アバウト・タイム 愛おしい時間についてのレビュー・感想・評価
全380件中、321~340件目を表示
愛おしい時間について
プロポーズのシーンが一番好きなシーン。
形にとらわれないプロポーズがみれたような気がした。
プロポーズをするために準備し、考え、一生残るようなプロポーズ。
そういうのもいいとは思う。しかし、この映画では、言いたいときに言いたいことを言うために彼女のもとへ駆けつけた。それが結果としてプロポーズになったわけである。このような気持ちの伝え方がすごく好きだった。素敵だなと思った。
この映画のストーリーについて。
タイムトラベルをできるという設定で始まり、何度も同じ時間を過ごすことができる。だからこそわかる今という時間を大切に過ごさなければならないということ。毎日に愛おしい時間を感じながら、過ごすことを改めて自分の生活の中に見直していくことを訴えかけてきた映画である。
今年一番優しい気持ちになった
もしも・・・
レイチェル^^
家庭、家族っていいなと思える作品
最初の不思議話に嫌な感じがしなければ楽しめると思います。
日本人にはない人への接し方が、羨ましいと感じます。
凄く心に残る映画にはならないかもしれないけれど、あんな映画もあったなぁと思い出す位の良作かと。
日々の過ごし方
時は愛なり
最後に、主人公ティムは、一度の人生を一度だけ生きることが、人生の豊かさだと悟る。その日その日を精一杯生きるから、生きる素晴らしさや、感動を与えてくれる。その通りだと思う。
ティムの父親役のビル・ナイの言葉で、タイムトラベルを使う極意は、1日終わった後に、その日をもう一度始めからやり直すことだという。そうすると、見落としていた人生の素晴らしさを、噛みしめることができるというのだ。それは、もしタイムトラベルできなくても、そういう気持ちで、1日過ごせば、きっと豊潤な人生を送れると諭しているようだ。ビル・ナイの口から出ると、すべてに説得力がある。「マリーゴールド・ホテル〜」でも味のあるバイプレイヤーだったが、ここでも主演のドーナル・グリーソンがどんなに熱演しても、彼なしでは、こういう深みのある作品にはならなかっただろう。
このドラマは、家族とのエピソードが、体にしみ込むように胸を熱くする。忘れかけていた家族と自分との絆を思い出させてくれた。
男の映画でした
みんないい人、みんな愛おしい。
ラブ・コメディに手腕を発揮してきたリチャード・カーティス監督(「ラブ・アクチュアリー」は大好き)の、これがどうやら監督引退作になるようだ。
最近は、かつてほど映画をたくさん観られないので、ラブコメの優先順位はグッと下がってしまうのだが、本作を観られたのはまさしくたまたまである。
ただ、リチャード・カーティスの引退ということと、レイチェル・マクアダムスは気になっていたのだ。
ティム(ドーナル・グリーソン)の一家は変わり者が多いが、それなりに幸せであった。ティムが21歳になったときに父親(ビル・ナイ)から秘密を告げられる。我が一家の男子はタイムトラベルができる。
ティムはこの能力で金もうけをしようとはせず、自分のささやかな幸せのために能力を使う。
メアリー(レイチェル・マクアダムス)との恋の成就などは微笑ましいくらいである。
1日1日を大切に過ごせ、とは、リチャード・カーティスの遺言めいていてせつないのだが、このみんながいい人のドラマこそがリチャード・カーティスの真骨頂。これで見納めとはなんとももったいない話である。
幸せになる。
1日を大切に生きたい。
主人公は自分の過去にタイムトラベルできりる遺伝子をもっているという突拍子もない設定でした。
失敗はいつでもすぐやり直しにいける!より良い過去を作れる、という前半は都合のいい話でしたが…
一瞬を大切に生きていく。ということを教わりました。
あえてご都合主義に
過去に戻る力を持つ男が、何度も過去へ行ってやり直したり、現在に戻ってみたりを繰り返し、幸せな人生を作っていくファンタジー。
タイムパラドックスを扱っているのでSFかと思いきや、その辺は設定がすごく適当だし、御都合主義で、突っ込みどころは満載なので、ファンタジーとして割り切ってみないと受け付けないだろう。
主人公の、生まれ育った家庭環境も、時間を行き来できる能力も、弁護士としての成功も、どれも恵まれ過ぎていて、多少家族のことで不幸や問題があろうとも、それくらいどうって事ないだろっと思ってしまうのだが、心に余裕を持ってみれば、ご都合主義の展開も楽しめるってもの。
さて、最終的に主人公は、タイムトラベルについて一つの境地に辿り着くのだが、それは、ある意味でタイムトラベルで過去を変えたり人生をやり直すことを頭から否定することでもある。
つまり、この作品は、SFとしてタイムパラドックスの設定をあえて雑に描き、最終的にはタイムトラベルによって描かれるファンタジー作品そのものを否定してしまっているのだ。
それがまさに「時間について」考察した監督の答えだ。そうやってタイムトラベルというSFファンタジーに対してシニカルな視点に立つことで、タイムトラベルによって成功を勝ち取ることよりも、家族と真剣に向き合うことや、交流や絆が大切であるという人間賛歌、人生賛歌を描いている……と解釈するのは、ポジティブに解釈し過ぎだろうか。
最後に、主人公の妻を演じるレイチェル・マクアダムスが可愛いことも特筆しておく。
Life is Beautiful
アバウト・タイム…”その時が来た”
気になっていたもののなかなか足を運ぶ強い欲望にまで至らず、でもあまりの評価の高さにとりあえず当作が引退作という巨匠監督の名作、大好きだった『ノッティングヒルの恋人』を前夜に再鑑賞。それ以外になんら当作の予習も予備知識も無し。
始まりから30分はいきなりの睡魔。でも何かどこかにきっと…と思って睡魔を乗り切る。後半から…おや????そしてエンディング付近になってこう来るかぁ!!と涙腺の破裂も間に合わない、それこそ野球のピッチャーで言えば150キロの速球ど真ん中で来ると思いきや、ゆるいでも鋭いチェンジアップで三振してしまったような感覚。動体視力が鋭い方々はおっつけてのすすり泣きがそこらここらで。
映画評論はわずか数行の言葉に落とし込む事がとても難しい、でもこの作品は特に。なぜならば言葉が見つからないような初めての新鮮な感動。
一言でまとめるならば『Life is Beautiful』。
明日の自分のため、自分の愛する人々のために 今日、いや今この時間を大切に生きよう。
全380件中、321~340件目を表示













