋のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
全部じゃなくても登場人物のダメ人間っプリに自分のダメなとこを重ねる人がほとんどかな、と。
自分の全てに自信を持ってる人は観なくていいと。
ボクシングジムに貼ってあるhungry angry の標語が印象的。
ラストは好き嫌い別れるみたいだが、賛成派。
こういう時は手を引かれて泣いていい。
安藤サクラも脱ぎまくり
店の金をごまかしてクビになった元ソープ嬢の女(根岸季衣)が毎日残り物の食べ物をたかりにくるとか、ギャンブル好きでだらしない男とか、現代のコンビニバイト事情を露骨に・・・
ボクサーの狩野は一子(安藤)を引退試合に招待して付き合うことになるのだが、その前にコンビニの店員にレイプされてしまう。ボロボロになった一子であったが、何か人生で掴もうともがく姿には感動できる。途中の男女間のダラダラした部分はあるものの、プロテストにも受かり、人生を賭けたかのようなプロデビュー戦は見ごたえがあった。相手は百戦錬磨の4回戦ガール(?)。ボッコボコにされてはいるものの、3ラウンド目には歯切れのよい左ストレートを一発!スローモーションになってはいるが、ここは映像の演出がありふれたものになっていて残念だったかも・・・全体的にオフビート感があるので、ここもぜひ!
80点
百円
一子ファミリーがリアルでよかった
一子の妹の子供が幼少期の僕感w
狩野が嫌い。そもそも新井さんが嫌いw
殴りたくなるような周りが多すぎる
ボクシングしたくなるよね!僕と一緒w
最後勝てないやろなーと、狩野見てるやろなーと
何度も立つ姿に涙
青木ジムの二人好きw
女優賞取れるわあの演技は
もはや1人2役状態!?
安藤サクラさんファンですから
『百円の恋』鑑賞。
大好きな安藤サクラさんの圧巻の主演。
喪失からの再生を描いた奮闘記
片言な二人、動物園で真顔な二人
バナナを忘れていく男
ケチャップをかけられる女
どれもがワンテンポ遅れているのだけど
そのズレが不器用なんだろうなぁ、
あまり話さない二人の奇妙な空間が
ずっと観てたいなと思わせてくれる。
いい歳をした大人なのだけれど、
物凄くピュアでまどろっこしくて曖昧で
あ〜〜そわそわしちゃう
愛おしいと思う瞬間がたくさんありました。
前半は、わざとらしくないけど決して雑じゃないお芝居がそうさせてる、巧みだなぁ、と普通の人に見えてしまう事が凄い。
だけど、つまらなくない上手くて面白くて
滑稽だし気負わない感じが私のどタイプでした。
いい温度、いい湿度の作品
後半は圧巻の一言。
美しい、ではない格好良さ
生きてる、その過程が溢れ出ていて
一作品での変化が半端じゃなくて
これこそ!!映画の醍醐味、、
いつまでも自分に期待する事を忘れない自分でいたいです
安藤サクラさんについて語ってもいいですか、、
今まで観たどの作品の女性よりも群を抜いて格好良かったです。
役でボクシングをなさるのですが、
少し苦手意識を持っていたボクシングまで良く魅せる事、
一度も飽きなかったんです。
お芝居じゃないのかな、アスリートなのかなと思ういくつもの場面があって、もうなんかずるいな、と
とんでも無いことになっていました、
熱量、技巧、ヒロインちっくな遠慮とか妥協が一切無くて
それこそ左ストレートみたいに直撃して油断させないから、
危ない危ない危ない。。
人間ってこんなものなのか
絶対、観終わった後、シュッシュって、ボクシングのしたくなりますよ
覚悟、ですね。
まんまとしてやられた
これぞ映画
彼氏に夕飯を作ったのに、ろくに食べてもらえなかった。「立ち読みしてくるわ」と言い残し帰ってこない彼氏。その後でアパートの窓辺でタバコを吹かす彼女。このシーンが好きだ。
ボクシングの試合の最終盤に会長が発する檄も好きだ。
「立て、立って死ね」思わず噴きだした。
そして彼女の試合を目の当たりにした元彼は、そこではじめて自分が抱いた見知らぬ彼女の正体を知り、同時にボクシングをしたものでしか分かち合えない共感を覚えたのだろう。
彼女もまた、ボクシングを通してはじめて自分を知るのだ。そして負けたからこそ彼氏により深いシンパシーが芽生えたのだろう。
ラストシーンの彼女のセリフをずっと引きでしか撮影しなかったところも好きだ。これは小説のように受け手が彼女の表情を想像できる隙間なんだと思う。
試合後の会場の外で「勝ちたかったよ。勝ちたかった」と嗚咽する彼女に対して、言葉を選んで「まあ、最高だからな。勝利の味っていうのは」と返す元彼。
長い尺なのに、セリフが少なくても成立しているのは、言語外の深いところで二人がボクシング(負けることも含めて)を共有しているからだ。
好きですよ。こういうの。分かり合えない男と女が、深く共有できる瞬間っていうのはファンタジーですからね。
いい映画でした。
一子みたいになりたくない
ラストのシーンでそう思わされた。あんな弱い人間になりたくない。でも、けっこう、ちゃんと、物凄く鼓舞させられた。あんな男はすぐ捨てる強い女になりたい、世の中の不公平さや見えない何かに負けたくないと。
でも安藤サクラさんの泣きながらなんとなく抱いてほしくて、甘えたくてという演技が絶妙すぎて見てられなかった。
安藤サクラが素晴らしい
よくも悪くもポップ
安藤サクラさんさすがですね!
デニーロな安藤サクラ。
くそったれな人生との対決
実家にて引きこもりを続ける32歳のフリーターの一子。実家の弁当屋も手伝わず、タバコとゲームに人生を費やす日々の中で半ばやけくそに始めた一人暮らしと深夜の100均バイト。
そして出会った1人の男とボクシング。
どん底の人生の中に見えた一筋の光に全力を注ぐ一子を描いた中年手前の全ての人に送るファイトムービー。
薄汚れた部屋着、ボサボサの髪にたるんだ横腹と、冒頭から一切女性らしさを感じさせない不快な姿をまざまざと見せつける一子が、一人暮らしの中で始めた100円均一でのバイト生活と半ば勢いで始めたボクシングに夢中になり、外見も中身もまるで別人のようなパワフルな女性に生まれ変わる様を描いた作品。
その一子を名脇役とも言える女優、安藤サクラが見事に熱演。たるみきった体が引き締まるまでの過程を撮影期間たったの10日で仕上げ、目を見張るスピードのシャドーボクシングとダッシュで予想の斜め上を行く熱量をみせる。
序盤のだらりとした幸せに浸る一子からの後半の自分の存在証明のために戦うような険しい表情の一子が本当に同一人物なのかと疑ってしまうほど彼女の存在感が溢れた作品だった。
クリープハイプの「百円の恋」も非常に刺さる切ないながらも暖かいエンディングの良作。
引き込まれる描写。ありのままの感情。
安藤サクラさんが大好きなので暇つぶし程度に鑑賞しました。
想像以上に良くて、感動しました。
アップダウンの激しい話では無いのですか、一瞬一瞬のストーリーの展開、言葉、セリフ、雰囲気。
全てが現実的で、切なく、哀しく、悔しく。
人間誰しもが同じ感情を持ったことがあるのではないでしょうか。
言葉では表せきれない感情を。
何が良かったのかはわかりません。
でも、人間ってこんなものです。
どうしてものめり込んでしまうもの、何もかも忘れて打ち込みたいもの。
どんな理由であれ、誰しも、あると思います。
自分にどんな才能があるのか、とんな結果が待っているのかわからなくてもいいのです。
好きになったから、気になったから、何もかも忘れてしまいたから、新しい自分を創り出したいから、過去を覆したいから。
それでも結果が変わらないこともある。
それでいいんです。
弱くてもいい。結果同じでもいい。
その時に夢中になれて惹かれて心を掴まされたのたら、それだけで、十分です。
自分を変えるきっかけは、意外と簡単。
でも、変わったつもりでも、真の深いところは変わらないんです。
それも、悪くないと思う。
変わらないところには、その人の良さが残っていることもあるから。
打ち込む姿に涙
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