はじまりのうたのレビュー・感想・評価
全419件中、141~160件目を表示
【キーラ・ナイトレイが奏でるアコースティック・ギターの音色と彼女の透明な歌声がとても魅力的。物語自体も”喪失から再生”を描く王道で、良い。】
ー 原題:”BEGIN AGAIN”
ジョン・カーニー監督が描く傑作音楽映画再び。ー
・グレタ(キーラ・ナイトレイ)とデイブ(アダム・レヴィーン:鑑賞中、誰か分からず。・・マルーン5のボーカリストだった!ファンの皆様すいません。唄が上手いはずじゃない!)は恋人同士で、競作の曲が映画主題歌に抜擢されメジャー・デビュー決定(メインボーカルはデイブ)。
で、初ニューヨークのセレブな部屋でのセレブな暮らし・・が始まろうとするとき、すれ違い続きの生活の中、デイブが浮気・・。(デイブお前なあ・・)
・失意のグレタは旧友の売れないミュージシャン、スティーブ(ジェームズ・コーデン:良い人を演じさせたらピカ一男。)を訪ねる。
スティーブは自ら登壇するバーに彼女を誘い、演奏後グレタをステージ上に誘う。最初は断るグレタだが、壇上へ。
・彼女は”都会で独りぼっちだと感じたことがある方に聴いて欲しい‥。”と言って、
”A Step You Can't Take Back"をアコギで歌う。
ー この歌を聴いた時、”ジョン・カーニーワールド”が始まるぞ、と期待値が一気に高まる。 -
・彼女の歌は聴衆、皆に届いた訳ではなかったが、(というか、受けなかった・・。)が、ある一人の男(ダン:マークラファロ)が目を輝かせながら近づいてきて・・。
<キーラ・ナイトレイの透明で、素朴な歌声が沁みる、とても素敵な作品。
(けれども、ジョン・カーニーは気に入らなかったとか何とか言っているらしい・・。お前なあ・・。)
ジョン・カーニー監督作品のサントラは勿論、買ってますよ。
今作の前作、「Once ダブリンの街角で」の冒頭二曲とか、大好きですね。
この後、「シング・ストーリー 未来へのうた」が世に出るんだよねえ。>
<2015年4月4日 ユナイテッド・シネマ岡崎にて鑑賞>
音楽とストーリーと映像の調和
再構築の為の解ける魔法 ロマンティックな魔法が解けて、一気に現実に...
徐々にこちらも楽しい気分になってきて最終的にハッピーエンドで終わる...
徐々にこちらも楽しい気分になってきて最終的にハッピーエンドで終わるサクセスストーリー。
恋人役をどっかで見たことあるなぁと思って観てたけど歌声を聴いて一発で分かったアダムだと。
アダム映画も出るんだと思って驚いたけどこれが初らしくて珍しいなって。
普通に楽しく観れる映画。
ただあのラストは少し切ない?それともハッピー?
大勢の女の子がアダムにキャーキャー。
複雑そうな表情のキーラ。
そしてライブハウスを去る。
私だけのアダムではなくなったということなのか、大衆の為に歌うアダムとの方向性の違いを実感したのか、なかなか複雑なところ。
あとヘイリーがやたら可愛かった。
設定とルーフトップ的なところがしびれる
素敵×素敵な傑作音楽ムービー
恋人のデイブの曲が映画の挿入歌に採用され、NYで成功していく傍らでシンガーとして恋人としてジレンマを抱えるグレタ。
デイブの浮気が発覚したことをキッカケにNYの街へ飛び出したグレタが出会った友人のスティーブと落ち目の音楽プロデューサーのダンとその家族。
燻り続けてきた人々が音楽という魔法で生き生きとした表情を見せ始める物語を綴った作品。
インディペンデント系の音楽映画で高い評価を受けるジョンカーニー監督作品。
主演の女性シンガーのグレタにキーラナイトレイ、彼女の音楽を手がけるプロデューサー的存在ダンにマークラファロの2人が織りなすオリジナルの楽曲が非常に良い出来で、観ててとても楽しい作品だった。
資金面的な援助を一切受けられない状況下でダンのコネで集めた一流のミュージシャンと共にNYの路地裏やビルの屋上、地下鉄のスペースを使い、ゲリラレコーディングを繰り返していく面々の手作り感溢れるセットや手法が可笑しくもだんだん素晴らしく感じてくるのが不思議だった。
路地裏で遊ぶ子どもたちをタバコとマッチと飴玉で買収し、静かにさせた上にレコーディングに参加させるというダンのセンスがとても好き笑。
キーラナイトレイ自身の歌声もとてもハスキーで味のある歌声だった。
冒頭のBARで披露した「A Step You Can't Take Back」から始まり、前述の子どもたちもコーラスで参加したドリームポップライクな「Coming Up Roses」などとても良い曲がたくさん。
またグレタの彼氏役のデイブにマルーン5のアダムレヴィーンを起用し、本物のポップスターをミュージシャンに仕立てる粋な采配も光っていた。
彼のハイトーンボイスに乗せた「Lost Stars」が流れる劇中のラストシーンに合わせ、NYの夜の街並みを自転車でゆっくりと繰り出すグレタの姿がとても美しく、切なくて印象的だった。
鑑賞前は主演の2人の恋愛モノと捉え気味だったが、楽曲制作を通して深まった2人の絆が恋と呼ぶのか、ビジネスパートナーとしての絆なのかわからない絶妙なラインだったのがなおのこと良い笑。
そしてどう考えても1番美味しい立場にいたであろうに、全然恋愛展開にならなかったジェームズコーデンの存在が愛おしすぎて大好きになった笑。
良作!
シングストリートとセットな感じ。こういう音楽系が好きなんだろうな。...
悪いところが見あたらない
落ち込んだときに見よう
・太っちょの友達が超いいやつ(おいしくなぁれ。抱き合った拍子に倒れる自転車を、捕まえられなかったけど放置する)
・マークラファロの、楽器アレンジが加わっていく妄想わくわく
・娘のベース最高
・恋愛ものに落ち着かないところが最高
・最後に2人が見つめあって(というより、視線を交わしたまま固まって)、名残惜しさを振り切る、2人の友情が最高
音楽が
素晴らしい
どの曲も耳に残る。
ストーリーも中だるみなくスッキリ
ラストもこんなエンディングが良かったんだという感じで見たあと心地いい気持ちになります。
2人の関係が理想的。
主演共にキャストみんな好きになりました。
音楽を、サプリを飲むみたいに摂取してた日々を思い出した
夜な夜なギターのコードをおさえる練習をして、歌って、いろんな人が家に遊びに来て、恋して、怒って、泣いてってやっていた日々を思い出した。その生活とセットでいつも音楽があって、その感触をすごく思い出させる映画だった。さまよう星がすごく良くて、ラストにライブで歌われるところでは泣けた。良すぎて泣き笑いみたいな。ゲリラライブで歌われていた曲も良かった。これはアルバムを聞かないと。何もかもめちゃくちゃにうまくいかない時がある。そういう時にカチッとハマるというか、響く音楽があるのを知ってるから、そうだよねって自分になぞらえながら観てた。音楽があって、心が動いて、まぁいっかって笑えるリアルがある、 人を愛しく思える映画だった。
全419件中、141~160件目を表示