はじまりのうたのレビュー・感想・評価
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神経質にならずに楽しめばいい
すごくハッピーな映画だった
うさんくさい終わってるプロデューサーと失恋女のラブストーリーかと思いきや全然違う、大人の青春だった
出来すぎっちゃ出来すぎだけど、映画だからこれでいいし、観ていて気分がいい、リアルじゃなくてもいい
一つのアルバム作りがみんなのはじまりのうたになってた
作り手みんなが楽しそうで青春だった
神経質にならないで、ただただ楽しむ姿が素敵
ダンが酔っ払ってアレンジが自然と見えちゃうはじまりのシーン
グレタがデイブが誰のために歌ったかわかってしまってビンタするシーン
屋上での録音のシーン
グレタとダンがイヤホンをして踊りだす、街が2人だけの世界になるシーン
が好き
グレタのダンやバイオレット、デイブの背中を押して自分も前に進む姿がかっこよすぎた
スティーブのグレタが部屋に招き入れた時のオドオドっぷりが可愛かった、砂糖を入れなくても美味しくなあれって願ってて、いい人なのが伝わってきた
「ただ音楽が楽しい」という原点の再発見。ニューヨークの街かどでの演奏。実際に演奏、歌っているキーラ・ナイトレイがいい。
レコード会社を解雇された伝説のプロデューサーと、公私ともパートナーだった相手と別れ家を出てきたシンガーソングライターが出会い、ミュージシャンを集めて、ニューヨークの街かどでの演奏をアルバムにしようと動き出す。
余計なしがらみから逃れ、純粋に音楽と向き合いなおす二人。
「ただ音楽が楽しい」という原点。
実際にニューヨークの街での演奏、撮影、ノイズが躍動感があっていい。
また、微妙な二人の距離感もドキドキさせられる。
何といっても、実際に演奏、歌っているキーラ・ナイトレイが素晴らしい。
特に、ラストのスッキリした笑顔が輝いている。
25-075
音楽が個々を繋いでいく
男前のチャーミングな女とキュートなアル中おやじが一緒に闘う物語
楽しかった!
素晴らしかった!
キーラ・ナイトレイ(グレタ)、チャーミングだった! しかも、オトコマエ。
マーク・ラファロ(ダン)、キュートだった!(ピーター・フォークに似てた)
つまりは、
男前のチャーミングな女と
キュートなアル中おやじが
一緒に闘う物語、と要約してもいい。
さらに、
ヘイリー・スタインフェルド(バイオレット)、プリティ!
ジェームズ・コーデン(スティーヴ)、ナイスガイ!
シーロー・グリーン(トラブルガム)、クール!
アダム・レヴィーン(デイヴ)、ダメっぷりがよかった(笑)
冒頭シーンに集約する、「はじまる」までの2つの物語。
繰り返される冒頭シーンが、その都度意味を加え、深まり、高まっていく。
そして、一度終わったかに見えた未来が、「はじまる」
Begin Again。
再び始めよ、さらば与えられん。
全体のストーリーは、ある意味王道。
外連味なく、信ずる道をまっしぐら。それが気持ちいい。
そして音楽がいい。
とくに、キーラ・ナイトレイの声が魅力的。
ちなみに、
「タクシードライバー」と「カサブランカ」を観たことがあると、さらに楽しめる。
調和NY 街の美しさと音楽
よくできた佳作
悪くはない。けれどすごく良くもない。
とっても感動する、というタイプの映画ではないけれど、
「うん、なかなか良かったね。」と言いたくなるような作品。
きちんとした俳優と監督、スタッフが、きちんと作った映画。
ストーリーはありがちな印象だが、所どころきらりと光るカメラワークがあったり、
良いセリフのシーンがあったり。
一番印象的だったのは、やはり演奏シーン。
曲も良かった。極めつけはフランク・シナトラや「as time gose by」なども流しちゃうところ。2人で聞いて盛り上がってたのはいいね。
キーラ・ナイトレイという女優さんは演技上手ですね。
あと、ニューヨークの街の雰囲気も良かったですね。
この点だけでいうと、ウッディ・アレンの描くニューヨークと似ていた感じがします。
笑顔になれるラスト
ニューヨークをぐるぐる回ってレコーディングするという、なんてすばらしい!
旧友のスティーヴはちょっとそこらにいない素晴らしい人で、私もこんな友達欲しい。
トラブルガムも、こういう人をナイス・ガイっていうんだなと思った。
現実にはなかなかいないこういうタイプの人間に出会えるから映画ってすばらしい。
路上で録音だ!と決まってから、どんどん展開していくのにとてもワクワクした。
バイオレットがギターを弾くシーンは、はじめ恥じらってたのに、ギューンと入った途端にノリノリになって、超キュートでカッコ良かった。
キーラ・ナイトレイは歌も素敵だが、頭も切れるお姉さん役で「まず、その尻軽な服装をやめなさい」にはシビレタ。そして「ショッピングする?」と来たもんだ。完全に惚れるね。私も学生の頃にこんなお姉さんに出会いたかった。
イヤホンで街を歩き回ったり、パソコンでやっちまうとことか忘れられない。
自転車で風切って、ドアップがうれしそうで、一緒にうれしかった。
これは撮影された場所をめぐりたいよね~と思ったら、ちゃんとこの映画の撮影場所案内図が作られてた(笑
あ~ニューヨーク行きたい!
小さな画面で観ても、スクリーンで観ても
もともと配信で何度か観ていて好きで、リバイバル上映で映画館に観に行きました。失望して失望されて大事なものを見失った人たちが、音楽を通してもう一度前を向いていく映画。
この映画が胸に刺さるのは、バラバラだった個々がだんだんとまとまっていく大団円感もそうだし、そんな体験をしたかけがえない人たちでさえ永遠に一緒に同じ方向は向けなくて、集まって円になったのがばらけて、また小さな円に分かれて終わっていくところまで、それを悲観的にではなくただまっすぐ描いているからかもしれない。
グレタが終盤、また音楽を作ろうよ、たとえばヨーロッパまで行ってさと言えば、ダンは曖昧に微笑む。
デイヴが髭を元に戻して、グレタのアレンジで歌を歌ったのを見届けても、彼女は完全に彼の前から去ることに決める。
グレタは聡いから、ダンの曖昧な笑みひとつで答えがわかるし、序盤のデイヴの歌では彼の心変わりもわかってしまう。その聡さはときにすごく生きづらくさせるものだと思うけど、でも彼女の凛とした美しさに背中を押される感じがする。
落ち込んだ時、よくパソコンを開いて部屋でひとり観ていた。映画館で観たら、ひときわ音楽が際立っていてよかった。ついライブを聴いてるみたいに拍手しそうになった。
あまり響かなかった。
落ち目の音楽プロデューサーと傷心帰国する直前だった女性シンガーの出...
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