パッセンジャー(2016)のレビュー・感想・評価
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美男美女でなければ、この状況はホラー
だって宇宙船の中で目覚めたのがたった2人ですよ。キモい中年男と美少女とか、鬼ババアみたいな女と紅顔の美少年とかの組み合わせだったら、ロマンチックどころか怖い話になってしまうよね。
ともあれ、単純なロマンチックサスペンスではないことだけは確か。クリス・プラットは陽気なナイスガイの役が多いが、今回は陰のある役。これもなかなか悪くない。ジェニファー・ローレンスも上品な魅力があっていいけど、この女優さんはもっと泥臭い役の方が演技力を活かせる気がする。
それでも、メインの2人に、アンドロイド役のマイケル・シーン、ちょこっと出てくるローレンス・フィッシュバーンだけで、ほぼ全編の緊張感を持続させる演技と演出はさすが。宇宙船内のセットもよくできていて、お金かけたんだろうなあという印象を受けた。
ホラーと愛着
非常にモヤモヤしたとした映画でした。
テーマも背景も素晴らしく、空間表現、SFのところは文句なしの映画でした。2016年の映画でしたが、正直全然古さを感じませんでした。(もう映像はすでに到達すべきクオリティまで到達したのかもしれません。というよりも人間の目と思考がこれ以上キャパシティはないのかもしれません。)
本作は非常にホラーを感じた映画でした。あまりにもホラーで、これホラー映画スレスレだろと思いました。ラブロマンスみたいな売り出し方してるけど、誘拐事件の映画を思い出しながら見ていました。主人公がイケメンで優秀だからいいけど、演出の仕方ではホラーやで。最後のまとめ方もいわゆる愛着性の問題なきもしました。
一方で自分がその立場だったらどうだろうかと思ったりもします。きっと多くの人が「自分だったら起こさねえ。当たり前だろ、てやんでい」という気がしますが、おそらく半年もすればそんな言葉も宙に消えていくことでしょう。
しかしながらそう思うには、少し主人公の落ち込み具合の演出が足りなかったかなと思ったり。一年は短すぎるせめて10年。しかも意図的ではなく、せめて事故でポットが空いてしまう演出であれば、感情移入できたのにと思いました。
人生とは何を成したかではなくどう生きたか
クリス・プラットとジェニファー・ローレンスのビジュアルに魅せられたのとハードSFっぽい設定が気になったことから視聴しました。
恒星間宇宙において、120年の旅程の4分の1を過ぎた辺りで不慮の事故によりコールドスリープから叩き起こされた主人公たち+1の物語です。
主人公ジムがやらかしたことはそれはもう犯罪レベルで許されないことなんですけど、それでもそこに至るまでの葛藤を丁寧に描いていることから、嫌悪感を引き摺ることは無かったですし、何となく途中からオチは見えたんですけど、それでもラストシーンのディストピアチックな描写にはちょっと感動してしまいました。
宇宙船のフューエルセーフシステムが色々とポンコツすぎるだろうとか、核融合炉の熱にも耐える宇宙服って何だよとか、最後は何か盛り上げようといろいろ詰め込みました的な演出は気になりましたが、「人生とはどう生きたか」というテーマを考えさせられる良いSF作品だと思います。
SFドラマとして秀逸
パッセンジャー
セット&視覚効果がスタイリッシュ
全く知らない作品だったが、宣材映像のセット、CG、VFXなどの視覚効果がとてもスタイリッシュで印象に残り視聴。
10年前の作品だと思えない仕上がりに驚いた。
こんな船なら乗ってみたいと思った。
ただ、ストーリーは平凡。
孤独な男性が、理想の女性を見つけ偶然を装って知り合い、恋に落ちる。運命だと思っていた女性は、出会いが仕組まれたものだと知り男性を拒絶するも、極限状態での彼の誠実さに触れ、よりを戻す…というもの。
男性の名はジム。エンジニア。
女性はオーロラ。作家。
共に、乗客5千人を乗せて、人類の新たな居住地となる惑星へ向かうアヴァロン号の乗船者。
出発から120年後に到着するため冬眠していたが、隕石の衝突に遭いジムだけが30年後に目覚めてしまう。
唯一の話し相手は、アンドロイドのバーテンダー、アーサーのみ。彼の、
「どうしようもできないのなら、受け入れて楽しむしかない」
に、しばらくは娯楽で気を紛らわすものの、人恋しさから美しく聡明なオーロラを起こしてしまう。
二人は恋人同士になったが、アーサーからわざと起こされたことを知ったオーロラは、人生を奪われたと激怒し別れてしまう。
気まずい状態が続くなか、隕石衝突時に破損していた部分が徐々に広がり、宇宙船がダメージを受けていたことが判明。
非常事態に目覚めた責任者のガスと共に、宇宙船を救うべく力を合わせて損傷箇所を探し始める…。
細かな突っ込みどころはあるものの、テンポも良く最後まで楽しめた。
ラストシーン、彼らは子を授からなかったか、産まない選択をしたと思うが、代わりに形見を残したように思えて心に残った。
あと…主人公の二人は、街で見かけても気づかないくらい華がない。アーサーとガスのほうが個性的で目立っていた。
溺れる者は他人をも掴む
素晴らしい
SF要素は控えめ、閉鎖空間に取り残された男女のラブストーリー
オデッセイやインターステラーみたいなガチガチなSFを期待していたがSF成分は控えめ。航路上の巨大な岩をよけるでもなくそのまま突進して事故るし、事故った後の補修とか緊急時の要員配置とかは特に考えてないガバガバ運航な宇宙船(まあ史実でもタイタニックみたいな例はあるので絶対あり得ないというわけでもないが…)。あまりに船の不具合・トラブルが多すぎるから、船の設計ミスではなく異星人の干渉とかのSF的展開を予想しながら見てたけど、それは特になく…本当にただの設計ミスだったんかい(笑) ほかにも重力の描写とか突っ込みどころはあるだろうけどSF要素が重要というより、コールドスリープのなか2人だけ目覚めてしまったという状況設定のためのSF要素だからそこはご愛嬌。
まず一人だけ目覚めてしまった時点での狼狽ぶりとか心理描写は迫真に迫るものがあったし(2人目起こすかの葛藤はもうちょっと思い悩んでほしかったけど…)、2人目が起きて以降の楽しい日々…からの真実がばれてしまったあとの衝突とかもよかった。ちょいちょいご都合主義といえばそうだけどラブストーリーなんてこんなものでしょ。女性側視点でみるとキモ過ぎてムリという感想を見て、まあそれもそうかな…でも極限状態で90年間一人で平静でいろって無理じゃね…でも確かにキモいかも…一応最後ハッピーエンドになったから終わり良ければすべて良しで赦してくれませんか…?という気持ちになった…。
75点
映画評価:75点
面白い!
なにより設定が最高でした。
120年のコールドスリープ中に、
事故で30年時点で起こされた主人公。
到着まで90年、
宇宙船の中でずっと独りぼっち。
絶望…
こういった「もしも」に対して、
共感できるのが面白い。
似たようなもので「ターミナル」という作品があります。
場所に変化が無いのに、
とてもワクワクするのが堪らなく好きです。
細かい所を気にすれば、キリがない。
それで生きてるのオカシイとか、あれはあり得ないだろとか、ツッコミ所は満載でしたが、そこはSFなので気にせず楽しんでもらいたいです。
私が同じ状況だったら、
何を選択するのだろう…。
【2026.4.22観賞】
眠り姫を起こしてしまう平凡なエンジニア
完璧すぎる美女オーロラ姫を、平凡な男は選ぶものでしょうか?
例えば長澤まさみや綾瀬はるかより、上白石萌音とか、森七菜とか
庶民的な女性を選ばないものでしょうか?
ジム(クリス・プラット)は思い切って最高の高嶺の花を敢えて
選んだんでしょうね。
本当にジェニファー・ローレンスは素敵でした。
彼女の衣装を見てるだけで幸せでした。
SF映画というよりラブストーリー。
「眠り姫」や「美少女と野獣」のような。
《ストーリ》
20××年、新たな惑星に移住を目的とした5000人を乗せた
豪華宇宙船のアヴァロン号が目的地に向かって黙々と進んでいます。
120年冬眠して目的地に着くはずだった。
ところが誤作動か?不具合か?
エンジニアのジム一人だけが、90年前に冬眠から覚めてしまう。
孤独に耐えかねたジムは1年半迷って、理想の女性オーロラを
冬眠から起こしてしまうのだった。
本当にロマンティックで素敵な映画。
SFとしても宇宙船のフォルム。
宇宙船内部の美しさ・・・星空を見渡せる屋内プール。
アンドロイドのバーテンダーのいるバー。
何度見てもため息が出ます。
そしてブサカワの王子様は最後までナイトでした。
87年後に目的地に到着したクルーたちが見たもの。
オーロラとジムの築き上げた樹園。
もちろん彼ら二人、オーロラとジムは最高に幸せだったのでしょう。
広い空間の中の孤独が引き起こした悲劇
君がヒロインなら…許せる⁇
好きな映画のひとつである。この作品は映画館で観たかった。そしてたまに又観たくなる作品でもある。脚本が秀逸で素晴らしく良く出来ている。映像、セットも素晴らしく本当に良く出来た作品です。ハッピーエンドな点もまた良き。余り難しく考えずに観る映画。
ヒロイン役のジェニファーローレンスの魅力がたっぷり詰まった作品。彼女が美しく利発で強い女性を演じている。特に許せなかった男に対して共に苦難を乗り越え徐々に許していく様は見ものである。その伏線として友達からのメッセージを映し出すとかは良く出来ている。登場人物が極端に少ないが、セットとVFXに相当なお金を掛けており観て損は無い作品。 そしてまたテレビでも観てしまった…。。
本当に選択できるのか?
120年後まで冬眠するということは、今の世の中を捨てて一旦死ぬのと同じ。
家族や友人たちと別れを告げて自分だけ120年後の人生を歩む選択できるのか?
アメリカ人はそれでも自分の選択した道を進む人はいるかもしれないが、セリフでもあった物理的自賛と私は考える。
そもそも冬眠からちゃんと目覚められる保証もないし到着した星で安全な生活ができるとは限らない。
大掛かりな詐欺に5000人がひっかかっているという話?将来のことを案じる人に向けた生命保険の商品みたいだなと思った。
ジェニファーローレンスはよかった
120年後の惑星へ移住する為に宇宙船に乗るが、冬眠カプセルの不具合で90年も早く目覚めてしまったジムがカプセルで眠る作家で美女のオーロラを気に入り勝手に起こしてしまう。
これは美男美女だからこそ恋愛に発展したわけで、もし生理的に受け付けないような男だったとしたら殺意しかないだろう。ジェニファーローレンスの演技は本当に破壊力がある。
科学技術??
冒頭、いきなり隕石群に突っ込む。
シールドが作れるくらいの技術力がありながら、予測、回避できなかったのか?という疑問から始まってしまう。
あらすじから、男女が冬眠状態に戻るのか、そのまま生活して、子供が受け継ぐのかと予想したが、90年間だと子供も近親間で2〜3代は必要で無理があるし、うまくいったところでハッピーエンド感はないし、、
まー、妥当な終わり方だったのかな?とは思う。
目覚めた直後の機械の融通が効かないコンピューターチックな対応が、風刺っぽくてよかった。
冬眠から目覚めることなんて、想定してねーよ的な対応。。
片道120年で行き先になっているところは、いつ、どうやって開発したのか?
その120年を待たずにどんどん船が行ったり、来たりを繰り返さないと成立しなさそうな設定。
その間にどんどん科学技術も進歩しているだろうし。
やはり、その辺りの詰めができてなく、ツッコミどころになってしまう。
最後の爆発を収めるところも、逆にこれまで何年も保っていたのにと思ってしまうし、そんなアナログな方法で?との疑問が気になって、集中できない。。
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