ともしび

劇場公開日

  • 予告編を見る
  • AmazonVideoで今すぐ見る
ともしび
ともしび
12%
43%
29%
4%
12%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

「まぼろし」「さざなみ」のシャーロット・ランプリングが、2017年・第74回ベネチア国際映画祭で主演女優賞を受賞したドラマ。ベルギーの地方都市を舞台に、人生も終盤に差しかかった主人公の女性が、さまざまな業を背負い、もう一度「生きなおす」までの悲しみや決意を描いたミステリードラマ。ベルギーのある小さな都市で、夫とともに慎ましやかな生活を送っていたアンナだったが、夫が犯したある罪により、穏やかだった生活の歯車が少しずつ狂い始めていく。やがてその狂いは、見逃せないほど大きなものとなっていき……。共演に「ル・アーヴルの靴みがき」のアンドレ・ウィルム。監督はイタリア出身のアンドレア・パラオロ。

2017年製作/93分/G/フランス・イタリア・ベルギー合作
原題:Hannah
配給:彩プロ

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

詳細情報を表示

Amazonプライムビデオで関連作を見る

Amazonプライムビデオ

30日間無料トライアル 月額500円で映画見放題

Powered by Amazon

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10

2017 (C) Partner Media Investment - Left Field Ventures - Good Fortune Films

映画レビュー

3.5静けさの中に、名女優ランプリングのミステリアスな目線が突き刺さる

2019年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

この映画はなかなか手強い。ミステリアスな映画というべきか。ひねくれた映画ではないのだけれど、全く手の内を見せてくれないので、観客はこれがどのようなジャンルに位置付けられるものなのか判断がつきにくい。それはひとえにこの女優、シャーロット・ランプリングの佇まいが成せるものでもある。彼女がただ物憂げに佇んでいるだけで、その内面に様々な心象模様が渦を巻いているのがひしひしと伝わってくる。それだけでなくこの名女優は、よりによって市民講座の演劇クラスに参加する中年女性を演じているのである。

本作には説明的な箇所が一つもない。全ては状況や表情から察するしかない。そうやって察しているうちに、我々はいつしか彼女が何を考え、どのような末路を歩もうとしているのか、何かしらの決意、そして近い未来すら察してしまった気がしてドキリとさせられる。つくづく静けさの中に、恐ろしいほどの得体の知れなさを秘めた映画である。

コメントする
共感した! (共感した人 4 件)
牛津厚信

3.5テネットと同じく回文になった名前HANNAH

kossyさん
2020年9月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 与えられた情報量の少なさから、アンナの日常を事細かにチェックしなければならない。多分実年齢と同じ70歳くらいの役柄だろうか、行動力だけみるとそれほど衰えてもいない。

 演劇クラブ、ジムのプール、そしてエレーナと盲目の息子のいる豪邸での家政婦、自宅では愛犬フィンとの生活というルーチンとなった日常生活。しかし、夫は何かの罪で刑務所へと収監されることとなり、年齢的にも一緒に暮らせない仲となりつつある。

 結局はその罪のおかげで息子ミシェルからも嫌われ、孫のシャルリーとも会えなくなってしまった。おそらくは夫が死ぬまで疎遠となることだろう。映画の中では愛する孫、家政婦先の盲目の二コラ、そして多分夫の被害者である子どもニコラという3人の幼き子どもの対比。プラスして、アパートの階上に住むやんちゃな子どもまでいる。

 徐々に生活にも綻びが見え始める様子が痛々しい。ジムの会員証が無効となり、地下鉄での名も知らぬ青年のパフォーマンスを見つめるアンナ、打ち上げられたクジラの無残な姿、すべてが虚無感に満ちてくるのです。さらには愛犬家としては泣けてくるような・・・

 そんな悲しみに包まれる人生のともしびとも言える時間と空間ではあったけど、小学校での楽し気なシャルリーを遠くから見守ったり、家政婦先のエレーヌの輝きにも幸せを見出している気もした。人生の終焉、それでも幸せに余生を送りたい。何か希望が見いだせれば・・・と、そう遠くない自分に置き換えてもみた。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 3 件)
kossy

3.5【老境を迎えた夫婦に起きた事。独りになったアンナは、どのように生きたのか・・。】

NOBUさん
2020年9月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

難しい

ー序盤から、ラストまで観客に与えられる情報は極めて少ない。-

・アンナの夫は何らかの罪を犯し、収監される。そして、アンナは愛犬フィンに”あの人は帰って来ない・・”と告げる。
ー途中の、扉越しの被害者の子供の母親の声。朧気ながら、アンナの夫が犯した罪が透けて見える。-

・アンナは、息子と孫に会いにケーキを焼いて持っていくが、庭先で息子から拒絶される。トイレで激しく嗚咽するアンナ。
―その後、面会した夫と息子には大きな確執があることも、示される。-

・一人で静かに過ごすアンナ。市民プールに泳ぎに行くが、職員から”この会員証はもう、無効です‥。”と告げられる。
―彼女を取り巻く、閉塞感が凄い。-

・愛犬のフィンを譲り、正装しするアンナ。いつものように、演劇学校に行くが、途中で演じられなくなり、”外の空気を吸う”と言い、部屋をでる。
そして、地下鉄の長い階段を早足で降りるアンナ。
ー物凄い緊張感。アンナの思いつめた表情。そして、地下鉄が近づいてくる・・。-

<数少ない情報のみ、観客に与えつつ、老境のアンナが置かれた状況を表す手法。それにこたえるかのような、アンナを演じるシャーロット・ランプリングの深い哀しみを湛えた表情。
 ラストの彼女の行動をどう見るかは、観客次第であろう。>

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 4 件)
NOBU

4.0ランプリング・ショー

2020年9月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(シャーロット・ランプリング)はベルギーで夫と暮らしていたが、夫に召喚状が届き、出頭するとそのまま収監されてしまう。
主人公は日常生活のルーチンを頑なに守ろうとするが、次第に破綻していく。
息子に拒絶されたときの慟哭は胸に突き刺さる。

コメントする
共感した! (共感した人 0 件)
いやよセブン
すべての映画レビューを見る(全27件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る