馬々と人間たち

劇場公開日:

馬々と人間たち

解説

雄大な自然の広がる島国アイスランドを舞台に、馬と人間たちが織りなす生と死と欲望の物語を馬の視点からつづり、世界各国の映画祭で話題を集めた異色ドラマ。強い絆で結ばれた馬と人々が繰り広げる奇想天外なエピソードの数々を、悲劇も喜劇も馬も人間も同じ目線で捉えたユニークなスタイルで描く。独身男性コルベインは未亡人ソルベーイグとひかれあっていたが、互いの馬同士が先に結ばれてしまう。一方、ベルンハルズルは大好きなウォッカを手に入れるため、愛馬に乗って冷たい海に飛び込むが……。アイスランドの演劇界を代表する俳優・演出家のベネディクト・エルリングソンが長編初メガホンをとり、「コールド・フィーバー」の名匠フリドリック・トール・フリドリクソンが製作に参加。出演は「陽のあたる場所から」のイングバール・E・シーグルズソンほか。2013年・第26回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、最優秀監督賞を受賞。

2013年製作/81分/PG12/アイスランド
原題または英題:Of Horses and Men
配給:マジックアワー
劇場公開日:2014年11月1日

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(C)Hrossabrestur2013

映画レビュー

1.0サイコスリラー&スプラッタホラー。

2024年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

もう絶句。アイスランドをほとんど知らないからどう捉えていいかわからない。混乱。
ありえないけど、そうとも言い切れないエピソードの連続。
すべてのエピソードが極端なのに、日常ですと言わんばかりに平然とすすんでいくのが恐い。
日常なのか。そうとも思える。恐い。ウソだと言って。

相当グロいところもあり、並のグロ映画よりグロい。
勘弁してよ、こんなんだと思わなかった。知ってたら観なかった。私はグロに弱い。
言葉が最小限だから、恐さ倍増なんだよね。

パンフレットで色々知りたかったけど、安心できなさそうで、恐怖が確信になりそうで買わなかった。

二度と観ない。はやく忘れたい。(笑

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──各エピソードはどのようにして作られたものなのでしょうか。実際の出来事をもとにしているのでしょうか?

監督:そうですね、私の頭の中にあるファンタジーもありますし、私が小さい頃に働いていた田舎で見聞きしたエピソードもあります。この映画は私にとってセラピーみたいなものでした。私はレイキャビック(アイスランドの首都)出身の都会っ子なんですが、幼い頃4年くらいに亘って夏に田舎で、この映画で描かれているような馬がいるコミュニティで働いたことがあり、その際すごくカルチャーショックを感じました。この映画を作ることによって、そのカルチャーショックを癒すことができました。

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要するに、世界にぶちまけることで、監督は癒やしを得たと。
ありがとう。私は何かを背負わされた気分でいっぱいです。いいけど。

馬の美しさとか、大地の荒涼さとか、馬の目に映し出される景色とか、まぁグロも、画的にはすばらしかった。

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zoumyao

4.0説明し過ぎない秀作

2021年1月10日
iPhoneアプリから投稿

主人公らしき男性を監視しまくる村の人々。
これが「独身男性と未亡人との恋の行方に気を揉む村人たちの好奇の目」という解釈に辿り着かないと終始「?」の作品になる気がした。

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ツァラトゥストラ

4.0やばっ。

2018年3月11日
iPhoneアプリから投稿

とにかく、とんでも事件が起こりまくる。こんな何も起こらなそうな土地で、事件が起こりまくる。しかも、どれも「なんで!?」と言いたくなる珍事件ばかり。カルチャーショックがすごい。これがリアルなアイスランドなら、とてもとても厳しい土地だ。

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あみ

3.0馬の走り方が面白かった

2016年4月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

馬の走り方にまず違和感を感じたけど、アイスランドの馬はそんな走り方なんだろう。
駈歩(かけあし)と速歩(はやあし)の間くらいの足の動かし方に見惚れた。
日本で見る馬は、サラブレッド系が多いのでアイスランドの馬の顔とは全然違ったが、たぶんアイスランド野生種の顔立ちなんでしょうね。
生活の中に馬がいるって羨ましい。
映画としては、やはりストーリーがないと観ていて、んーーってなってくる。
悪い映画ではないと思うけど、エンターテイメントとして観るのは少々難がある。
馬が好きな人にはいいと思いますよ。

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aoironomegane