はじまりのうたのレビュー・感想・評価
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音楽が個々を繋いでいく
男前のチャーミングな女とキュートなアル中おやじが一緒に闘う物語
楽しかった!
素晴らしかった!
キーラ・ナイトレイ(グレタ)、チャーミングだった! しかも、オトコマエ。
マーク・ラファロ(ダン)、キュートだった!(ピーター・フォークに似てた)
つまりは、
男前のチャーミングな女と
キュートなアル中おやじが
一緒に闘う物語、と要約してもいい。
さらに、
ヘイリー・スタインフェルド(バイオレット)、プリティ!
ジェームズ・コーデン(スティーヴ)、ナイスガイ!
シーロー・グリーン(トラブルガム)、クール!
アダム・レヴィーン(デイヴ)、ダメっぷりがよかった(笑)
冒頭シーンに集約する、「はじまる」までの2つの物語。
繰り返される冒頭シーンが、その都度意味を加え、深まり、高まっていく。
そして、一度終わったかに見えた未来が、「はじまる」
Begin Again。
再び始めよ、さらば与えられん。
全体のストーリーは、ある意味王道。
外連味なく、信ずる道をまっしぐら。それが気持ちいい。
そして音楽がいい。
とくに、キーラ・ナイトレイの声が魅力的。
ちなみに、
「タクシードライバー」と「カサブランカ」を観たことがあると、さらに楽しめる。
調和NY 街の美しさと音楽
よくできた佳作
悪くはない。けれどすごく良くもない。
とっても感動する、というタイプの映画ではないけれど、
「うん、なかなか良かったね。」と言いたくなるような作品。
きちんとした俳優と監督、スタッフが、きちんと作った映画。
ストーリーはありがちな印象だが、所どころきらりと光るカメラワークがあったり、
良いセリフのシーンがあったり。
一番印象的だったのは、やはり演奏シーン。
曲も良かった。極めつけはフランク・シナトラや「as time gose by」なども流しちゃうところ。2人で聞いて盛り上がってたのはいいね。
キーラ・ナイトレイという女優さんは演技上手ですね。
あと、ニューヨークの街の雰囲気も良かったですね。
この点だけでいうと、ウッディ・アレンの描くニューヨークと似ていた感じがします。
笑顔になれるラスト
ニューヨークをぐるぐる回ってレコーディングするという、なんてすばらしい!
旧友のスティーヴはちょっとそこらにいない素晴らしい人で、私もこんな友達欲しい。
トラブルガムも、こういう人をナイス・ガイっていうんだなと思った。
現実にはなかなかいないこういうタイプの人間に出会えるから映画ってすばらしい。
路上で録音だ!と決まってから、どんどん展開していくのにとてもワクワクした。
バイオレットがギターを弾くシーンは、はじめ恥じらってたのに、ギューンと入った途端にノリノリになって、超キュートでカッコ良かった。
キーラ・ナイトレイは歌も素敵だが、頭も切れるお姉さん役で「まず、その尻軽な服装をやめなさい」にはシビレタ。そして「ショッピングする?」と来たもんだ。完全に惚れるね。私も学生の頃にこんなお姉さんに出会いたかった。
イヤホンで街を歩き回ったり、パソコンでやっちまうとことか忘れられない。
自転車で風切って、ドアップがうれしそうで、一緒にうれしかった。
これは撮影された場所をめぐりたいよね~と思ったら、ちゃんとこの映画の撮影場所案内図が作られてた(笑
あ~ニューヨーク行きたい!
小さな画面で観ても、スクリーンで観ても
もともと配信で何度か観ていて好きで、リバイバル上映で映画館に観に行きました。失望して失望されて大事なものを見失った人たちが、音楽を通してもう一度前を向いていく映画。
この映画が胸に刺さるのは、バラバラだった個々がだんだんとまとまっていく大団円感もそうだし、そんな体験をしたかけがえない人たちでさえ永遠に一緒に同じ方向は向けなくて、集まって円になったのがばらけて、また小さな円に分かれて終わっていくところまで、それを悲観的にではなくただまっすぐ描いているからかもしれない。
グレタが終盤、また音楽を作ろうよ、たとえばヨーロッパまで行ってさと言えば、ダンは曖昧に微笑む。
デイヴが髭を元に戻して、グレタのアレンジで歌を歌ったのを見届けても、彼女は完全に彼の前から去ることに決める。
グレタは聡いから、ダンの曖昧な笑みひとつで答えがわかるし、序盤のデイヴの歌では彼の心変わりもわかってしまう。その聡さはときにすごく生きづらくさせるものだと思うけど、でも彼女の凛とした美しさに背中を押される感じがする。
落ち込んだ時、よくパソコンを開いて部屋でひとり観ていた。映画館で観たら、ひときわ音楽が際立っていてよかった。ついライブを聴いてるみたいに拍手しそうになった。
あまり響かなかった。
落ち目の音楽プロデューサーと傷心帰国する直前だった女性シンガーの出...
ルーフトップ・コンサート・イン・N.Y。 堂々たるニューヨーク映画!…良くも悪くも。
落ち目の音楽プロデューサーと傷心のシンガーソングライターとの出会いと交流、そしてそれにより生じる変化を描いたミュージカル・ドラマ。
監督/脚本は『ONCE ダブリンの街角で』のジョン・カーニー。
恋人と別れ失意の中にいるシンガーソングライター、グレタ・ジェイムズを演じるのは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『ラブ・アクチュアリー』のキーラ・ナイトレイ,OBE。
零落したかつての有名音楽プロデューサー、ダン・マリガンを演じるのは「MCU」シリーズや『グランド・イリュージョン』の、名優マーク・ラファロ。
ダンの娘、バイオレット・マリガンを演じるのは『トゥルー・グリット』のヘイリー・スタインフェルド。
グレタの友人、スティーヴを演じるのは『ガリバー旅行記』『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』の、名優ジェームズ・コーデン,OBE。
ニューヨークを舞台とした大人の悲喜交々。主人公の一人であるグレタを演じたキーラ・ナイトレイがとにかく美しい✨彼女×N.Yという組み合わせの時点でもう勝ち確みたいなものである。
ワシントン・スクエア公園や地下鉄、エンパイア・ステート・ビルが見えるルーフトップなど、ニューヨークの名所の数々を美女がバックバンドを連れて歌い回る、というわかりやすいほどにわかりやすいニューヨーク観光映画。おしゃれで洗練されていて煌びやかで、それでいて品が良い。この映画を見れば誰でもニューヨークに足を運びたくなるだろう。
美女とニューヨークとマルーン5。基本的にはこれだけで出来ている映画であり、ストーリーなんてものは無いに等しい。登場人物はどれも書き割りのようで、まるで生活感というものが感じられない。
各キャラクターそれぞれの悩みも薄っぺらいし、それが解決するまでのプロセスにもあまり共感を見出せなかった。
この映画の締めの部分もなんだかなぁ…。レコードレーベルを通さず、自分たちでアルバムを売ります!でも大物ミュージシャンのコネは使います!値段は1ドルです!1日で1万枚売れましたが、売り上げはバンドメンバー全員で折半します!…甘ったるい寝言みたいな話だなこれ。この頭の中お花畑感には、どんな御伽話でも敵わないだろう。
グレタが歌うライブハウスのシーンから映画は始まり、その後このシーンを終着点としたダンとグレタの、それぞれの長い回想が始まる。これがまどろっこしいというか、物語が全然前に進んでいかないというもどかしさを覚えてしまった。しかも、映画の頭とダンの回想の終わりで、同じグレタのライブシーンが2回も映し出される。そりゃ2回目にはダンの想像する伴奏がついているんだけど、前回その歌を聴いたのは15分前な訳だからね。そんなに短いスパンでおんなじ場面を見させられるというのはダルいし、作劇としても鈍重に過ぎる。
普通にダンのパートから映画を始めれば良かったと思うし、グレタの破局の件なんてそんなに尺を取って描くべきことだとは思えなかった。そんなことより、もっとダンとグレタが音楽的な価値観の相違でぶつかり合ったりしながら、次第に絆が芽生えていくような友情構築のドラマをしっかりと見せて欲しかった。
クライマックスは、マルーン5のボーカルであるアダム・レヴィーンが演じるデイブのライブシーン。
マルーン5のファンからしてみればそれで良いのかも知れないが、彼のことをよく知らない門外漢の自分からしてみれば「お前の歌なんか知らねーよ浮気男😡!!」というのが素直な感想。
そこをフィーチャーするのなら、グレタのルーフトップ・コンサートがクライマックスで良かったんじゃない?とか思ってしまう訳です。
ダンとグレタのラブストーリーになるのか…?と思わせておいて、そこには着地しない。この抑制が効いたストーリーテリングは上品だと思ったけど、もしこの2人がデキちゃったらそれはそれで問題がある。ダンは一応既婚者だからね。
不倫映画になっちゃったらそれこそ物語がしっちゃかめっちゃかになっちゃう訳で、そういう風に考えるとそりゃこの映画の結末はこうせざるを得ない。無難な着地ではあるのだが、そこに面白みがあるかと言われると微妙である。
正直、ストーリーには全く乗れなかったのだが、とにかくキーラ・ナイトレイが美しく、そしてニューヨークの華やかな街並みには心が躍った。ニューヨークのPVとしては完璧な出来であり、そういう意味ではこの作品は堂々たるニューヨーク映画であると言えるだろう。
下手に中身が無い方が良い!ただ街を綺麗に撮ってくれればそれで良い!それが「I ♥ NY」!!…なのか?
意味分からんかった・・・
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音楽のプロデュースに夢中で、家庭に問題をかかえるおっさん。
恋人と共に音楽での成功を夢見るも、恋人のデビュー確定後に捨てられた女の子。
この二人が出会い、おっさんが女の子をプロデュースする。
そしてゲリラ的に街中でプロモーションビデオを撮影する。
女を捨てた男の方はそこそこ成功し、ライブを開催する。
そこを女が見に行く。
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まさに上記のような内容。意味不明なまま突然終わる。
ここでの評価を見る限り、多分良い映画なのだろうとは思う。
でもおれには全くもって意味が分からんかった。
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