バクマン。のレビュー・感想・評価
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本気になること。努力。友情。勝利
毎日本気で絵を描き夢に向かって1日1日を死に物狂いでやり続けるその先に自分の人生においての本当の充実、幸せがあるのだと。強く気付かせてくれた。外身だけにこだわらずまずその前に本気で中身、アインデンティーを磨いてきたい。
後半から…
前半の「この世は金と知恵」を連載スタートして新妻とのアンケート対決シーンからあまり面白くなくなってきた。
120分で連載が1つということは、物足りないような気もするが(疑探偵TRAPとか面白いやつがあるのに)この映画では週刊連載の厳しさや連載させることの難しさ、ヒット作を作ることの難しさを見ている人に伝えたいのかなと思った。
これが本当の意味でのバトル漫画だ!
「デスノート」でも知られる原作・大場つぐみ×作画・小畑健のコンビで週刊少年ジャンプに掲載されていた同名漫画の実写映画化。
ジャンプ連載を目指す高校生漫画家コンビの奮闘。
毎度の事ながら原作未読。
原作ファンには不満も多いだろうが、個人的には満足。
マジ、面白かった!
友情!努力!勝利!
ジャンプ連載漫画だけあって、王道の青春サクセス・ストーリー!
いや、邪道かもしれない。
ジャンプの中で、ジャンプで一番になるという邪道。
敢えてそれに挑んだ大場×小畑コンビは、主人公コンビに自らを投影。
夢に向かって一心不乱、無我夢中。
一歩近付いた夢。
ぶち当たる壁。
厳しい現実。
悩み、苦しみ。
超えられないライバルの存在。
仲間の支え。
打破して若者はまた夢を目指す。
いつ見てもいいね、こういう話は。
ズバリ言うと漫画を描くなんて地味な作業なのに(漫画家の先生方、失礼!)、どうしてこうも胸躍る興奮とスカッと爽快な気分にさせられるのか!
さらにそれに拍車をかけるのが、“ジャンプ”。
ジャンプ黄金期に読んでいたので、作品の実名登場にはワクワク。
一番好きだったのは超ベタだけど「ドラゴンボール」、その他有名なアノ作品コノ作品、マイナーなアノ作品コノ作品、色々次から次へと思い出した。
また、ジャンプトリビア。
作品ポスターが貼られた廊下、まるでゴミ屋敷のような編集部、連載を決める会議、読者アンケートランキングなどなど、ジャンプを読んで育った者には感涙モノ。
大根仁監督の手腕は無視出来ない。
主人公コンビ、最高&秋人とライバルのエイジの漫画と実写を融合させた“バトルシーン”の映像テクニックなどユニークで秀逸。
飽きさせない展開、編集、サカナクションの音楽も作品にマッチ。
漫画家コンビなので主演二人の相性の良さが物を言う。
「るろうに剣心」でも共演し、プライベートでも仲の良い佐藤健と神木隆之介のコンビなら文句の言いようも無い。
掛け合い、信頼、衝突、ひしひし伝わってくるほど体現。
最高が漫画家を目指すきっかけの一つが、同級生の美少女。
声優志望で、自分らの漫画がアニメになったらヒロインの声をやると約束。
こんな娘が同級生だったら…。
仄かな青春ロマンスもそつなく。
演じた小松菜奈が可愛いんだなぁ…。
どうしてこの娘ってこんなにフレッシュで透明感あるんでしょ!?
脇がまた個性派揃い。
担当編集の山田孝之のナイスサポート。
厳しさの中にも優しさを見え隠れさせる編集長リリー・フランキー。
キャラ立ちが半端ない同期漫画家たち。特に、新井浩文と皆川猿時にはウケた。
そして、10年に一人の天才高校生漫画家、新妻エイジを演じた染谷将太。
登場する度イラッ!イラッ!とさせる奴だけど、終盤の彼ならではの“嫌味激励”には胸が熱くなった。
最高と秋人にとってエイジは常に立ちはだかるライバルだが、実はエイジにとっても最高と秋人は最も意識してたライバルだったんじゃないだろうか。
悟空とベジータよろしく、ライバルが居て自分も飛躍出来る。
漫画家でも無いのに知ったような事は言えないが…
漫画家って大変。
漫画家ほど大変な仕事はそうそう無い。
第一にアイデア、第二にアイデア、第三もやっぱりアイデア。
幾ら画が上手くても、肝心なのはアイデア。
話が面白くないとただの紙切れ。
原作も作画も一人ならとんでもない心労だろうし、二人なら意見のぶつかり合いもある。
劇中の台詞、「漫画は読者に読んで貰えて初めて漫画になる」。
これは映画やその他でも置き換える事が出来る。
作者も読者も両者が満足出来れば理想。
が、なかなかそういかない。
作者が面白いと感じたものを書けば読者にもそれが伝わるのか。
読者目線のものをひたすら描けばいいのか。
それから、〆切。
これが漫画家にとって、打ち切りと同じくらい恐ろしいものではないだろうか。
何本も連載を抱えていた手塚治虫は毎日〆切に追われていたと聞く。
移動中の電車や車の中でも漫画を描き、家族旅行にも担当編集が着いてきて家族が眠る隣の部屋で漫画を描いていたという。
こんな縛られた生活は地獄だ。
そして、短命。
偉大な漫画家は短命が多い。
手塚治虫60歳、藤子・F・不二雄62歳。
劇中でも最高がぶっ倒れるが、日々の心労と机にかじりついたままの姿勢…体に害が無い筈が無い。
何故、漫画家はそんな険しい道を選ぶ?
単に漫画が好きだけだったら誰でも出来る。
漫画を通して自分を表現する。
漫画は自分の一部。
それこそ、魂を削るように。
漫画は戦いだ。
ライバルとの戦い。
編集部との戦い。
読者との戦い。
己との戦い。
汗水垂らして、身を削って、やっと一話書き上げても、すぐまた次の〆切と戦う。
これが本当の意味でのバトル漫画だ!
もう一度、マジ面白かった!
嗚呼、劇場公開時、「ギャラクシー街道」なんかよりこっちを観に行けば良かった~!
キャスとが良かったので観ました
原作を全く知らずに観たのが逆に良かったのか、何の違和感もなく普通に面白かった*
スラムダンクは何度も読んでいたのでその辺のネタには観ていて嬉しくなりました。
エンドロールの単行本も何かオールスターって感じでワクワクしました!
好きなことを仕事にするって、やっぱり幸せなことですな
原作とは別物として見るべき
この映画は原作やアニメ通りの展開を期待したら、楽しめません。
恋は叶わないし、見吉出てこないし、エイジのキャラ変わってるし、なぜかずっと高校生だし、アシスタントいないし…
原作抜きにして、別物のひとつの映画としてなら楽しめると思います。
演出と音響に脱帽
アニメーションと実写を組み合わせた演出は脱帽!スピード感があってわくわくしました。漫画が文化である日本。さすがです。サカナクションのエンドロールも鳥肌もの。原作が好きな方は物足りないかも知れませんが。
最高だった!
予告編を見たときもう絶対面白いだとうと思ったけど、それより面白かった!
原作を読んでなくても話を全然理解できるし、
キャスターも合ったし、演出もよかったと思う!
最後のエンドロールめっちゃ気に入り!
本当に最高だった!
もう一回みたい!
飛行機で観た。 原作大ファンとしてはまぁ今ひとつ。 でもとてもよか...
飛行機で観た。
原作大ファンとしてはまぁ今ひとつ。
でもとてもよかったのがやっぱサカナクション山口さんの音楽と映像表現。
それだけでも観てよかったなと。
でもあんなにいい役者さんばかり抜擢してるにも関わらず、なーんか安っぽい作品になってしまってる感が残念でした。
原作もよんでるが。
そんなにストーリーは捻じ曲げられてなく、割と忠実に再現。場面場面は、映画の尺に合わせるためアレンジされて、キャストも減っているけど、たんたんと小気味いい感じに進む感あり。また、音楽や、漫画の、原作がグラフィックでうまいこと取り込まれている演出も、漫画みたいだったよ。高校卒業までのシンプルな話で終了してるけど、続編が、あるんでしょいかね。楽しめたよ。
2人の演技が良い
高校生2人の漫画家になるまでの奮闘記。
ジャンプ連載を目指し必死に頑張る2人と漫画家仲間の強い絆を感じた。
セリフは少なめ、音楽でカバー。
漫画家の過酷さが伝わりました。
日々、締め切りとランキングに追われ、カラダはボロボロ…
まったく大変だなぁ〜
原作未読なら…。
主役二人が逆では? …と噂のキャスティングも、俳優陣の演技も素晴らしい。原作の亜豆とは違うものの小松菜奈の「破壊力」たるや!
しかしながら、なぜこうもつまらない話にしてしまったのだろうか…。シュージンサイコーと互いに呼び合うところの不自然さとか、新妻先生が嫌味だとか、病院にサイコーの家族が来ない点とか、家族に伝えてない→雑誌やコミックスに載ればバレる→でも描写無しとか、最大の見せ場であるストライキが無い…(´Д` ) 映画の尺の中で描くには仕方ないのかもしれないが、原作と別物とは思えないキャラ造形だったので残念。
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