パッセンジャー

劇場公開日:

パッセンジャー

解説

「ハンガー・ゲーム」「世界にひとつのプレイブック」のジェニファー・ローレンスと「ジュラシック・ワールド」のクリス・プラットが主演を務め、宇宙船内で極限状態に置かれた男女の愛と運命を描いたSF大作。20XX年、乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、新たなる居住地を目指して地球を旅立ち、目的地の惑星に到着するまでの120年の間、乗客たちは冬眠装置で眠り続けていた。しかし、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが予定よりも90年近く早く目覚めてしまう。絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索するうちに、2人は惹かれ合っていくのだが……。「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」のモルテン・ティルドゥム監督がメガホンをとり、「プロメテウス」のジョン・スパイツが脚本を手がけた。

2016年製作/116分/G/アメリカ
原題または英題:Passengers
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2017年3月24日

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映画レビュー

4.0美男美女でなければ、この状況はホラー

2017年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

怖い

興奮

だって宇宙船の中で目覚めたのがたった2人ですよ。キモい中年男と美少女とか、鬼ババアみたいな女と紅顔の美少年とかの組み合わせだったら、ロマンチックどころか怖い話になってしまうよね。

ともあれ、単純なロマンチックサスペンスではないことだけは確か。クリス・プラットは陽気なナイスガイの役が多いが、今回は陰のある役。これもなかなか悪くない。ジェニファー・ローレンスも上品な魅力があっていいけど、この女優さんはもっと泥臭い役の方が演技力を活かせる気がする。

それでも、メインの2人に、アンドロイド役のマイケル・シーン、ちょこっと出てくるローレンス・フィッシュバーンだけで、ほぼ全編の緊張感を持続させる演技と演出はさすが。宇宙船内のセットもよくできていて、お金かけたんだろうなあという印象を受けた。

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高森 郁哉

3.5セコい主人公NO1映画

2024年10月25日
iPhoneアプリから投稿

とにかく主人公がセコいぜ!

予告編では壮大なラブストリー風だったけど、本編見たらとにかく主人公がセコかった
超えてはいけない一線を越えてから「あ、もうコイツ無理や」ってなる
下手したら殺人よりもタチ悪いかも

コロニーに移動する宇宙船に乗る5000人のパッセンジャー
彼らは皆んなコールドスリープで眠っているのだが、トラブルで途中1人の男が起きちゃう
ショートスリーパーだったのかな?

コロニーに到着するのは90年後だと知り、イオンくらいでかい宇宙船内を満喫しようとするけど病む
部屋もゴミ屋敷みたいになって、宇宙空間に身を投げようかとも考えるけどそれもできず

1人がしんどくなった主人公はコールドスリープでしておるやつの中で一番可愛い子を選んで起こす
しかも事故を装ってるのがダサい
初対面の「っあ、、、」って顔見てらんない

宇宙空間に2人きりなのでもちろんロマンチックな雰囲気になっちゃう
そりゃあそうだよね。ジェニファーローレンスは相手が僕でも好きになっちゃうよね
結局ロボットにスニッチされて修羅場
Gama Set

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真平

4.0男女の目線で評価が分かれるかも

2024年10月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

旬の俳優、クリス・プラットとジェニファー・ローレンスW主演の本作、期待大だったがまさかの劇場スルーしてしまったという痛恨のミスを犯した。観に行かなかった分批評家サイト等をチェックしていたが、全米興収はまぁまぁという推移であり、評価もそこそこという結果だった為、勝手ながら期待値が下がった状態での鑑賞となったのだが、それなりに楽しめる作品だった。
不運なことに目的地の惑星に着く何十年も前に目覚めた男が、希望を見いだせず自暴自棄になりながら過ごす中、ある女性との出会いが彼を変えていく。終始宇宙船内部の出来事となるが、船に降りかかる災難や、二人の恋模様等の描写が丁寧に描かれており、116分を余す所なく使っている印象だった。

近年、地球外が舞台となるSFの良作が次々と現れるなか、本作はそれらと肩を並べられる程まではいかないかもしれない。どうすることも出来ない状況での絶望感や、彼の心情は良く描かれているものの、宇宙の恐怖を描いた「ゼロ・グラビティ」や火星での奮闘を描くリアルSF「オデッセイ」、壮大なテーマを持つ「インターステラー」に比べるとメッセージ性やストーリーのレベルはどうしても下がる。
だが本作の特徴である、「男女が目覚めるはずの無い所で目覚めた」という部分が他作品には無い印象を残し、この部分は男女できっぱり評価が分かれるだろう。その際に主人公の行動に「極限状態では仕方ない」と判断するか「最低の人間」と判断するかで大きく評価が分かれる作品となっている。
最後に、宇宙船のデザインは素晴らしいと思う。いわゆる方舟的存在の船のため、居住空間に重点を置いているのだが、何でもかんでもシステム管理されている宇宙船の弱点が物語の軸を握っているのも面白かった。物事には100%は無いが、「この船に不具合なんて起こるはずがありません」とキッパリ言ってしまう辺りは大勢の入植者を抱える船としての備えがゴミで笑ってしまった。

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Mina

4.0主要人物は2人だけワンシチュエーションなのに展開に飽きない

2024年10月10日
PCから投稿

楽しい

萌える

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かちかち映画速報