ある精肉店のはなし

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ある精肉店のはなし

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解説

大阪貝塚市で代々、育てた牛を家族で食肉処理し、販売している精肉店を営む一家を、温かなまなざしで見つめたドキュメンタリー。大阪貝塚市にある北出精肉店では、7代目の長男が肉質を見極めて切り分け、妻は接客にいそしみ、ガレージで太鼓屋の看板を掲げる次男も自ら牛を解体し、なめした皮を使ってだんじり太鼓の皮の張り替えを行っている。しかし、穏やかに暮らす一家の心の中には、その仕事ゆえにいわれなき差別を受け続けてきた父の姿があった。それでも仕事に対する誇りをもって自らを律して生き、命を食べて人は生きるという生の本質を見つめ続けている一家の1年間を記録した。原発開発計画に反対する山口県祝島の人々を描いて大きな反響を呼んだ「祝(ほうり)の島」の纐纈あや監督の第2作。

2013年製作/108分/日本
配給:やしほ映画社、ポレポレタイムス社

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
プロデューサー
本橋成一
撮影
大久保千津奈
録音
増田岳彦
編集
鵜飼邦彦
サウンドデザイン・整音
江夏正晃
音楽
佐久間順平
製作統括
大槻貴宏
製作デスク
中植きさら
グラフィックデザイン
大橋祐介
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フォトギャラリー

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映画レビュー

4.0命を頂いて生きてゆく

2017年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

命を頂いて生きていることをもう一度見つめ直すドキュメンタリー。

命から食べ物にする過程もさることながら
残った皮を太鼓にしてゆく過程も興味深いし
被差別部落の歴史にも触れていて、
生きてゆくことの二重の罪、
他の命を頂いて体を維持し
他を貶めることで己の優位を保とうとする
人間というものの二重の罪を深く感じました。

その中で人の命を育む仕事としての矜持を持って生きて来た人々の
淡々した日常に、ただただ頭が下がる思い。

私は革製品の販売をしており、食べるという以上に
もっと多大に牛さんの命の恩恵に預かっているので、
このドキュメンタリーは観ておくべき作品だと思って鑑賞。
牛さんが生きている時に
ちょっと擦りむいて出来たような小さな傷に
文句を言う様な罰当たりな客には
もう何も売りたくない気持ちになりました。(笑)

今は自主上映が主流になってますが
チャンスがあれば是非ご覧ください。

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星のナターシャ

4.0と畜から行っている精肉店の一家の話。 肉屋と同和地区というのは密接...

2017年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

と畜から行っている精肉店の一家の話。

肉屋と同和地区というのは密接な関係にあり、そのことを避けては通れない。
それを現実として、でもさらっと触れている。大変な思いをされたこともあると思うが、それも含めてのサラッと、という感じ。それを感じると何とも言えないほどの重みがある。

と畜場が閉鎖に伴って牛を飼うのを止めることになり、最後の牛が運ばれてくる。

「生きている時は情が入るが、その後は商品」という言葉は忘れられない。

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キッスィ

3.0自分の生き方、社会との関わりを見つめ直す

2015年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

被差別部落の問題に正面から切り込んでいる。というような大上段に構えたドキュメンタリーではない。
ある一家が、自分たちの生業に対するいわれなき差別や貧困にもめげずに生きてきた先達を偲び、また、自らも新しい時代に適応しつつ、子供たちの時代に残すものを真剣に考えている姿を捉えている。
この一家の、明るく朗らかで、時に豪胆な生き方。そして、社会経済の変化がここにも例外なく押し寄せて、失われていくもの、解き放たれていくもの、新しく生まれてくるもの。これらスクリーンに映るものを観て、自分自身の生活や社会との関わり方が、このように真摯なものなのか、改めて問い直させる。
どこか知らない土地の知らない人々の「かわいそう」な姿を憐れむのではなく、具体的な土地に必死にしがみついて生きている人々の生き方と、自分の人生とを照らし合わせることができる内容である。

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よしただ

4.0豊かな生活

2014年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

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古泉智浩
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