愛しのフリーダ
劇場公開日 2013年12月7日
解説
「ザ・ビートルズ」の秘書を務めていたフリーダ・ケリーが、ビートルズ解散後50年を経て初めて当時の仕事やメンバーとの交流を語ったドキュメンタリー。1961年、リバプール。17歳のフリーダはキャバーン・クラブの小さなステージで演奏している4人組と出会い、その音楽に衝撃を受ける。その後も何度もクラブへ通い、ファンとしてバンドメンバーとも親しくなったフリーダは、バンドマネージャーのブライアン・エプスタインから、バンドをマネージメントする会社の秘書に抜擢される。確実な仕事ぶりと親しみやすさで信頼を獲得していったフリーダは、やがてファンクラブの運営も任されるようになり、想像を超える早さで世界的スターへと成長するビートルズを影から支え、見守っていた。メンバーはもちろん、その家族からも慕われたフリーダが、ビートルズ解散後沈黙を守っていたのはなぜか、そして50年がたったいま当時を語る決意をしたのはなぜか、その心境や世界的ロックスターと過ごした青春の日々を明らかにする。
2013年製作/86分/G/アメリカ・イギリス合作
原題:Good Ol' Freda
配給:KADOKAWA
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2020年10月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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誰もが知っているレジェンド、ビートルズのファンクラブの会長であり、ブライアン・エプスタインの秘書でもあったフリーダ・ケリーさんのドキュメンタリー映画です。
いやー、ビートルズって本当にスゴい人気だったんですね。当時の映像を観てると社会現象なんて言葉が生易しいぐらいに物凄い人気だったんだなってのが伝わってきます。で、そんなビートルズの1ファンから秘書になったフリーダさんですが、メッチャいい人でした。
自分もビートルズのファンだからファンの気持ちをちゃんと理解してて、ファンクラブの雑誌もずっと発行してて。72年まで発行してたらしいのでビートルズの解散後もしばらく続けていたんですね。家族の一員みたいになっていたので、最後の方のドロドロした状況はしんどかったろうな。
でも、自分もファンだったから気持ちがわかるって事で、ファンのリクエストにできる限り答えようとする姿勢が素晴らしいです。リンゴのファンの方から枕のシーツが送られてきて、リンゴが一晩使ってサインして送り返してってリクエストに、普通なら「何それ、気持ち悪い」ってなりそうなのに、ちゃんとリクエストに答えて枕カバーをリンゴに使ってもらうエピソードとか今じゃあり得ないですよね。
挿入されている歌がビートルズは数曲で、ビートルズ以外の歌が使われているのが多かったのが不思議でしたが、版権の関係とかなんでしょうか?
何はともあれビートルズの人気の影にはフリーダさんのファンクラブを運営する努力があった事がわかりました。きっとメチャメチャ大変だったでしょうけど、メチャメチャ濃密な時間だったんじゃないかなっと思います。
そして、最後にフリーダさんについて語るリンゴ!リンゴはやっぱりいいヤツですね!
2016年12月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
P・マッカートニーのインタビューが取れていたら完璧だった。
初期のThe Beatlesから彼等の親など興味深く彼女の視点から語られるThe Beatlesが新鮮。
ファンから嫉妬などで嫌がらせとかなかったのか?
どれだけ親密な関係だったのか解らないが映画も撮ったことだしフリーダなりの濃密なThe Beatlesの本でも書けば良いのに。
貴重な生き証人なのは確かだ。
ビートルズファンなら必見
楽しい気持ちになりました。
初めて見る映像も多く、上映時間が
とっても短く感じました。
2013年12月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ビートルズが活躍していた時代に生きてなかったので何でも知りたいと思ったのが観るきっかけ。元秘書が今さら何を語るのか?どんな目的で?と興味を持っていた。主人公の元秘書とても信頼を受けていた方で今回映画に出た理由は家族・本人の口から告げられる。いくらでも物語として映画になったりできたが、本人の語りでドキュメンタリーであって本当によかったと思う。あの時代に生きた気分が少し味わえた。
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